2日目:ガンドルンへgo to Ghandruk

このガンドルンへ編では,2010/2/26(金)ビチュクデオラリを発ち,トルカ,ランドルン,モディコーラを経て,ガンドルンに行くときの写真と記事を掲載した.

ビチュクデオラリを出るleave Bhichok Deorali(2,150m)

ビチュクデオラリの朝

ビチュクデオラリの朝

ビチュクデオラリでトレック2日目の朝を迎えた.朝焼けはなかったがアンナプルナサウス,ヒウンチュリ,マチャプチャレ,それとダウラギリも一部が望めて,まずまずの出だしか.

チャパティにオムレツの朝食を食べる.フライパンに油を塗りすぎるのであろう,一般にオムレツが油っぽいように感じる.朝食後北の林のトレイルへと歩き始めた.


下は,ビチュクデオラリ朝の写真

ビチュクデオラリ朝の眺め
ビチュクデオラリ朝の眺め ビチュクデオラリ朝の眺め ビチュクデオラリ朝の眺め ビチュクデオラリ朝の眺め ビチュクデオラリ朝の眺め ビチュクデオラリ朝の眺め ビチュクデオラリ朝の眺め

トルカTolka(1,700m)

トルカの菜の花?それともからし菜?

菜の花?それともからし菜?

ビチュクデオラリの先に行くと左手にモディコーラ(Modi Khola/モディ川)の谷が見えてくる.トレイルと谷を結ぶ斜面には菜の花(或いはからし菜?)らしき黄色の花が咲き始めている.また朝餉の用意であろうか,屋根から煙が立ち昇る家も所々に見えている.


トルカのRam Lodge

Ram Lodge

やがてトルカの集落に至った.その入り口辺りには,以前アンナプルナ一周トレックで宿泊したことのあるRam Lodgeがあり,アンナプルナサウスの眺めのいいここでお茶とした.アクセサリに関するグルン族の慣わしや,遭遇した交通事故の後遺症について話してくれた大奥さんは今回もトレイル脇の石のベンチに座り,新たにお孫さんの幼児がキャストに加わっていた.1歳少しだそうで,前回宿泊の少し後に誕生したようである.


下は,トルカ辺りでの写真

トルカ辺りでの眺め
トルカ辺りでの眺め トルカ辺りでの眺め トルカ辺りでの眺め トルカ辺りでの眺め トルカ辺りでの眺め トルカ辺りでの眺め
トルカ辺りでの眺め トルカ辺りでの眺め トルカ辺りでの眺め トルカ辺りでの眺め トルカ辺りでの眺め トルカ辺りでの眺め

トルカでの眺め:YouTube(37秒)

ランドルンLandruk(1,565m)

ランドルンのすき(鋤)作り

すき(鋤)作り

トルカからランドルンへと向かった.Landrukと綴るがランドルックではなくランドルンに近い発音のようだ.一軒の農家の縁側で,牛に引かせて畑を耕すためのすき(鋤)作りの光景に出合った.木製なので耐久性はあまり高くなかろうから,多分こうして小まめに自家製で仕上げるのであろう.


ランドルンの茶屋の若奥さん

ランドルンの茶屋の若奥さん

大きな集落ランドルン北端の茶屋で一休みした.若奥さんが生まれて数ヶ月の赤ん坊を入れたバスケットを背負っていた.バスケットは軒下の紐に吊るしてブランコにもなり,この辺りでは重宝されているようだ.

さてランドルンからは一気にモディコーラの谷へと下る.


下は,ランドルン辺りでの眺め

ランドルン辺りでの眺め
ランドルン辺りでの眺め ランドルン辺りでの眺め ランドルン辺りでの眺め ランドルン辺りでの眺め ランドルン辺りでの眺め
ランドルン辺りでの眺め ランドルン辺りでの眺め ランドルン辺りでの眺め ランドルン辺りでの眺め ランドルン辺りでの眺め

モディコーラModi Khola

モディコーラ

モディコーラ対岸に渡る

ランドルンから石の階段をどんどん下った.逆方向から歩いてきたトレッカーとすれ違うとき,いや~急な坂ですねと言ったら,向こう側はもっと急ですよ~と返された.

