10-11日目:ゴラパニへgo to Ghorepani

このゴラパニへ編では2010/3/6(土)タラパニを発ち,バンタンティ,デオラリ,ナンゲダラを経て,ゴラパニに到着,翌3/7ゴラパニに滞在し,朝方プーンヒルを往復し,3/8ゴラパニ3日目の朝ここを出るまでの写真(HDR画像/HDRiを含む)と記事を掲載した.

タラパニを発つleave Tadapani(2,630m)

タラパニで朝日に輝く石楠花

朝日に輝く石楠花

2010/3/6(土)タラパニの朝が明けた.部屋を出て北斜面を眺めると石楠花林が朝日を受けて赤く輝いていた.石楠花の木は個体差が大きいようで,既に満開のものもあればまだ蕾のものまで様々だ.後2週間ほどでピークになるようだ.


タラパニ朝のダイニングルーム

朝のダイニングルーム

タラパニの宿は盛況だ.スウェーデンのカップルと隣り合わせ,ストックホルムの地下鉄の話などし,「ところで夕べは犬がうるさかったですね」と話しかけると,女性は「そうそう,ひどかったわ!」だが,男性は「え,そうなの?昨日は朝ゴラパニからプーンヒルを往復し,ここタラパニまで歩いたから,もうくたくた,ぐっすり寝ていた」だそうだ.あれほどギャンギャンしていたのに,いや~大物ですね~

ダイニングルームの壁には旧王室一家の写真が掲げられていた.王政は廃されたが今もちゃんと支持者がいるのが解るし,その数も結構多いと聞く.その右下は仏陀の絵であるが,ネパールの仏陀は殆どこの顔立ちで,日本の仏様とは大分雰囲気が違う印象だ.また左側には例によって韓国のポスターが掲げられているが,どうしてでしょうね?

食事を終えて立ち上がるとき,椅子に置いたカメラを石の床に落としてしまった.レンズから着地したので動かなくなったかな~?とあせった.でもスイッチを入れると一応動くようで,いや~助かった!と思った.で,とてもラッキーな気分でリュックを背負い,ゴラパニ目掛けてタラパニを出発した.


下は,タラパニ朝の写真

タラパニ朝の眺め
タラパニ朝の眺め タラパニ朝の眺め タラパニ朝の眺め タラパニ朝の眺め タラパニ朝の眺め タラパニ朝の眺め

バンタンティBanthanti(2,660m)

バンタンティヒル

バンタンティヒル(Banthanti hill)

タラパニを出ると直ぐにどんどん下る.下った谷に小川が流れ,ガイドGさんによればシプロンコーラ(Siprong Khola)ということだ.その谷からはまた上りに入り,やがて写真の茶屋に出る.茶屋の看板にはBanthanti hillと記されている.茶屋の前では若い女性が露店の出店準備していた.商品はネックレス,仏像やマニ車など,所謂チベッタングッズだ.かつて,禁断の王国と称されたムスタンから7日間かけて来たという.チベットは漢民族が多く入りその影響を強く受けているが,ムスタンはある意味でチベット文化の伝統や文化が破壊されずにチベットより原型をとどめていると言われるようである.

バンタンティの谷の茶屋

バンタンティの谷の茶屋

バンタンティは広い.バンタンティヒルからはまた下りに入り,やがて小川の流れる谷に入る.川はサランガリバー(Saranga river)というようだ.この日は曇りで,林の道が多いのであまり陽が射さず,ちょっと肌寒い.少し行くと数軒の茶屋が並ぶもう一つのバンタンティに着いた.ここでは少し前から前後して歩いて来た年配(=筆者と同じくらい)米男性と,若い英女性と共にベンチに腰を下ろし,お茶とした.


