再びチュニスに戻り,スークを見物することになった.
チュニスの旧市街,メディナの見所が分かるマップが入り口付近に掲げられている.入り口にはカッコいいBMWの白バイが待機しているが,いざ出動でメディナ内に繰り出せば映画のドタバタアクションのような光景になりそうで,ちょっと見てみたい.ここもまた世界遺産に登録され,多くの観光客が訪れているようだ.でも観光客より圧倒的に地元の買い物客が多いし景観保存と利便性向上のための改修などの板ばさみになるのでしょうね~
他のスークではあまり見かけない商品なので,何ですか?と聞いてみた.結婚する人にプレゼントする贈答品専用のバスケットなのだそうだ.チュニジアで結婚するのは大変なお金がかかるそうであるが,招待される方もバスケットいっぱいにするのはそれなりに大変そうである.
少し前まではチュニジアの大事な輸出品目だったくらいフェルト帽子は特産だそうである.老舗の店にはちゃんと製作者の顔写真付き看板が掲げてあった.日本でも美容院だとかだとよく「XX誰兵衛の店」とか見かけるけど,まだ顔写真はあまり飾ってないような.....
カフェで水タバコはイスラム圏共通の文化.男だけなのもやはりイスラム圏共通の文化.カメラを向け,いいか?と訊ねたら,どうぞどうぞと機嫌よく撮らせてくれた.ありがとう.
下は,チュニスのメディナ写真
郊外から街に入る辺り.アラビア語の看板がないとアジアの街と区別が付かない,と思う.
バスから眺めていたら,手を合わす仕草をして見せ,苦笑させてくれる.チュニジアでのアジア人観光客は比較的少なく(例えばドイツ人の観光客100人に対して日本人観光客は1人の割合だそうだ),直ぐにアジア人と見分けが付くのであろう.
宿泊したエルハナインターナショナルホテルの前にある通りはバビブブルギバ大通りと呼ばれるそうで,とても広い.樹木も多く,立派な通りだ.メディナとの境にフランス門と呼ばれるパリの凱旋門のようにバカでかい門がある.フランスが力を誇示するために建てたのか?バビブブルギバ大通りの舗道にはご覧のような路上レストランがあってこれもパリ風だ.
夜の人出は多くない.通りにはいろいろな専門店からスーパーマーケットまで並んでいるがやはりパリとは相当隔たりがあるように思う.
下は,チュニス新市街の写真