イスラマバードへgo to Islamabad

このイスラマバードへ編ではパキスタンビザの取得,イスラマバードへのフライトの写真と記事を掲載した.

パキスタンビザPakistan Visa

今回のラシュファリはパキスタン領内にあり同国のビザが必要だ.在日パキスタン大使館を開き,Consular ServicesページからFor ForeignersのページでVisit Visa/Download Forms/Visa Formから申請用紙をダウンロードできる.ダウンロードした申請用紙は,そのままMSワードで書き込めるので感心した.なので書き込んでからプリントアウトし,自筆でサインし,完成.

ある晴れた日の午前,申請用紙を日比谷線広尾駅から10分余りのパキスタン大使館(左の写真)に持参し,見てもらう.旅行目的をハイキングとかトレッキングの項がないので,Mountaineeringにチェックしておいたが,これだとそのパーミッションが要るのでSightseeingにした方がいいんじゃないの?とアドバイスしてくれて,もちろんですとも,と直してもらう.怖い顔つきだが親切な人だった.100円という激安料金を支払い,同日4:00PMに受け取りに再訪するよう告げられる.


パキスタン大使館アルジェリア大使館都立中央図書館
パキスタン大使館お隣のアルジェリア大使館都立中央図書館

受け取りまで5時間ほど費やすにぴったりの場所がある.パキスタン大使館手前の有栖川宮記念公園内の都立中央図書館である.5階建てで大量の本が書架に並び,閲覧テーブルも平日のためか1/3程度塞がっているくらいで,実に快適だ.レストランもあり,ありがたい.

夕刻図書館からマグレブ様式デザインのアルジェリア大使館前を眺めて,再びパキスタン大使館に行き,無事受け取った.

イスラマバードへfly to Islamabad

成田空港第2ターミナル出発ロビー

成田空港第2ターミナル出発ロビー

今回はS社主催のパッケージツアーで,6月28日午前,12人の参加者と添乗員EさんがPIA航空PK-853便に乗り込むため成田空港第2ターミナルに集合した.遠くは大阪や福岡の方もおられ,朝早くのフライトや新幹線で来られたそうだ.また昨年インドはシブリンBCトレックでご一緒したSさんと偶然また同行することなり少し驚く.これからよろしくお願いいたします.

出国手続きを済ませ,PK-853便搭乗ゲートで待っていると,リュックを持っていたためであろう,傍らのパキスタン人(多分)から「コンパスを持っているか?陽の沈む西はどの方向か?」と訊かれる.コンパスで確認して知らせると,小さなカーペットを広げ,その方向,つまりメッカの方向に向かってお祈りを始めたのだった.いよいよパキスタン行きがスタートしたな~

北京経由でイスラマバードに到着したPK-853便

北京経由でイスラマバードに到着

PK-853便は概ね順調に飛び,先ず北京で客の一部を降ろし,新たな客を乗せた.成田→北京間より,北京→イスラマバード間の方が混んでいた.午後10時過ぎイスラマバードに到着した.なお機はこの先ラホールまで行くそうである.イスラマバードは夜であっても34℃と東京以上に暑かった.ただし湿気は少ないようでまだ助かる.

入国審査を済ませ,荷物を受け取り,両替所で(円を扱っていなかったため,)少しばかりのUS$をパキスタンルピーに替えた.US$1→Rs85(-手数料3%)で,円換算では概ね¥≒パキスタンRsとしても大きな違いはなさそうだった.


ベナジル・ブット国際空港で出迎えの人々

ベナジルブット国際空港で出迎えの人々

荷物をポーターに運んでもらい,イスラマバード国際空港,正式には暗殺されたベナジル・ブット元首相にちなむベナジルブット国際空港を出た.出口にはスカーフの女性や,民族衣装「シャルワールとカミーズ(ズボンとシャツの意だそうだ)」の男性や男の子が大勢群がっている.これがカトマンドゥであれば,群がる大半は観光客出迎えの客引き等であるが,ここイスラマバードでは多くは自分の家族を待つ身内のように見受けられる.観光客にはイスラム圏/パキスタンに着いたことを改めて実感させてくれる光景であろう.

出口にはこれから帰国までず~っとお世話になるガイドSさんが待っていてくれた.大変上手な日本語を話すイケメンで,よろしく願います.

パキスタンは近年筆者の好かない夏時間制を採り入れたことがあったようだが,少なくとも今年はないようで日本との時差は-4時間である.

ベストウェスタンホテルに到着

ベストウェスタンホテルに到着

空港から小型バスでベストウェスタンホテルに向かった.30分足らずであったであろうか,無事ホテルに到着し,部屋に入った.こホテルは米国資本も入ってなく,客も米英など反政府勢力のターゲットにはなっていない(筈)...ことになっている.部屋のテーブルにはメッカの方向を示すキブラ(qibla)が付けられていた.

お風呂に入って,明日のFIFAワールドカップ日本Vsパラグアイはどうなるだろう?テレビで観れるかな~?明日のギルギットへのフライトはちゃんと飛ぶかな~?...といろいろ思い巡らし,やがて眠りに就いた.



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