カトマンドゥ(続)Katmandu(Cont.)

クマリの館Kumari Bahal

クマリが日常生活している住居がクマリの館.ダルバール広場の一角に在る.

クマリの館玄関前

クマリの館玄関前

ここに限ったわけではないが,閑を持て余している風な男共が並んでいるね~失業中なのか?いやこの日は土曜日だから単にぶらぶらしているのかも.


クマリが顔を覗かせる窓

クマリが顔を覗かせる窓

クマリは若い娘の生き神様,正確には女神クマリの化身として崇拝される幼女,ということだ.この3階の中央窓から顔を見せるのも待ち続けた.


出現を待つ観光客

出現を待つ観光客

なかなか顔を出してくれないので,多分ドイツ辺りからの,あまり柄がいいとは言い難い一団が「早く出てきてくれや~い!」と,しきりに叫んでくれたお蔭でクマリの実物を拝むことができた.あまりに幼い,まあ5歳くらいか?なのには拍子抜けというか,ちょっと驚いた.クマリが顔を出す前に世話役の中年女性が,「そこのビデオカメラの人,撮影はだめよ,早く仕舞って!」と注意していた.


生活臭

生活臭

館といっても豪邸といった感じはまったくしない.それどころか窓には洗濯物やら毛布やらが干してあるのには驚かされた.生き神様のイメージと乖離し過ぎているような.....でも,これは部外者の勝手な思い込みで,ネパールの生き神様はそれだけ生活に密着した存在なのかもしれない.


レリーフ

レリーフ

この館もカスタマンダップ寺院と同様に,堅い木を用いた建物で,壁や扉にはいろいろな浮き彫りが施されている.十手観音,蛇をかじっている動物(神様?).....


下は,クマリの館の写真

クマリの館の写真
クマリの館の写真 クマリの館の写真 クマリの館の写真 クマリの館の写真 クマリの館の写真 クマリの館の写真 クマリの館の写真

アサントーレAsan Tole

アサントーレの洋品店

アサントーレの洋品店

アサントーレは多分カトマンドゥで最も活気に満ちたバザールであろう.他の通りの一般商店の大半が閉店している土曜日,日曜日であっても大変な人出である.


古い建築物と看板

古い建築物と看板

彫刻が施された木造の伝統的建造物が多く見られる.結構傾いている建物が多く,「大丈夫かな~?」と心配してしまう.布の垂れ幕は,どうやら学校と,野菜や穀類の種子屋の広告のようであるが,やはり人通りの多いここはそれなりの宣伝効果が見込めるのであろう.


アサンチョーク

アサンチョーク

旧市街の中心地で,四方八方から道が集まっている.この写真はどうやらアンナプルナ寺院と呼ばれる寺院のようで,お参りに立ち寄ってくる人が多い.建物の前には椅子が数脚置いてあり,ず~っと座って新聞を読んでいる人たちもいる,どういう立場の人か?住職?檀家の人?単に近所の人?....


リキシャ

リキシャ

大方は観光用であろうが,たまに地元の方も乗っているようにも見える.ハンドル脇この木の棒(必ず付いている)は何なのだろう?ガイドさんに聞きそびれてしまった.ここには写ってないが,サドゥと呼ばれるヒンドゥー教の修行僧スタイルの人たちもよく見かけるが,ガイドさんによれば,単に観光客目当てのインチキ坊主で,「本物のサドゥはこんなところでぶらぶらしていません」と云うことだった.そう言われれば至極当然のことと思える.


下は,アサンチョークの周辺あちこち.最初の郵便ポストの形と色はなかなかおもしろい.

アサンチョーク周辺
アサンチョーク周辺 アサンチョーク周辺 アサンチョーク周辺 アサンチョーク周辺 アサンチョーク周辺 アサンチョーク周辺 アサンチョーク周辺
アサンチョーク周辺 アサンチョーク周辺 アサンチョーク周辺 アサンチョーク周辺 アサンチョーク周辺 アサンチョーク周辺 アサンチョーク周辺

セトマチュンドラナート寺院

セトマチュンドラナート寺院

慈雨をもたらす神を祀るお寺だという.山門脇の部屋には多くの信者の方々が集い,お坊さんと一緒に独特の節まわしのお経(あるいは賛歌)をあげていた.


セトマチュンドラナート寺院中庭

寺院中庭

灯明をともす少年がいた.セトマチュンドラナート寺院にはこのような少年も,少女もお参りに来ている.中庭には膨大な数の鳩が住んでいるようであるが,ひょっとしてこのような穀類を商っている人たちが餌として撒くときがあるのであろうか....


インドラチョーク辺りの賑わい

インドラチョーク辺りの賑わい

これはインドラチョーク辺りにあるアカシュバイラヴ寺院(多分).人も,バイクも,牛も....いっぱいだから,いかにもバザールという雰囲気だ.観光客相手の物売りもとても多いが,他のアジア諸国,例えばインドネシアとか,インドとか....の圧倒的なしつこさは無く,「要らない」と言えば,直ぐに引き下がる.不思議なくらいだが,商店の土日休業を考えればそれぐらいに留めるのがネパールの流儀なのであろう.


下は,インドラチョーク界隈の写真あれこれ.反物やカーペット売り,お供えのマリーゴールドの花飾りを売る人,露店八百屋さん,キッチンウェア店,....退屈しない.

インドラチョーク界隈
インドラチョーク界隈 インドラチョーク界隈 インドラチョーク界隈 インドラチョーク界隈 インドラチョーク界隈 インドラチョーク界隈 インドラチョーク界隈
インドラチョーク界隈 インドラチョーク界隈 インドラチョーク界隈 インドラチョーク界隈 インドラチョーク界隈 インドラチョーク界隈 インドラチョーク界隈

カトマンドゥ郊外Suburbs of Katmandu

カトマンドゥ郊外の段々畑と田んぼ

段々畑と田んぼ

この辺りはカトマンドゥから東,バクタプルの少し手前である.なおバクタプル一度はカトマンドゥ盆地全域を治めた国,マッラ3王国(カトマンズ,パタン, バクタプール)時代には3つの都の1つとして栄えた古都だそうである.道路に近い平坦なところは田んぼでは米作のようであり,また山側の斜面は確信は持てないが,同じような色に見えるのでやはり稲であろうか?


バクタプルへの街道

バクタプルへの街道

ポプラ等の並木が続き美しい.ポカラではあまりポプラなど見かけなかったので標高差700~800mの差は結構大きいのかもしれない.この街道はバイク,乗用車,バス,トラック,トラクタ....かなりの交通量だ.


白いヒマラヤ

ヒマラヤ北北東方向

夕刻雲が切れ,白いヒマラヤが顔を覗かせた.ランタンヒマールとかであろうか?もしランタンヒマールなら,ネパールの首都カトマンズから,歩いて5日間の近距離(?)にあるそうだ.ランタンヒマールにはヒマラヤで一番美しい風景の一つに数えられるランタン谷があり,谷の上流には平坦な草地が展け,高山植物が咲きみだれているそうな.また最近では谷のかなり上流にあるキヤンジンゴンパの集落にヘリコプターが発着できるようになったそうである.


ヒマラヤ北北西方向

ヒマラヤ北北西方向

ポプラ並木の間より見えたピーク.う~ん,何という峰だったか....


下はカトマンドゥ郊外の写真あれこれ.緑と段々畑の影が織り成すコントラストが美しい.

カトマンドゥ郊外
カトマンドゥ郊外 カトマンドゥ郊外 カトマンドゥ郊外 カトマンドゥ郊外 カトマンドゥ郊外 カトマンドゥ郊外 カトマンドゥ郊外


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