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バンコクから10:30発タイ航空TG-319便（B777-200機）で，カトマンドゥのトリブヴァン国際空港には12:35に到着．天気はよさそうだ．
全般的に茶色っぽい印象のカトマンドゥの街を通り，今夜宿泊のロイヤルシンギホテルに向かう．カトマンドゥの街は狭いのでそれほど時間を要さないで着く．
役所の建物だったが，外務省だったかな～？前述のようにカトマンドゥの街は概して茶色なので，このように真っ白な建物を見るとちょっと驚く．
ロイヤルシンギホテルはこの王宮近くで，王宮前に広がるダルバールマルグ（王宮通りの意だそうだ）を通って行き，チェックインを済ませた．
カトマンドゥの中心から西に3kmほどいった丘の上に立つ．車でかなり上まで行くので石階段を登らずとも容易に上まで行ける． 中央には，南アジア最大級の仏塔（ストゥーパ）がそびえる．仏塔にはチベット仏教の特徴である仏陀の知恵の目が四面に描かれている．仏塔の周囲には，沢山のマニ車が並んでいる．そこを時計廻り（CW）に廻りながら，マニ車もまた上から見て時計廻りに廻しながら歩いた．この寺院はモンキーテンプルと呼ばれるほど猿が多いが，猿も信仰の対象となっているのだそうだ．引っ掻いたりされることもあるようなので気を付けて．
スワヤンブナートはしかしながら仏教寺院や仏塔だけではない．ちゃんとネパール国教のヒンドゥー教の寺院もある．ただヒンドゥー寺院だけは写真撮影が認められていないので注意してカメラを構える．
境内のショップでこのようなお面を並べていた．ガネッシュ神などのヒンドゥーの神様と，仏様のようなマスクと，土着信仰の神様かな～？と思われるマスク，外国風現代マスク．．．．といろいろ並んでいる．
下は，スワヤンブナートの写真
スワヤンブナートから車で戻り，旧王宮（ダルバール）や寺院などが集まったダルバール広場を歩いた．写真はシヴァ神と妃のパールヴァティー神を祀った寺で，18世紀ゴルカ王朝が建立したものだそうだ．
ガイドのラクパさんが説明してくれた．クマリは家柄正しい幼女の中から選び出されるそうで，ネパール伝統の生き神様だ．9月にインドラシャトラと云う祭りがあるそうで，そのパレードでは国王さえもひざまずくそうである．前回は顔を覗かせてくれたクマリであったが，今回は見ることができなかった．クマリの館の窓には洗濯物が干してあったり，建物自体の古さに，クマリは実生活に根ざした神であると改めて実感した．
下は，ダルバール広場の写真
ダルバール広場からはバザールが広がるアサントーレを歩いてホテルに戻った．これらの色鮮やかな染料は何に使うのであろうか？赤いのはこの女性のように額に付けたり，街角の神様などによく掛けてある．でも売られているのは色も種類が多く，販売単位量も多そうだし．．．．．．調理に使うものかな？
バンチャガルというレストランだったか？夕食に訪れた．ウェーターがネパール焼酎のロキシを上から上手に盃に注ぐ．盃は結構薄くて大きくもない．適量こぼさずに注ぐ技はなかなか見事だ．ネパールのちょっとしたレストランのウェーターやウェートレスにとって必要とされる嗜みなのかも知れない．他でも見せてもらったことがあるので．
食事が終わると上階のダンスフロアに案内された．ネパールは多民族社会なので衣装や踊りは民族毎に異なるようだ．左のへそ出しファッションはネワール族の踊りであろうか？右は衣装からするとシェルパ族のようである．他にも幾つか衣装と踊りを見せてもらった．