やがてモディコーラに着くと,吊り橋ではなくラーメン構造のしっかりした橋が架けられ,ルンタが風に舞っていた.川幅は意外に狭いと思った.

橋を渡ると程なくBee Hive(ミツバチの巣) View Guest Houseの看板を掲げた茶屋があり,ここで昼食を食べることにした.ミツバチの巣はモディコーラ対岸,つまり歩いて来た元の側の岸壁にあるようで,「ほらあそこ!」と教えてもらうも,この老眼には遠過ぎて,ようやく心眼(正しくは想像)で見分ける.自然の巣から蜂蜜を採取する商売の人もいるようで,カトマンドゥでは“天然蜂蜜”と誇らしげなキャッチコピーを掲げた店を見たことがある.

茶屋で食事をしていると,お昼時であるので他のトレッカーも立ち寄るは当たり前として,4人に担がれた板状の担架が到着し,中年の婦人が載せられていた.担ぎ手の休憩のため,地面に下ろすが,患者は,痛い!痛い!と大変そうだ.何でも梯子から落ちたそうで,近くに医者は居ないので,大きな村にあるクリニックまで運ばれる途中だそうだ.ネパールの山村では学校の校庭など,ヘリコプターが離着陸できる場所も皆無ではないが経済的理由で実際にはあまり使えないということだ.お産などで落命するケースも多いそうである.


下は,モディコーラ茶屋辺りの写真

モディコーラ茶屋辺りの眺め
モディコーラ茶屋辺りの眺め モディコーラ茶屋辺りの眺め モディコーラ茶屋辺りの眺め モディコーラ茶屋辺りの眺め モディコーラ茶屋辺りの眺め モディコーラ茶屋辺りの眺め モディコーラ茶屋辺りの眺め

モディコーラ茶屋での眺め:YouTube(22秒)

ガンドルンに着くget to Ghandruk(1,990m)

ガンドルンに向け上る

モディコーラからガンドルンに向け上る

モディコーラは谷底なので,丘にあるガンドルンへはひたすら上ることになる.石の階段になっているところが多い.学校の下校時間と重なったので広いガンドルンの低いエリアに住む子供たちとすれ違う.傍らには学校改善の寄付箱があり,幾ばくでもないルピーを入れる.


ガンドルンのTrekkers Inn

ガンドルンの宿

ガンドルンではTrekkers Innというロッジに泊まることになった.到着すると直ぐ雨が降り出した.“到着してからで良かった~”と思わずにはいられない.また筆者と前後して2,3組の客が入ってきた.

このロッジは電気が来ており,結構新しくしっかりした造りだ.ここのご主人は横浜,川崎辺りで7~8年働いた経験があるそうだ.概して立派な家やロッジを作る人にはグルン兵や出稼ぎなど外国で稼ぐ人が多いようである.

ここの食事メニューはガイドSさんの太鼓判付きで,それならとチキンモモを頼んでみた.確かになかなか美味しく頂戴することができた.

グルン族伝統の家

グルン族伝統の家

雨も止んだようなのでガイドGさん,ポーターSさんと一緒に村巡りをしてみた.写真の家はグルン族伝統構造の家だそうだ.他のネパール建造物とどこが違うか?正確には判らないが,例えば1階には窓は少なく,壁は茶色,2階は白い壁で窓が多い....などであろうか.1回は貯蔵庫や家畜用,2階が居住区であろうか?

暗くなり始めた石の階段で,足を滑らせて転んだ若い女性に出会った.東アジア系の顔立ちなので日本語で「大丈夫ですか?」と声を掛けてみたら,違っていた.四川省成都近くから来たそうだ.いよいよ中国内陸部の人たちも外に出掛ける時代になってきたようだ.


下は,ガンドルンでの眺めいろいろ

ガンドルンでの眺め
ガンドルンでの眺め ガンドルンでの眺め ガンドルンでの眺め ガンドルンでの眺め ガンドルンでの眺め ガンドルンでの眺め ガンドルンでの眺め

今日の天気はイマイチだった.軒下で風はあるのだが気温が低いためか洗濯物はなかなか乾かない.さて,明日は晴れるかな~?



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