ポカラ行きgo to Pokhara

このポカラ行き編では,2010/2/22(月)カトマンドゥへ行くまで,2/23(火)カトマンドゥ滞在,2/24(水)ポカラへ行くときの写真と記事を掲載した.

カトマンドゥへfly to Kathmandu

今回はキャセイパシフィックで成田⇒香港,ドラゴンエアで香港⇒カトマンドゥと飛ぶ.

香港国際空港

成田⇒香港へ

2/22,成田⇒香港CX501便は成田第2ターミナルから10:45に離陸予定.この2時間ほど前に出発ロビーに到着したので直ぐ東京海上日動火災保険会社のカウンタに向かい,保険に加入.続いてスカイポーターの窓口に行き前日送った荷物を受け取り,キャセイパシフィックのカウンタでチェックイン.最近何かしら忘れることが少なくないが,マイレッジカードの提示を忘れていた.

CX501便の機体はA330で,ほぼ満席のようであった.席のフライトマップ表示は香港のエアラインなので繁体字が用いられ,また横濱,金澤....などと表記し,日本の簡略漢字も使われていない.繁体字は香港以外に台湾でもちゃんと用いられ,私たちには簡体字より遥かに分かり易くていいと思う.

隣シートの男性に配られた昼食のトレイには特別のメモが載っていた.興味津々,隣の男性に「それは何?」と訊ねると,「イスラム食です」と答えてくれた.でいろいろ四方山話をしてみると,男性は東北大で結晶学でPhDを取った後,日本の会社に勤め,合わせて5年間日本に滞在しているそうだ.X線散乱応用の分析機器などを作る会社だそうである.今回は奥さんと子供を日本に残し,ダッカ(タッカに近い発音のようだ)に短期間の里帰りに向かうところだそうだ.バングラデシュはほぼモズレムの国かと思っていたが,ヒンドゥーも20%いるそうで,「ふ~ん,そうなんだ」と思った.

予定通り香港に到着し,ドラゴンエアに乗り継くため,広い空港の所定ゲートへと向かった(上写真).

チンタオ(青島)ビール

香港⇒ダッカ⇒カトマンドゥへ

ドラゴンエアKA-128便の機体はA330,こちらもほぼいっぱいで,1時間くらい遅れて香港を飛び立った.サンミゲルやシンガでなく,チンタオ(青島)ビールを出してくれた.若干味が薄いきらいがあるも筆者には「えびすビール」のように少し高級な響きがあり,印象的だった.

ところで今回キャセイ航空とドラゴンエアとでカトマンドゥに行くのは初めてであるが,朝家を出て,その日のうちに着けるのが最大の特徴だと思う.関空からのネパール航空便が無くなった今,途中で一泊しないで行けるのは他にはあまり見つからないようである......おそらく.


ダッカ空港

ダッカ空港

ダッカの空港(←写真,ジア国際空港と称するようだ)に到着すると,大半の客はここで降りてしまった.またここで新たに乗り込む客は殆どいない.途中で着陸/再離陸する便は,残された荷物に不審物が混じってないか調べるのに大変だ.カトマンドゥまで向かう客は元の席を離れないよう頻りにアナウンスしているに拘らず離れ,孤立した荷物の持ち主探しで乗務員はてんやわんやであった.

ダッカを再離陸するとカトマンドゥまでは1時間ちょっとであった.近くのシートではマニ車を廻し,数珠玉を送る若い女性2,3人の姿があった.ヒマラヤの奥地ではしばしば出合う光景であるが,若い女性で,顔も焼けていないところから,ネパールやチベットの人でなく,他国のチベット仏教徒かな~?と感じられた.

ドラゴンエア便で良かったのはネパールビザ申請用紙を配ってくれることだ.これで機内で書けるので,到着後あの暗いカトマンドゥ到着ロビーで書き込まなくて済むし,入国審査で並ぶ時間も少なく楽になった.これまでタイ航空や中国国際航空では配ってもらったことがないだけに気の利いたサービスだと思った.尤も他国入国ではごく当たり前のことなのだが.

KA-128便は30分ほど遅れてカトマンドゥに到着した.荷物を受け取り,何故か出口の前でX線検査を受ける.どうして到着後にX線で荷物を調べるのか....ネパールだけが他国と違う...

カトマンドゥのトリブヴァン空港を出ると,筆者の名前を掲げた旅行社の方が出迎えてくれていた.今回依頼したH社のカトマンドゥ担当Bさんという人だった.直ぐに車でH社に向かい,到着すると社長Pさんと会い,契約書を交わし,費用を支払った.

