列車でツェルマット駅に降り立った.ここのホテルに滞在し,いくつかのハイキングに出かける.
シャモニーから再びスイスは,マッターホルンの麓,ツェルマットに向かうことになった.バスの乗り入れが禁止されているツェルマットへは一旦テッシュでバスを降り,列車でツェルマットへ乗り継ぐことになる.
下は,シャモニーからテッシュへ至る各地の風景.
テッシュからツェルマットへ短い区間列車に乗った.外観は京急か何かに似た感じだが,中は展望も良くなかなか気の利いた車体だ.
登山,ハイキング基地,美しいツェルマットにやってきた.
ツェルマットの街で(1)
普通の車が禁止されている代わりに馬車や電気自動車がいくらか走っている.
ツェルマットの街で(2)
いろいろな花が短そうな夏に合わせて咲くようだ.
ツェルマットの街で(3)
ヤギを連れてメインストリートを行く少年など
マッターホルン( Matterhorn:4,478m)は スイスとイタリアの国境に位置する.1865年7月14日,イギリス人 E.ウィンパーの一行によってスイス側の北東稜(ヘルンリ山稜)から初登頂されたが,下山中7名のうち4名が墜落死するという遭難事件が発生したという.最難関である北壁からは,1931年ドイツのシュミット兄弟によって初登頂されたそうである.この困難な北壁ルートは,アイガー,グランドジョラスのそれを含めて三大北壁と呼ばれる.冬期では,1962年2月,H.V.アルメン,P.エッターのスイス隊によって達成されたという.スイス側ヘルンリ山稜からの一般ルートはツェルマットを登山基地として,夏であれば多くの登山者によって登られているそうである.我々のガイドも一度登ったそうで,頂上はとても狭いと言っていた.