下は,バンタンティ辺りでの眺め

バンタンティ辺りでの眺め
バンタンティ辺りでの眺め バンタンティ辺りでの眺め バンタンティ辺りでの眺め バンタンティ辺りでの眺め バンタンティ辺りでの眺め バンタンティ辺りでの眺め
バンタンティ辺りでの眺め バンタンティ辺りでの眺め バンタンティ辺りでの眺め バンタンティ辺りでの眺め バンタンティ辺りでの眺め バンタンティ辺りでの眺め

デオラリDeorali

デオラリの茶屋

デオラリに到着し昼食

バンタンティからサランガリバーに沿って上りとなる.やがて2~3軒の茶屋があるデオラリに着いた.ここはこれまでのグルン族のエリアから,マガール族エリアに入る境目になるそうだ.ただどちらも仏教徒が多いのでルンタやタルチョーが掲げられる風景に大きな変化は見えないような気がする.頃合良くここで昼食を食べ,以前どこかでもらいリュックに入っていたカタを傍らの木にくくりつけた.実は忘れていたカタで,思い出してよかった.


デオラリでカメラストラップを織る女性

カメラストラップを織る女性

露店を営む若い女性が細い紐で編み物をしていた.女性はやはりムスタンから来ているそうで,編んでいるのはカメラ用ストラップだそうだ.買い物をする人は必ずしも多くないし,新しい商品を作り需要を掘り起こそうとがんばっているようだ.


下は,デオラリ辺りでの写真

デオラリ辺りでの眺め
デオラリ辺りでの眺め デオラリ辺りでの眺め デオラリ辺りでの眺め デオラリ辺りでの眺め デオラリ辺りでの眺め デオラリ辺りでの眺め デオラリ辺りでの眺め

ナンゲダラNangedanda

ナンゲダラ

林を行く

デオラリを過ぎると林に入り,左手にアンナプルナやダウラギリが覗くようになる.残念ながら青空はなく全天灰色だが不思議なことに山に雲がなくそれなりに見えている.


林を行く

ナンゲダラに着く

暫く行くと見通しのいい丘に出る.ガイドGさんによればナンゲダラ(Nangedanda)と呼ばれ,裸の丘の意だそうだ.確かに周囲には木があまり無く,その分遠くの山まで良く見渡すことができる.見晴らし台として有名なプーンヒルが東に見えるが,そこといい勝負であろう.ダウラギリ連峰とアンナプルナ連峰,マチャプチャレがよく見える.

バンタンティで一緒になった年配米男性と,若い英女性とここでも一緒になる.若い英女性は,彼女のガイドから“これでもう登りは終わり,後は下り一方ですよ”と告げられ,“ヤッター”と小躍りして喜ぶ.え~っ,明日プーンヒルに登らないんですか?と訊くと,“とんでもない,もう限界よ.それより,ヤッターのポーズで写真撮りましょう”と両こぶしを挙げ,ジャンプする仕草を見せる.米男性は“いや~私にジャンプは無理だよ”と応じる.何でも彼女は生粋のクックニーだそうで,日本で言えば江戸っ子のようなものらしい.ロンドンならやはり大英博物館ですよね~と言ったら,“いや,やはり自然史博物館よ,ほら何と言ってもあの恐竜の骨格,このルンタの架かるロープのこっちの端から,あっちの先くらい(上写真参照)あるじゃない”と,ちょっとオーバーかなと思うが別に事を荒立てることもないし....とにかく愉快な人だった.

ところで,前回アンナプルナ一周でここに寄ったときは茶屋が営業していたが,今回は廃屋のようになっており,Gさんは「シーズンになれば再開するのでは」と言っていたが....廃業のように感じられた.ここはとても眺めがいいし,ロッジを開けば客が殺到すること間違いないと思うが,プーンヒル同様ロッジ建設しない申し合わせがあるのであろう,と想像する.それとも水の調達とかが難しくできないのであろうか....


下は,ナンゲダラ辺りまでの写真

ナンゲダラ辺りまでの眺め
ナンゲダラ辺りまでの眺め ナンゲダラ辺りまでの眺め ナンゲダラ辺りまでの眺め ナンゲダラ辺りまでの眺め ナンゲダラ辺りまでの眺め ナンゲダラ辺りまでの眺め
ナンゲダラ辺りまでの眺め ナンゲダラ辺りまでの眺め ナンゲダラ辺りまでの眺め ナンゲダラ辺りまでの眺め ナンゲダラ辺りまでの眺め ナンゲダラ辺りまでの眺め

ゴラパニに着くget to Ghorepani(2,860m)

石楠花林を下りゴラパニへ

石楠花林を下る

ナンゲダラからゴラパニへは下りとなり,石楠花の林に入る.林の向こうにダウラギリを見ながら歩く.これで青空なら言うことなしなのだが.....


