今日は歩く最後の日になる.しかも距離も大したことはなし,ゆっくり進むことになろう.
モンジョでは大雨の心配から我々はロッジで休んだ.でも添乗大久保さんやスタッフの皆さんは庭のテントで頑張って朝を迎えた.庭に下りてみると,前の通りで寝具を干す脇を,ポーターが大きな荷で上がっていく風景を眺められた.幸い雨が上がったようで,東にはタムセルクがよく見えていた.
下は,モンジョの宿(Monjo guest house)にて
モンジョを発ち,ベンカールを抜けパクディンに向かった.ドゥードコシに沿い,また横切り,集落の風物を眺めゆっくり下る.
下は,パクディンまでの下りの写真あれこれ
パクディンからゆっくり下って,タドコシに到着した.ここで写真のレストランのテーブルを借用し,我がチームのコックさんが腕を振るって準備した昼食となった.
下は,タドコシでの写真
タドコシからルクラまでは少し登り勾配で,これが最後の登りでもある.マニ石やマニ塚があちこちに現れ,左側を通過する.
この界隈では最も大きな街ルクラに入った.家が建て込んでいる.ナムチェくらいの高度では乾燥ヤク糞の燃料が主であるが,この高度まで下がると燃料となる木が豊富なのであろう,家々の外壁にはたくさんの薪が積み掛けられている.
ルクラでは治安上の懸念からテントは止めて,ロッジで一夜を明かすことになった.宿の名前はシェルパロッジで,庭で我々トレッカーとスタッフメンバーでお別れの挨拶を交わした.この夜はコックのアサンさんが近くで仕入れてきたチキンのローストに,これまで皆が抑えてきたビールを大いに味わうことになり,大満足.
下は,ルクラまでへと,ルクラの写真あれこれ