このノルウェイ編ではオスロ市街,オスロ国立美術館,フログネル公園,ベルゲン鉄道の写真と記事を載せた.
森に囲まれた無数の湖が見える.成田上空からの眺めも他の都市と比すれば緑多く美しいと思うが,ここはそれ以上に美しい.オスロとは古代ノルウェー語で「神の牧場」を意味するそうだ.ノルウェーの南東部に位置し,ノルウェーの首都として,あらゆるビジネスの集合するという典型的な近代都市.主要産業は造船業で,人口はおよそ50万人だという.住宅街も緑豊かである.
↑オスロ上空 | ↑オスロ上空から見る住宅街 |
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オスロ空港は小規模で近代的な感じだ.そこから市街地へ連なる平地は主に牧場のようである.首都近郷と言えどものどかな光景だ.
↑オスロ空港 | ↑空港から市街地へ連なる平地 |
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霧が立ち込め美しい.
下は,オスロ駅とその周辺,その他市内の写真
次にオスロ市庁舎を訪ねた.
外側は何の変哲もない建物に見えるが.....
大ホール内部はこのようになかなか見事な壁画が掲げられている.ノーベル平和賞(なお物理学賞等ほかはストックホルム)授与会場となるそうである.また回廊にはノルウェイの神話に基づくと云う浮き彫りが嵌め込まれている.
↑ノーベル平和賞授与の市庁舎の大ホール | ↑オスロ市庁舎の壁画 |
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下は,オスロ市街の写真あれこれ
住宅街を少し歩いてみた.
下はオスロ市住宅街の写真.小さな八百屋の軒先には野菜と果物が並べられていた.野菜は主にノルウェイ南地方で産し,果物のかなり多くは輸入に頼っているようだ.
下は,オスロ住宅街の写真
オスロ郊外,ラディソンホテル周辺を歩いてみた.
川のように見えて,舐めてみるとしょっぱい.また中央に大型船が航行していくのが見える.フィヨルドで形成される水底は相当深いのだという.
下は,オスロオスロ郊外,ラディソンパークSASホテル周辺の写真あれこれ.ホテルの庭に,栗に似たナッツが実っていたが食することはできないそうだ.
特にムンクで知られるオスロ国立美術館
庭とかなくて道路に面している.他国のようにX線検査も無いし重装備のガードも居ないし,庶民的な佇まいである.
このように絵と彫刻が収められている.ものものしさがなくリラックスして観賞できる.フラッシュも自由である.でもよく考えないで油絵をフラッシュで撮ったら,下にあるようにテカテカになって.....
下は,オスロ国立美術館の写真あれこれ
フログネル公園,あるいはダスクヴ・ヴィーラゲンの彫刻公園と呼ばれ,氏の多数の石像,無数のブロンズ像,さらに扉などもある.この彫刻公園は下に掲載の案内板のように広い.
↓フログレル公園入り口:ヴィーラゲン像あり | ↓多数の体が刻まれた17m/260tの塔 |
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↑なかなか趣のある公園裏門 | ↑フログネル公園近所の居住区 |
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下は,フログネル公園の写真あれこれ.最初のは,有名で最も人気があるという「地団駄を踏む子どもの像」.あまり可愛くない(?)ね~!
オスロ駅からミュルダール(Myrdal)駅までベルゲン鉄道に乗った.ここで次のフロム鉄道に乗り換える.
ベルゲン鉄道はここから始まる.停車している列車がこれから乗る車両.二等車とはいってもなかなかどうして快適な座席である.
オスロ駅を出発した列車はノルウェイの森林地帯をひたすら走る.徐々に高度を上げてくると共に車窓の風景が一変し,木が少なく,遠くまで続く山と湖が見えるようになる.秋分というのに万年雪があちこちに見える.
とても空いているし,それに眺めもいい.オレンジ色のベストを着た車掌さんは,このコーヒーショップの店員も兼ねる.「ハードワーキングだね~」と言ったら,「うん,だけど楽しんでるよ」と応えてくれた.
次の駅で止まればもっといい風景が見られるかも~っと皆が期待したが,そうでもなかった.短い停車時間内に降りて急ぎ駈け戻る.ここに写っているのはタイから来たという若者たちで,やはり雪に感激すると言っていた.この辺は標高が高いので木が少ない.
ノルウェイの鉄道駅最高地点であるフィンセ (Finse)を通過してしばらくすると列車はミュルダール(Myrdal)駅に着く.列車はこのまま終点のベルゲンまで行くのだが,我々は乗り換えのためここまでだ.
下は,ベルゲン鉄道からの眺めいろいろ