ヌワラエリアNuwara Eliya

キャンディからは,高地にあって,気温の寒暖差が大きくお茶の栽培に好適なヌワラエリアに向かった.

茶畑Tea Plantation

ヌワラエリアに上る

ヌワラエリアの標高は1,990mだそうだ.山間の道をゆっくり高度を上げて行く.そのうちに植生が変わってきて,松林が見えてきたりする.平地では見られないので,ちょっと意外な感を受ける.

ヌワラエリアヌワラエリア

セイロン紅茶の茶畑

セイロン紅茶の茶畑

やがて一面に広がる茶畑が見えてくる.セイロン紅茶の産地だ.遠くで茶摘作業が行われているのも見える.道路が大きく曲がる辺りでは数人の籠を背負った茶摘ファッションの女性が現れることもある.この人たちは実際の茶摘作業を行っているのではなく,観光写真モデルのようだ.籠以外の道具を持っていないのでリアルでないと判るのだそうだ.

茶畑の間にあったLABOOKELLIEというお茶工場を見学し,試飲し,一番良質というお茶を買った.とても安かった.色々聞いた講釈の中で,お茶は昼と夜の寒暖差が大きく,朝は霜が降りるような気候で,水はけと陽当たりの良い斜面がいいそうだ.ここヌワラエリアやインド北部のダージリンはそのような条件に適う土地なのだそうである.きっと静岡あたりもそうなのであろう.

ヒンドゥーの祭り

ヒンドゥーの祭り

茶畑の辺りでお御輿のようなものを担ぎ,ぞろぞろ練り歩く一行に出くわした.ヒンドゥーのお祭りらしい.スリランカ中部はシンハラ人が多いのであろうが,タミル人もそれなりに住んでいて,茶農園の労働者が多いようである.


下は,茶畑辺りの眺め

茶畑辺りの眺め
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ヌワラエリアの町Town of Nuwara Eliya

ヌワラエリアの市場

市場

ヌワラエリアの町は小さい.宿泊したホテルはその中心にあった.近くに市場があって,覗いてみた.野菜や果物,魚といった生鮮食品から雑貨が並んでおり,まあどこの市場でも共通の商品であろう.


ヌワラエリアの郵便局

郵便局

ヌワラエリアはイギリス植民地時代には避暑地として栄え,町の中には英国風の建物などが残っている.この19世紀建造という郵便局はそのような建物の一つで,ヌワラエリア随一の見どころであるようだ.まあ,それだけこれといった処がないのであるが.なお宿泊したウインザーホテルも英国調であるが,部屋や設備はちょっと年代物過ぎる感が強い.


下は,ヌワラエリアの町の写真

ヌワラエリアの町
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朝の通学路

朝の通学路

ホテル近くに学校があった.校舎に掲げられたマークを眺めるとどうやらキリスト教系の学校のようだ.制服姿がアジアの国であることを改めて実感させる.ガイドのニハルさんの話では,仏教徒の子供たちでも,お金持ちの家庭では大勢がキリスト教系の私立学校にやるそうである.近くの子は徒歩で,遠くの子は自家用車,バイク,タクシー,マイクロバスなどで,皆保護者が付き添ってきている.かなり過保護だ.ヌワラエリアの朝は寒いので,写真のように吐く息は白くなる.またスリランカの人たちは暑さには強いが寒さには弱い(想像)ので結構着込んでいる人も見かける.


下は,さらにヌワラエリアの風景

ヌワラエリアの風景
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