ゴラパニで眺めた夕焼けのアンナプルナⅠ峰

アンナプルナⅠ峰が真っ赤になる

ゴラパニに到着し,ハングリーアイ(Hungry Eye)というロッジに入った.米男性もたまたま同じロッジとなった.

部屋で寛ぎ,夕方になると窓の正面に見えるアンナプルナⅠ峰とサウスが赤くなりだした.雲がいっぱい,まさか赤くなるとは思いもよらなかったので大変驚く,しかも尋常ではない真っ赤な染まりようだ.いや~すばらしい!


下は,ゴラパニの写真

ゴラパニでの眺め
ゴラパニでの眺め ゴラパニでの眺め ゴラパニでの眺め ゴラパニでの眺め ゴラパニでの眺め
ゴラパニでの眺め ゴラパニでの眺め ゴラパニでの眺め ゴラパニでの眺め ゴラパニでの眺め

ゴラパニのロッジのダイニングルームにはストーブがあり,先の米男性に加え,夕方辿りついたカナダのカップルと,オランダのカップルも取り囲んだ.燃料はこの辺で豊富な石楠花の木で,赤々と燃え盛る.メタボ体型加男性の注文に,「アップルカントリー,マルファ産りんごで美味しいよ!」とおかみさんが運んできた.「そうか,実はカナダもアップルカントリーでパイには目がないんだ」と一人でぱくつく.奥さんはスリムでパイには興味なく,カナダ北極圏のお風呂でオーロラを眺め,ワインを楽しむ光景などを身振り手振りで愉快に独演してくれた.オランダの男性が,「銀行の会計監査官で...」と言うと,加男性が「そいつは大変そうな仕事ですな」「いや,まあこうして休暇も取れるしいい仕事だよ」.奥さんはデルに勤めているそうだ.傍にいたシェルパが「デルって何の会社?」と訊いてきたのを耳にし,この世界的著名企業もまだまだこの先新たに拓けるマーケットが眠っているのかな~と思った.

メニューには久しぶりで“チキン”カレーが載っていた.最近日本では草食系男が流行りだそうだが,カナジーは根っからの肉食性,これまで已む無くベジタリアンとして過ごしてきたが“チキン”を見逃す筈はなかった.飢えていたので美味しかったのは言うまでもない.

さて明日の朝はプーンヒルに行ってみる予定だ.以前行ったことがあるので,独りで行ける筈と,ガイドGさんとポーターSさんには明日一日ゆっくりお休みくださいと言って,早めに床に就いた.

ゴラパニ2日目2nd Day at Ghorepani

ゴラパニ2日目未明

ゴラパニ2日目未明

さて今日2010/3/7(日)は日の出前にプーンヒルに行く日と,早く起床する.窓を見ると,雲がなくなり星が輝いていた.どんな風に写るかな~と撮ったのがこれ.ISO:800,f/5,30秒露光.ちょっと暗かったかな....

6時半頃日の出ということなので,5時半頃出かければいいかなと,停電で暗い部屋で身支度し,出発.

プーンヒルPoon Hill(3,250m)

朝焼けのダウラギリⅠ峰

赤くなったダウラギリ

プーンヒルには45分くらいで到着した.ちょっと早すぎたようで,寒い.待つこと暫し,昨夕暮れは少し雲が多かったダウラギリが,この朝はクリアで完璧なほど見事な朝焼けを見せてくれた.

ダウラギリはサンスクリット語で「白い山」の意,8,167mの高さは世界で7番目だそうである.


西の峰々

朝の陽の光が西の山々を照らした.やはりダウラギリⅠ峰が一際大きい.

プーンヒルから眺めた西の峰々

もちろんこの朝は北の方の峰々もよく見えて,ニルギリアンナプルナⅠアンナプルナサウスマチャプチャレがくっきりしていた.


下は,プーンヒルでの眺め.