契約の後,Bさんにタメルの超安宿Tayoma Guest Houseまで送ってもらった時は既に深夜12時を廻っていた.Bさんとお別れし,部屋に案内してもらい落ち着く.しかし通りに面し,とても騒々しいので別の部屋に替えてもらい,夜も遅くなったのですぐに眠りに就いた.

カトマンドゥ滞在stay at Kathmandu

カトマンドゥ/タメルの街角

タメルの街角

よく寝て翌2/23朝目覚める.部屋が暗い.カトマンドゥ名物(?)朝から停電で,部屋の採光も悪いので,まあ仕方ないか.それよりトイレの水洗がちゃんと働かないではないか.またもフロントで出向き(ちゃんとした電話がないので)事情を話すと,予め知っているようですぐに別の部屋に替えてくれた.つまり確信犯だった訳だ.まあ,こうしたことはカトマンドゥのゲストハウスではよくあることであろう.

食事や両替のため表に出てみる.当然のことながらつい数ヶ月前の様子に変わりはなく,相変わらず雑然,きたない.....と云ったネガティブな印象で....すみません,この日の両替レートは¥10,000→Rs7,860くらいで,数ヶ月前来たときの→Rs8,810くらいに比べて,若干円が下がっていた.

タメルの眺め:YouTube(39秒)

いつもと変わらぬタメルの眺め.

バスでポカラへgo to Pokhara by bus

カトマンドゥ朝の眺め

カトマンドゥを発つ

2/24カトマンドゥの朝,H社カトマンドゥ担当BさんがガイドGシェルパさん(シェルパ族)とポーターのSチェトリさん(チェトリ族)を伴って迎えに来てくれた.これから2週間よろしくお願いしますね.

部屋の荷物をまとめ,Gさん,Sさんとタクシーでタメルと王宮通り(ダルバールマルグ)の間に位置するバス乗り場へ行き,それでも一応ツーリストバスと称されるバスに乗り込んだ.乗客はシートの1/3くらいであろうか?見慣れたネパールのバスは満員どころか,屋根までいっぱいなので,これほど空いたバスに驚かされる.まだ春のトレックシーズンに入っていないためのようだ.あと3週間もすればかなり混むのではなかろうか.

カトマンドゥを出て少しするとガネッシュヒマールであろうか?よく見えた.さらに行くと多分マナスル辺りと思われる山も望むことができた.

ポカラへの中間点

ポカラへの中間点休憩所

ポカラへのバスはトイレや昼食のため途中2度停車する.一度目はここで,野菜や雑貨の露店が数軒並び,よく判らない食べ物の売り子,魚の売り子....が徘徊している.

魚干物の売り子と客の交渉を眺めていると,客が幾度も干物を鼻に近づけ匂いを確かめていた光景が印象深い.ネパールで魚はさほど一般的とは思えないが,商品の見分け方は念が入っているかも知れない.


ポカラのロッジ

ポカラに到着

やがてアンナプルナ山系が見えてきて,その麓ポカラに近づいたことを知る.ポカラ盆地に入ると主にグルン族の家といわれる豪邸が立ち並ぶエリアに入る.屋根にルンタの舞うのを見ると,かなり多くは仏教徒のようである.

ポカラのバスターミナルに到着し,タクシーで写真の宿(Hotel Lake Palaceと云う,日本の“マンション”とどっこい,名前だけは豪華)には午後2時過ぎに到着した.比較的新しいようであるが,周りを見渡すとまだまだ建設中の建物が目に入り,槌音が聞こえてくる.なおも需要が見込めるのであろう.

宿から眺めると山は雲で覆われているが,ペワ湖(フェワ湖)は静かに水を湛え,サランコットから次から次へとハンググライダーで舞い降りる様子が目に入る.明日からいよいよ歩き始めるが,さて天気はどうなるかな~?


下は,カトマンドゥからポカラへ行くまでの写真あれこれ

カトマンドゥからポカラへ行くまでの写真
カトマンドゥからポカラへ行くまでの写真 カトマンドゥからポカラへ行くまでの写真 カトマンドゥからポカラへ行くまでの写真 カトマンドゥからポカラへ行くまでの写真 カトマンドゥからポカラへ行くまでの写真 カトマンドゥからポカラへ行くまでの写真 カトマンドゥからポカラへ行くまでの写真
カトマンドゥからポカラへ行くまでの写真 カトマンドゥからポカラへ行くまでの写真 カトマンドゥからポカラへ行くまでの写真 カトマンドゥからポカラへ行くまでの写真 カトマンドゥからポカラへ行くまでの写真 カトマンドゥからポカラへ行くまでの写真 カトマンドゥからポカラへ行くまでの写真


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