アルゼンチン,と言っても単にイグアスの滝だけであるが,一応国境を渡り,どんなところか眺めてみよう.
アルゼンチンはイグアス川を挟んで目と鼻の先だ.その川に架かる橋を渡ると直ぐに国境の入国審査を受けることができる.ここではまとめてパスポートを提示してすぐ通過することができた.ところでブラジルは短期観光でもビザが必要で,五反田の領事館に出向いて取得したがアルゼンチンはビザ不用である.
イグアス国立公園の入り口にトロッコ列車の駅がある.列車は確か,十数分間隔で運行されていたような.....駅の近くでは,陽光の中インディオの人たちが民芸品のようなものを並べている.トロッコに乗り込むと程なく,ゆっくり動き出す.元より窓もない車体ゆえ風を受けながら気持ちよく進む.まあ,のどかと云う言葉を絵に描いたようなものだ.
下は,トロッコ列車の写真あれこれ
ここは悪魔の喉笛と呼ばれる辺りの手前だったかな?イグアスとは原住民の言葉であるグアラーニ語で「大いなる水」のことであるそうな.広さはアルゼンチン側が約68,000ha,ブラジル側は約185,000haもあるそうだ.一般観光客に開放されているイグアスの滝の周辺 ,と言ってもこれ自体とても広いそうであるが,は公園全体の約0.3%を占めるに過ぎないという.たしかに歩いた範囲だけでもかなり広く感じた.こちら側もブラジル側に負けずに豪快だ.加えて,熱帯マングローブのように水中にたくさんの島や林が浮かぶ光景がなかなかすばらしい.
下は,アルゼンチン側イグアス滝の写真あれこれ
もっとアルゼンチン側イグアス滝の写真