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成田と結ぶNZ航空の定期便はこのオークランド空港との間を運行している．あまり大きくない空港であるが本屋さん や，お土産屋さんが並んでいる．国内線はちょっと離れており，ここでバスを待ち乗り継ぐ．とは言っても成田／羽田の乗り継ぎなどに比するべくもなく，まあ目と鼻の先だ．
オークランドは100万人あまりの人口を抱えるニュージーランド最大の都市．なお首都はウェリントンで北島と南島の中間に位置し，政治の中心はそちらのようだ．全人口のおよそ3分の1（すごい集中度だね～!!）がこの都市に暮らしているそうで，これまで廻った地方では殆ど，いや全く見なかったニュージーランドにあって，さすがここだけは別，高速道路も必要なようだ．
私たちのバスはここを通過しただけであるが，オークランド随一のお洒落な雰囲気のショッピング街でカフェやブティック，レストランが集中しているようだ．ダウンタウンのビーチ通りとニューマーケットのブロードウエィを結ぶそうだ．賑わっているが，日本の都市の繁華街とは随分違う．写真のようにとても質素ていうか．．．．．
コショウ瓶を背中からくるくる廻してぱっと手元に落下させる妙技を披露してくれた．味そのものでなく日本風店構えとこのようなパフォーマンスで勝負しているのだろうが，店の前には行列ができていた．それにしてもニュージーランドは他国と違ってワーキングビザを容易に発給するようで，日本食のレストランのみならず，観光ガイド，お店の店員．．．等々大勢日本人の若者が働いているのに驚いた．ちなみにオークランドではすしバーは，少し歩くと出くわすくらいにたくさんあるようだ．韓国人や中国人は，市民権を有する人を含めてさらに多いようで，通りを歩いていると朝鮮語などがよく聞こえてくる．
下は，オークランド市内の写真あれこれ
マウントイーデンは標高は198mで，山というよりむしろ丘か．かつては火山，現在は死火山だ．先住民族マオリの砦「パ」があったところで，約300人のマオリが暮らしていたとの言い伝えがあるそうだ．ふもとから公園になっているようで，よく手入れされている．
本来この山頂からオークランドの街と海が一望できるつもりでやって来たが．．．．雨で視界は遮られて．．．．．．今は緑で覆われたこの大きな噴火口を見ただけで下山（バスに乗り込んだだけであるが）
この橋は街のシンボルの一つなのだそうだ．この高速道路は，当初1959年，４車線で作られたもののすぐに渋滞が激しくなり，その後日本の技術者によって車線が付け足され，以来，付け足された車線のことを現地ではユーモアを交え ”Nippon Clip-on” と呼んでいるようだ．右側の黒い大きな輪は，海底の泥をすくい上げるサルベージ船の部品と聞いた．
オークランドはワイテマタ湾とマヌカウハーバーの間に位置しその地形は港に好適で，『city of sails：帆の街』とも言われるほどたくさんのヨットがあるようだ．実際，オークランドにおける一人当たりのヨットの保有率は世界のどの街よりも高いそうで，まあうらやましい!!
アメリカズカップの挑戦者，ニュージーランドのビッグボートKZ1と書いてあるけど，あとは小さくて読めない．世界最大のヨットレース／アメリカズカップでニュージーランドがアメリカを破ったのは前回だったか？
と，船体に書いてあった帆船．国名を冠る船であれば，まあ横浜の日本丸のようなものか．しかもスピリットと付くからにはただものではないであろう．若い男女が高いマストの上でセールの巻上げを練習していた．
下は，港とハーバーブリッジの写真あれこれ
