資料References
今回の印象で特に強かったこと
- 幸運にも登頂日は好天に恵まれ,朝日に輝く氷河を眺めたいと云う願望が叶えられた.良かった!
- 経験豊富なガイドが老齢の日本人トレッカーに対して適当なペースをとったためか,登りはさほど大変ではなかった.ただし下りは筆者にとって少し速過ぎる場面があった.
- キリマンジャロの氷河は予想以上に残り少ない.あちこちで使われる写真は以前のものもしばしば用いられているようで,比較的豊富なものも見えるが,2007年現在,実際は驚くほど僅かだ.
- タンザニアは25の部族が住んでいるそうであるし,ケニアにも多くの部族が存在するようである.そんな中でナイロビ~アルーシャ辺りは彼の有名なマサイ族も多いようで牛や羊を追う姿をしばしば見かけた.何よりもマサイ族だけが普通にカラフルな装束とアクセサリーで身を包み,棒を持ち,伝統的様式で暮らしているのが興味深かった.
- 少なくとも通過したケニアとタンザニアのエリアは夏であろうが快適な気候だ.赤道近くであるに拘わらず夜は寒いくらいだ.標高が1000m余りと高いことと湿度が低いことがその理由だろうか?
などだった.
ケニア関連
- 外務省/ケニア情報:ケニアのページ
- 在日ケニア大使館: 在日ケニア大使館のページ
- 正式国名:ケニア共和国(Republic of Kenya)
- 首都:ナイロビ(Nairobi)
- 通貨:ケニアシリング(K.shs)1USドル=66.95シリングくらいらしいが,USドル通用するため換金せず.
- 電源:電圧220V,電源プラグタイプ:宿泊ホテルではB3(British3/丸3ピン)型だった
- 面積:約58.3km2で日本のほぼ1.5倍
- 人口:約3,430万人
- 言語:スワヒリ語(国語),英語(公用語)
- 宗教:プロテスタント38%,カトリック28%,イスラム6%,伝統宗教22%,その他6%だそうだ.
- 日本との時差:-6時間,サマータイムなし
- 国旗:
黒は国民,赤は独立で流された尊い血,緑は恵みあふれる大地と天然資源,白い線は平和と国民の団結,中央の紋章はマサイ族の盾と槍を配し自由と独立を象徴するそうです.
タンザニア関連
- 外務省/タンザニア情報:タンザニアのページ
- 在日タンザニア大使館: 在日タンザニア大使館のページ
- 正式国名:タンザニア連合共和国(United Republic of Tanzania)
- 首都:ドドマ(法律上の首都,人口約76万人)/(事実上の首都はダルエスサラーム(人口約250万人))
- 通貨:タンザニアシリング(T.shs).USドル通用するため換金せず,為替レートは不明.
- 電源:電圧220V,電源プラグタイプ:宿泊ホテルではB3(British3/丸3ピン)型だった
- 面積:約94.5km2で日本のほぼ2.5倍
- 人口:約3,830万人(2005年)
- 言語:スワヒリ語(国語),英語(公用語)
- 宗教:ガイドのジスマスさんによればイスラム(約60%で主に沿岸部),キリスト教(約40%,主にキリマンジャロなど内陸地方).外務省/タンザニアのページではイスラム(約40%),キリスト教(約40%),伝統宗教(約20%)
- 日本との時差:-6時間,サマータイムなし(*註)
- 国旗:
タンザニアは1964年英国から独立したタンガニーカとザンジバルが合併して成立.現国旗はタンガニーカとザンジバル両国の国旗を組み合わせて作られたそうだ.緑は国土と農業を,黒は国民を,青はインド洋を,2本の黄色い線は鉱物資源を表しているそうだ.
- タンザニアの世界遺産
(今回見たところだけ)
- キリマンジャロ国立公園(Kilimanjaro National Park)1987年自然遺産登録
おしまいまで見て頂きありがとうございました.