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このカウアイ島編では，カウアイ島に出かけ，キラウエア保護区,グアバ農園,ハナレイ渓谷,ワイメア峡谷を見て回ったときの写真を載せました．
キラウエアには灯台があり自然保護区になっている．またこの近くにはグアバ農園などが見られる．
カウアイ島の空港に着き，海岸沿いに通る道を反時計廻りに少し走るとこのような岬の灯台風景に出会う．ハワイ最北端だそうで，きれいな海だ．この辺りでは「ザトウクジラ保護区」（A sanctuary of humpback whale and more）の標識が置かれている．19世紀初頭アメリカの捕鯨船は主にランプ用の鯨油採取のために太平洋の日本近海までの広い海域で捕鯨を行ったそうだ．その頃オアフ島やハワイ島は重要な捕鯨基地だったそうだ．油を採ったら肉など他の部分は捨てていたそうであるから，太古の時代から殆ど余すことなく利用した日本の捕鯨とはえらい違いだ．乱獲したのはアメリカ側であって，それを一方的に”全面的”捕鯨禁止とは理不尽としか言いようがない．
ハナレイ渓谷や海辺はのどかである．
キラウエア灯台から西に進むとこのハナレイ渓谷展望台に出合う．正面の山はカウアイの最高峰で，ワイアレアレ山（Mt. Waialeale：1569m）というそうだ．この写真もそうだが，1年中雲がかかっているのだそうだ．この山の年間降水量は12,000mmを超えるそうだからメチャ多いであろう．ちなみに東京の年間降水量は1,500mm弱のようだ．でもあまりの水量で栄養源が濾過され，多くの植物は育たないそうで，まあ，過ぎたるは及ばざるが如しの見本か．ところで渓谷は水田のように見えるが，さて農作物は何だったか？タロイモ畑だったような．．．．このハナレイ渓谷展望台にも野生動物保護区の立て看板があった．
下は，ハナレイ渓谷などの写真あれこれ
ワイメア峡谷はグランドキャニオンのミニ版と云った趣でなかなか美しい．
ワイメア川によって浸食され，深いところは高低差約1kmにもなる渓谷は，赤，茶，灰褐色などで彩られる．ただ撮影したこの写真は順光線のためか腕のためかフラットでちょっと迫力に欠く．ここはハワイのグランドキャニオンといわれるそうである．本家アリゾナのグランドキャニオンと比べれば規模は小さいものの，色合いなどの印象は少し似ていようか．この展望台にたどり着く前の山の中腹では壊滅的な被害をもたらしたという1992年ハリケーンの爪あと，立ち枯れた木々が多く見られた．今見てもその凄まじさははっきり偲ばれると思った．
下は，ワイメア峡谷の写真あれこれ
おしまいまで見ていただきありがとうございました．
