トレック1日目:チルバサへtrek day 1: go to Chirbasa

このトレック1日目:チルバサへ編ではガンゴトリを発ち,ガンゴトリ国立公園入り口で登録し,チルバサまで歩いたときの写真と記事を掲載した.

ガンゴトリを発つstart from Gangotri:標高3,048m

ロッジ庭に集合し,出発

ロッジ庭に集合し出発

トレック初日のこの朝は晴れ渡り幸運だ.朝食後ロッジの庭に集合し,ポーターの皆さんと対面,挨拶を交わす.ポーターは皆ネパールからの出稼ぎだそうで,雇用者からすると,例えばインド人ならRs400の仕事が,ネパール人ならRs300で雇うことができる上,世界的に定評あるシェルパ族なら願ってもないということのようだ.

この朝は荷物まとめなどの都合もあってガンゴトリ(3,048m)をゆっくりと9時に出発した.


ガイドを先頭に歩く

ガイドを先頭に歩く

これから向かうガンガー源流(バギラティ川源流)へのトレイルは,ガンゴトリ北側の丘に登ることから始まった.道は基本的に巡礼道として整備され楽に歩けると聞いている.また道は,少なくとも初めのうちは分岐があまりなく,こんがらがることはなさそうである.そのようなトレイルで,インド各地からの巡礼者が行き交う中,我々はガイドSさんを先頭に歩みを進めた.


下は,ガンゴトリを発って暫くの風景.丘に登るとガンゴトリが一望できる.

ガンゴトリを発って暫くの風景
ガンゴトリを発って暫くの風景 ガンゴトリを発って暫くの風景 ガンゴトリを発って暫くの風景 ガンゴトリを発って暫くの風景

ガンゴトリ国立公園入り口Gangotri national Park

ガンゴトリ国立公園入り口

ガンゴトリ国立公園入り口

少し歩くと標記の国立公園ゲートがあった.行きはごく短時間で済んだように思うが,なぜか4日後ここを出るときは手間取った.普通逆なら判るが.....

以前は入園制限なく自由であったが,現在は環境保全のため一日150人に制限されているらしい.サドゥーは別扱いとのうわさもあるが,いや,やはり特別扱いは許されず同じようにカウントされるとも......


巡礼者一行

巡礼者一行

巡礼者の多くはガンガー源流,氷河から流れ出るゴウムク(Gaomukh:牛の口の意だそうだ)を目指し,一部は我々と同じくシブリンBCのあるタボバンまで行くようだ.巡礼者は一般に軽装で,荷物も少ないように見える.一方背中に子供を背負って登る若い父親なども見かけ,中には二人も背負うタフな人にも出会う.尤も,ポニーや,籠で登る人も見かけるので,人それぞれ,好きな方法が選べていいと思う.


小川を越える

小川を越える

バギラティ川は茶色い濁流であるが,ここに流れ込む小さな支流にはこのようにきれいな流れもある.小川であるが流れは速く冷たい.落ちては大変と慎重に渡ると,先方に雪峰が見えてくる.でもバギラティ山群はまだ先のようで,その北側にある名無しの峰々のようである.


下は,国立公園入り口辺りから暫く歩いた間の写真.無名峰であってもなかなか素晴らしい.

ガンゴトリ国立公園入り口先の風景
ガンゴトリ国立公園入り口先の風景 ガンゴトリ国立公園入り口先の風景 ガンゴトリ国立公園入り口先の風景 ガンゴトリ国立公園入り口先の風景 ガンゴトリ国立公園入り口先の風景 ガンゴトリ国立公園入り口先の風景
ガンゴトリ国立公園入り口先の風景 ガンゴトリ国立公園入り口先の風景 ガンゴトリ国立公園入り口先の風景 ガンゴトリ国立公園入り口先の風景 ガンゴトリ国立公園入り口先の風景 ガンゴトリ国立公園入り口先の風景

チルバサChirbasa:標高3,600m

チルバサへの整備されたトレイル

整備されたトレイル

この日の目的地チルバサ(Chirbasa)まではいい道が続くようである.バギラティ川は聖なる川ではあるが,物理的には大層濁っており,写真のように殆ど土と見分けが付かないくらいだ.その右岸にトレイルが連なり,所々崩壊を防ぐように石垣が築かれている.


バギラティ川対岸の峰々

対岸の峰々

対岸には無名峰ではあるが,のこぎり状のなかなか豪快で見事な峰々が姿を現してきた.麓は大きな土砂崩れの跡があり,土砂がバギラティ川まで注ぐ様子が痛々しい.

こうしたのこぎり状の山はエベレスト街道から眺めたヌプツェを彷彿させる.ちゃんと比べてみると必ずしも似てはいないのかも知れないが,記憶風景とも言うべきか,筆者にはそれを想起させる何らかの要素があるようだ.


ハヌマンパルバットが見えてきた

ハヌマンパルバットが見えてきた

先方にハヌマンパルバット(Hanuman Parbat:6,070m)が見えてきた.正確には分からないが平たく言うとハヌマンはおサルの神様で,パルバットは峰なのでハヌマン神山のような感じになろうか.


チルバサのキャンプサイト

チルバサに到着

やがてチルバサのキャンプサイトに到着した.標高3,600mと,ガンゴトリから500mあまり登ったことになる.チルバサ着後若干小雨がぱらつくことがあったが,まずまずいい天気だった.バギラティ川上流方向(東側)にはバギラティ山郡が見えていた.左から第2峰,第3峰,第1峰と並んでいるのだが,少し雲が邪魔をしており,ほぼ見えたときがこのショット.

なおこの場所からだと,ハヌマンパルバットは写真右側丘の背後になり,雲が切れたとき時々頂を覗かせていた.

前述のようにポーターの皆さんは全員ネパールからの出稼ぎ者だそうで,サーダー(山岳ガイドSさん)との連携に不慣れなためかまだ到着してなかった.先まで行ってしまったのかと心配したがそのうちにテントなどの荷を運び無事到着してくれた.このキャンプサイトでテントを張っていたのは我々だけで,殆どの人はもっと先まで行ったようであった.という訳でこの日は歩行距離が少なく楽な一日だった.


下は,チルバサ到着までの写真.やはり山道はいいね!

チルバサ手前の眺め
チルバサ手前の眺め チルバサ手前の眺め チルバサ手前の眺め チルバサ手前の眺め チルバサ手前の眺め チルバサ手前の眺め
チルバサ手前の眺め チルバサ手前の眺め チルバサ手前の眺め チルバサ手前の眺め チルバサ手前の眺め チルバサ手前の眺め

この日眺めた花today's Flowers

甚だ疎いので見分けが付けにくいが色々な花が咲いていた.下はその中の幾つかだが,スミレ(左から3番目)もあったのには少し驚く.

チルバサまでこの日眺めた花
チルバサまでこの日眺めた花 チルバサまでこの日眺めた花 チルバサまでこの日眺めた花 チルバサまでこの日眺めた花 チルバサまでこの日眺めた花 チルバサまでこの日眺めた花 チルバサまでこの日眺めた花


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