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このデンマーク編ではコペンハーゲン,人魚姫,駅,郊外の写真と記事を載せました．
この街では無数の運河があるそうで，ここはニューハウンと呼ばれる地区だそうで，あちこちにボートやヨットが見られる．運河沿いにはカフェやレストランが並んでいる．
慰霊碑か？花が沿えてあった．車と同じように船舶が一般的に使われるのであろうから，それだけ事故も起こりうるであろうと思う．
この運河の右岸には「マッチ売りの少女」「みにくいアヒルの子」などを記したアンデルセンが晩年一時暮らしたアパートがある．なおアンデルセンについてあるサイトで以下のように紹介されている．
靴屋の息子で，家は貧しかった．学校にも行かず好き勝手に暮らしていたアンデルセンは，絶対に有名になるんだと，１４歳で単身コペンハーゲンへ上京し，舞台俳優を目指す．声楽学校の校長に見初められたが，声がつぶれ見限られてしまう．それでもあきらめず，つてで王立劇場バレー学校に入学．２年後，声も容姿もむいていないとはっきり言われ，俳優はあきらめるが舞台からは離れず，脚本を書くことにした．処女作は駄作で誤字が多いと却下される．アンデルセンはまともに文章が書けなかったのだ．アンデルセンの才能を感じ取ったヨナス・コリンは大学へ行かせてやる．その後詩人としても，童話作家としても名声を得るが，やはり舞台からも離れなかった．アンデルセンはさすらい人で海外へ30回近くも旅に出かけている．ドイツではグリム兄弟にも会っている．貴族の館に招かれて滞在したり，暇さえあれば国内を転々とし，創作に励んだ．人生最後の日も旅先で迎えたという．貧しい家に育ったアンデルセンは国葬されるまでの偉大な作家になっていた．と述べられていた．
目立ちたがり屋であろう，この出立ちは可笑しいが確かに目立つ．
下は，コペンハーゲン運河周辺
コペンハーゲンだけでも沢山の宮殿があるそうで，アマリエンボー宮殿は現女王様が住む宮殿だそうだ．広場を４つの建物がぐるっと囲むようにして建っている．そしてこの王宮は大きな船が停泊できる岸壁近くに位置し，王宮の先に，一旦は建設費不足で中断し，長年を要して完成したというロマネスクバロック教会が見える．
単なるお飾りでなく，熊の帽子の衛兵は実際の警護業務もこなしているそうだ．確かにゲートを出入りする車の交通整理とかこなしていた．
下は，コペンハーゲンのアメリエンボー宮殿と周辺．岸壁やロマネスクバロック教会がすぐ近くである．
ついに人間になることがかなわなかった哀しみを抑えるかのように，ひっそりと物憂げに海を見つめる人魚姫の姿．世界３大がっかり名物（註↓）の１つと言われるらしいが，破壊事件とか度々事故に遭ったため話題には事欠かないようだ．筆者はよく知らないのであるが，ある処から引用すると，海の王には６人の娘がいた．いちばん美しい末娘にはたったひとつの願いがあった．人間と一緒に暮らし，永遠の命を授かって王子と結婚することだ．彼女は魔女に助けを求め，自分の声と引き替えに２本の足を手に入れて，王子の側に行くことができる．しかし何も知らない王子は別の娘と結婚し，人魚姫は海に身を投げ，泡となって空に昇っていく，と云うことだ．
（註）シンガポールのマーライオン，ブリュッセル の小便子僧と共に，この不名誉な称号「世界３大がっかり名物」を授けられているそうだ．期待した割に大したことがない，と云うのがその理由らしい．まあ期待が大き過ぎるきらいもあろう．
下は，人魚姫像の辺りの写真．間近にヨットハーバーもある．
ストロイエは1962年に作られた世界最初の歩行者天国で，全長1.5kmもある長い歴史の歩行者天国だそうである．途中に広場があったり，ニコライ教会，文具店，通りの終点辺りに王立劇場がある．
いかにもヨーロッパの街並みらしく看板があまりなく目立たないが一階部分が店舗になっている場合が多いようだ．
右写真の路上アーチストは道路上に直接描く．ストロイエには大道芸人やストリートミュージシャンがたくさん集まるようだ．
下はコペンハーゲン歩行者天国の眺め．著名なロイヤルコペンハーゲンの本店など並び，いろいろな人々が歩いている，たとえば愛嬌よく話し掛けてくれたのにカメラを向けたらはにかんだ「もう直ぐ２歳の子」など．
首都コペンハーゲンはシェラン島の北東部に位 置し，人口150万の北欧最大の都市だそうだ．コペンハーゲンはデンマーク語で 「商人の港」 を意味し，1167年アブサロン大僧正による要塞建設から始まったという．海に面し，運河が多い，まあそういった感じか．
| ↓チヴォリ公園入り口 | ↓コペンハーゲン駅 |
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| ↑勲章をいっぱい付けた人 | ↑国会議事堂の紋章 |
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下はコペンハーゲン市街地あちこち．ねじりん棒の尖塔がとても印象的な旧証券取引所などが見える．
このレストランで「オープンサンドイッチ」のお昼を食べた．オープンサンドイッチというのはデンマーク独特の代表的伝統料理らしい．デンマーク語でスモーブローと発音するそうだ．基本的な食し方は，小エビ，スモークサーモン，魚のフライ，．．．などの具にあわせて黒または白パンで，ナイフとフォークでパンと具を一緒に食べやすい大きさに切って食べる．この食べ方，つまり「サンドイッチ」に惑わされてはいけないことに特徴があろう．
| コペンハーゲンのレストラン | オープンサンドイッチ |
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下は，コペンハーゲンの駅近くの写真あれこれ
左上は空港近くの海上に設置した発電用風車群．海上なので騒音問題に対しては大丈夫．デンマークでは，実に11％もの電力をこの風力発電で稼ぎ出しているという．将来は45％までにする計画だそうだ．ここコペンハーゲン空港で入国審査を行えば，他のスカンジナビア諸国では入国審査はしなくて済むのが便利だ．
| 海上に設置した発電用風車群 | コペンハーゲン空港 |
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| コペンハーゲン空港 | コペンハーゲン空港 |
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ここは宿泊したコペンハーゲン郊外にあるホテル周辺．左上の，教会前のバス停からは２階建ての路線バスが発着していた．まだ９月であったが，北に位置するためか住宅街の木々は紅葉し，リンゴがたわわに実っていた．ここ辺りの戸建て住宅は殆どがレンガ造りのようである．住宅街の一角に保育園があり子供達がシャベル遊びに興じていた．右下写真はこの住宅街の（多分市の）清掃担当で，とてもフレンドリーだった．後でこの写真をメールで送ったら”おかしいけど，とてもいい!!”と喜んでくれた．
| コペンハーゲン郊外の教会 | 郊外の住宅街 | 郊外の住宅街 |
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| 郊外の住宅街 | 保育園の子供達 | 住宅街の清掃担当 |
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下は，コペンハーゲン郊外の写真．集合住宅も徹底的にレンガ造りである．また市街地のみならずこのような住宅街でも自転車専用路が設けてあるのに驚かされる．