プーンヒルでの眺め
プーンヒルでの眺め プーンヒルでの眺め プーンヒルでの眺め プーンヒルでの眺め プーンヒルでの眺め プーンヒルでの眺め プーンヒルでの眺め
プーンヒルでの眺め プーンヒルでの眺め プーンヒルでの眺め プーンヒルでの眺め プーンヒルでの眺め プーンヒルでの眺め プーンヒルでの眺め

昨日から時々一緒になる米のNさんとプーンヒルでお会いする.「Pモードだとフォーカスポイントが赤く光らない,フルオートモードやAモードだとちゃんと赤くなるのだが,勝手にストロボが光ったりするし,また絞りを操作するのは面倒だし....何とかならないだろうか?」と,日本ではキス,米ではぐっと硬派の“反逆者(rebel)”と名付けられた一眼レフを見せられる.故障のようだが,発光禁止フルオートモードにダイアルを廻すと,合焦点表示が作動するようなので,とりあえずこれでどうでしょう?と暫定案に落ち着く.大きなLCDモニターの付いた真新しいバージョンの機種で,なかなかすばらしいが珍しい故障も起こるものだ.

プーンヒルからは皆早々に引き上げる.一人ゆっくりしていると数人のお茶の売り子以外だれも居なくなった.お茶を飲み茶碗を返すと,売り子も荷物をまとめて下っていった.夕方また茶道具と水を携えて上って来るのだろうか,それとも明日の朝まで来ないのか?

筆者も写真を撮りながらゆっくり下った.途中上に向かう7~8人のグループとすれ違い,中の一人の男性から「日本人?」と訊かれる.そうですが,と応えると,「そうですか,私は豪に住んでますが,娘が長野に滞在し,既に4年になります」と.さらにポケットからメモ帳を取り出し「私も昨秋招かれ,マツモト,シンジュク,....と行ってきました」とわざわざ説明してくれた.“豪”と聞いたとき,また捕鯨で責められるのかと一瞬緊張が走ったが,他愛ない友好的会話でほっとした.


プーンヒルからゆっくり戻り,早めのランチとした.トマトチーズピザとしてみたが,これもなかなかいける味だった.今回のトレッキングでこのロッジは随一かも知れない.

ゴラパニでの眺め

ゴラパニのゴラは馬,パニは水,つまり元々馬の水場があったのであろうが,現在も馬は結構多く通っていく.70頭くらいもある大きなキャラバンもあり,そのような大キャラバンでは馬方も10人くらいは付いているようであった.

ゴラパニゴラパニ
ゴラパニゴラパニ

ゴラパニの馬:YouTube(2分13秒)

動画でまたしても馬を撮ってみた.


夕食時また米のNさんと暖炉脇のテーブルで向かい合って座った.Nさんは「昼食べてたトマトチーズピザ,あれ美味しかった?」と訊くので,「え~,申し分なかったですよ」と答え,Nさんは“チーズ抜き”トマトピザ,小生はまたしてもチキンカレーを注文する.

料理ができるまでいろいろ話を交わす.Nさんはチェコスロバキア育ちで,若い時分米に渡り現在はニュージャージー在住.何年か前に故郷を訪ねたことがあったが,今は家族も親戚も居なくなり,再び行くことはなかろう,それより大自然が好きなので,南米や,ここヒマラヤなどの旅に出たい.パキスタンなども興味深いが米国人にはテロの脅威でちょっと実現できない.ところで,これまでデリー経由でカトマンドゥ往復が便利で速かったが,インド政府が最近,一応テロ防止とか言うも意味不明な再入国制限を設け,已むなくバンコク経由で来た.

コルディアブランカは12日間,ガイドと馬と共に廻った.ただペルーは潜在的に強盗の伝統が今も残るし,パタゴニアはすばらしい高級ホテルで費用が嵩むのが悩ましい.米国経済は弱くなり,ドルはどんどん下落するのでね.

