7月4日はユングフラウ方面に出かけた.
電車が進行するに連れユングフラウとメンヒ,氷河が見えてくる
今になるとどれがどれか区別するのに自信が無い.右下写真で,左がアイガー北壁,右がユングフラウの麓(頂上はここから見えないので),その間にある低く見えるのがメンヒ,だったか....?
アイガー,メンヒとともにオーバーランド三山と呼ばれるそうな.初登頂は,アーラウ在住のメイヤー兄弟によって1811年に達成されたそうだ.かつては登るのが難しい山であったが,現在は我々もこれから乗るユングフラウ鉄道のラック式鉄道の標高3454mユングフラウヨッホまで利用できる.なので当時と比べれば遥かに容易にアタックできるであろう.
メンヒは1857年に初登頂されたそうである.メンヒとはドイツ語でお坊さんの意味というが,英語のmonkと多分語源が同じで,従って概ね同意味であろう.
下は,グリンデルワルト駅からクライネシャイデック駅までの風景
鉄道を乗り換えてアイガーグレッチャーへ向かった
トンネルの中,展望窓のあるアイガーヴァントで一時停車し下を展望する.
ここもまた展望室が設けてある
ユングフラウヨッホまで上がると真っ白な雪と氷河が望めた.
ヨーロッパ最大の氷河.長さ22kmくらいあるが,近年の温暖化でどんどん後退しているようだ.厚さは最も深いところでは1,000mもあるそうだ.自然遺産の分野で「Jungfrau-Aletsch-Bietschhornのアルプス地域」として2001年世界遺産登録されたそうである.
下は,ユングフラウヨッホからの眺めあれこれ
再び列車でアイガーグレッチャーへ戻った.ここから歩いて下ることになる.
なだらかな下りで花がいっぱいだった.
下は,アイガーグレッチャーからクライネシャイデックへ下るときの眺め
この後アルッピグレンに下ったのであるが,かなりの雷雨で一枚の写真も撮っていなかった.