このパンコール島編ではルムからフェリーでパンコール島に渡り,そこを眺め,再びルムを経てクアラルンプールに戻るときの写真と記事を掲載した.
マレーシアのパンコール島は左側風船辺りに,船の出るルムは右側風船辺りに位置している.
ハエと一緒に港町ルムにやって来た.しばらく時間があるので商店街を巡ってみる.多くの人はパンコールに渡り,プールやビーチをエンジョイするのが目的であろうので,水着やTシャツのお店が多いようだ.また港町なので小田原のように魚の干物など海産物のお店も目立つ.またスナック類も結構並んでいて,ピーナッツなど買ってみる.若干硬めだがまあ普通の塩ピーナッツという感じだった.
上写真,歩いている人の頭上に“AWAS”と云う標識が見える.マレーシアに来て頻繁に見かけるが,「注意!」のような意味らしく,その対象(歩行者,急カーブ,...など)は上または下に書かれているようだ.
この比較的小型のフェリーに乗り込んだ.海は穏やか,船室は過冷房(*註)で,デッキに出る.40分くらい乗ったであろうか,パンコール島に到着した.
*註:モズレム女性は頭部や腕を常に覆い暑いので,その人達に対する配慮で冷房はきつ目なのかも知れない.
下は,ルムの写真いろいろ
フェリーはパンコール島に到着し,今夜泊まるホテルPangkor Island Beach Resortの長い名を掲げた桟橋に横付けされた.ホテルの専用桟橋なのかな~?
陸に上がり,同ホテル専用,まだ乗った経験のなかった囚人護送車のような趣きのバスにわくわくしながら乗り,程なくホテルに到着しチェックインした.
さてPangkor Island Beach Resort,客室はさして立派とは言い難いが,まあ随分広い庭があり,緑豊か,野鳥やオオトカゲ,サルなどもふんだんに飼って,いや棲息している.道路も走っているがどこまでが所有地で,どこからが公道か?まあ,いいではないかという感じ.
庭木にサイチョウ(犀鳥)と呼ばれる珍しい鳥が飛んでくる.くちばしの上に,それと同じくらいの長さのカブト状突起(犀の角状で名前の由来)を持っているのだが,この写真ではその最大特徴が判然としない.真横のアングルから撮れればその形態がくっきり写るのだが....撮影の腕が不十分だった.
ところでこのヤシの赤い実,観賞用で食べられない,毒があると聞いたが,サイチョウはこれを啄み,種だけ吐き出しているように見えた.鳥は大丈夫なのかな~
Pangkor Island Beach Resortには広いプライベートビーチと2つのプールがあった.朝食時,カフェテリアから眺めると,まだ人の入っていないプールは鏡面のように平らで向こうの木立をきれいに映し出していた.プールの水温はペナンのように低めではなくちょうど適温だった.空いているし,なかなか快適に泳げる.
この日は海も穏やかでパチャパチャしてみた.一応『マラッカ海峡を泳いだ』と大仰に言っても嘘にはならないかな?砂が細かいためか,全然足が入り込まず土のように固い.湘南ビーチとかとの最大の違いはこの点かな~
下は,パンコール島の写真いろいろ
パンコール島の写真続き
パンコール島の休日(ほんと言うと毎日が休日なのだが,言葉のあやで)を終え,フェリーでまたルムへと舞い戻った.フェリーの前のシートから女の子が愛嬌を振りまいてくれた.
ルムからはまたバスに乗り,高速に入り,途中休憩を挟みながらクアラルンプールへと向かった.途中の休憩所の雑誌売店を覗くと,マレーシア語と中国語の雑誌と新聞が多いように見える.インド系タミル文字の雑誌,新聞はあまり見かけない.非イスラム系雑誌は腕や肩を露出した写真が表紙を飾っている.ただヌード写真はご法度ということだ.まあ,日本の雑誌はイスラム国のみならず,米国などでも問題となるのは普通だし,それぞれの国の基準があっていいだろう.
下は,クアラルンプールに戻るときの写真
クアラルンプールに近くなり,一旦バツー洞窟スブラマニアン寺(別ページに記載)に立ち寄り見物し,最初に泊まったパールインターナショナルホテルに落ち着いた.