米経済はやがて医療絡みに及ぶ.2,30年前まで医師は最も稼ぎのいい仕事の一つだった.だが現在医師や病院は実質的に保険会社に支配されている.治療の前に,病院は保険会社から「この患者にはXXドルの治療費を支払うことが可能」と,実質的に治療費に見合う治療内容が指示されるようなものだという.しかも治療費は極めて高額,例えば簡単な手術3~4日入院でUS$30,000(280万円くらい)が,病院から保険会社に請求され,保険会社がそれを支払うそうだ.世界的に見て,例えば高度な医療で知られるスイス辺りでも,この1/10くらいの費用ではなかろうか.米ではいい保険(高い保険)に加入していなければちゃんとした治療も受けられず,一方保険会社の幹部は信じられない程高額な収入を得ている.....そうだ.

ところでNさんは差し当たり,明日どちらに向かうか?で悩んでいる.元々,ここゴラパニの後,タトパニに向かい,カリガンダギを遡りムクチナートまで行く予定だったそうだ.だが,途中出会ったトレッカーや彼のガイドの話,カリガンダギ沿いトレイルは最近車が通るようになり,かつての雰囲気が損われ,と聞き及び,計画を止めて,アンナプルナBC行きに変更するかどうか,だそうである.まあ,BCに変更してもタラパニまでは1日で戻れるので,その方向に傾いているようではあった.

そのうち食事の用意が整い,頂戴した.食べた後Nさんは「そっちのチキンカレーが正解だったようだ」と言う.それはそうかも知れない,まさか“チーズ抜き”ピザをオーダーするなんて想像すらしなかった....チーズが嫌いなんだそうだが,それを知っていれば決してトマトチーズピザは推奨しなかったのに....すみませんでした.

ゴラパニ3日目3rd Day at Ghorepani

ゴラパニ3日目夜明け前の澄んだ星空

澄んだ星空

2010/3/8(月)夜明け前,窓を眺めると今日も星空が見えていた.北の方角にレンズを向け長時間露光してみた.部屋の中からなので楽ちんなのだ.地球の自転軸はちょっと逃したようで,少し東にずれてしまったが自転軸から星の距離に比例した円弧長の光跡が読み取れる.なお下はアンナプルナⅠ峰(左)と同サウス峰.ISO100,f/4,31分露光

明けてダイニングルームでチャパティの朝食を食べる.そこへNさん現れ,互いにナマステ!を交わす.Nさんは結局,ムクチナートは止めて,アンナプルナBCに行くことに決めたそうだ.食事を終え,互いにグッドラックを交わし,それぞれの方向に旅立った.


下は,ゴラパニ3日目の写真

ゴラパニ3日目の眺め
ゴラパニ3日目の眺め ゴラパニ3日目の眺め ゴラパニ3日目の眺め ゴラパニ3日目の眺め ゴラパニ3日目の眺め ゴラパニ3日目の眺め

ゴラパニ滞在中のHDRiHDRi(high dynamic range image) at Ghorepani

ゴラパニでのHDRi

HDRiを試みる

昨年秋くらいにHDRi(high dynamic range image)という面白い画像のあることを知った.標準露光と±2EVの合計3枚のブラケット撮影写真から作ることが可能だそうだ.とりあえず時間がたっぷりあったゴラパニで幾つかの3枚組写真を撮影しておいた.

うちに戻ってから,数多いHDRiの中で,ありがたいフリーのQtpfsgui(Luminance HDR)というソフトウエアをダウンロードし,使わせてもらった.(←最近バージョンは有料になったようです.2010/9/16)

まだよく飲み込めていないのだが,いろいろ試しながらHDR合成とトーンマッピングをしてみた.なかなか楽しいし,白飛び/黒つぶれが解消したそれなりに面白い絵ができると思う.


下は,ゴラパニ滞在中のHDRi

ゴラパニ滞在中のHDRi
ゴラパニ滞在中のHDRi ゴラパニ滞在中のHDRi ゴラパニ滞在中のHDRi ゴラパニ滞在中のHDRi ゴラパニ滞在中のHDRi ゴラパニ滞在中のHDRi
ゴラパニ滞在中のHDRi ゴラパニ滞在中のHDRi ゴラパニ滞在中のHDRi ゴラパニ滞在中のHDRi ゴラパニ滞在中のHDRi ゴラパニ滞在中のHDRi


Cannergy'sホームへ