ラパスへfly to La Paz

このラパスへ編では,2015年5月29日,成田を出発し,ダラス/フォートワース(米),およびマイアミ(米)を経由し,ラパスに到着するまでの写真を添えて載せました.


ラパスへ行くときのGoogleマップ

ボリビアのラパスへは,成田1を出発し,ダラス/フォートワース2で乗り換え,さらにマイアミ3で乗り継ぎ,ボリビアの首都ラパス4に到着する.

別窓で大きなGoogleマップでラパス付近を開く

成田から出発start from Narita

JR横須賀線武蔵小杉駅からNEXで成田空港に行く

NEXで成田空港に行く

5月29日朝になった.今回は朝のラッシュアワーと重なるので比較的混み具合が酷くないのでは....との見込みから,JR横須賀線武蔵小杉駅からNEXに乗ることにした.実際小杉までは混んでおらず,またNEXはいつものようにガラガラだった.


円安進むNEX車内表示

円安進む

NEX車内の掲示板には為替レートが表示される.1ドル=¥123.65とかなり円安が進んでいる.旅行には不利な状況になっているが,かと言って歳が歳だけに円高になるまで待つわけにはいかない.尤もこの後円高になるかどうかは専門家でも容易には読めないであろうし,ハズレるのもまた普通だ.

ところで行き先ボリビアの通貨はボリビアーノBoliviano(略号Bs)と呼ばれ,US$1(写真の通り=¥123.65)=Bs.6.9の固定相場だそうだ.日本ではマイナーな通貨なのでまあ両替できないであろう.US$やカードがかなり使えるというので,私は両替はしないつもりだ.


成田空港に着く

成田空港に着く

成田空港第2ターミナルに到着し,ツアー会社指定の場所に向かった.そしてそこで添乗Hさんにお会いし,搭乗券やツアー参加者リストを頂戴する.Hさんには前年にもお世話になったことがあり,ツアー同行者11人(f3,m8)の方々とは初めてである.皆さんどうぞよろしく.

最初のフライトはアメリカン航空AA176便なので,AAのカウンターに行き,バゲージのチェックインとJALマイレージ(コードシェア便なので)をカウントしてもらう.

そして,パスポートコントロールを過ぎ,サテライトの84番ゲートに向かった.つい最近まで写真のホール両側にシャトル駅(乗降ホーム)があった筈だが,無くなっている.歩く歩道に置き換えられたようだ.シャトルは殆ど揺れがなく良かったが,バカバカしい程の短距離,安全ドアの開閉や待機停車.....など実に冗長なシステムと思っていたが,やはり改められたのだ.

話は飛ぶが,右側,和風インテリアのショップ,成田らしい演出でなかなかいい.


成田84番ゲートからダラス/フォートワースへ出発

84番ゲートから

84番ゲートに到着し,ボーディングを待つ.このAA176便もそうだがボーディングの順序をグループ分けしてパスに記載されていることが多い.AAでは後ろ側シートが遅く乗り込むようだ.エアラインによっては逆の流儀もあるような気がする(いやこちらが普通).


ダラス/フォートワースへfly to Dallas/Fort Worth

ダラス/フォートワースへのAA176便はB777-200機

AA176便はB777-200機

AA176便は(米のエアラインであるので当然)遠距離では主流のB777-200機で,2-5-2配列シートは満席のようだった.真ん中のシートになったら正に悪夢であろう.少なくともエコノミークラスでは日本人CAは乗務していない様子で,アナウンスの日本語はたどたどしい.またアジア系エアラインのCAは総じて若い人が多いが,AAは比較的年配で恰幅のいい女性も目立つ.年齢や体躯で雇用が制限されないという国の仕組みの一端を垣間見ることができる.


映画は楽しみ,一つに『ビッグアイズ(big eyes)』

映画は楽しみ,一つに『ビッグアイズ(big eyes)』

AAエコノミークラスは例によって画質の悪いモニタースクリーンでしかも非オンデマンドの映画だ.タイトル数も少ない.と大いにくさしても映画は私にとって食事と共に機内最大の楽しみだ.またイヤホンジャックはF型でなく,一般的なミニプラグタイプで,持参しているヘッドホンなども容易に使える.

狙っていたわけではなく,たまたま日本語版『ビッグアイズ(big eyes)』というのが選べた.シングルマザーの無名画家(マーガレットキーン)が,軽い調子の詐欺師的男と一緒になる.そして男が自分の作品として売りだしたビッグアイズ(big eyes)のアートはやがてブームになる.しかし実際描いているのはマーガレットでモデルは実の連れ子.....と続く.実話に基づく映画で,87歳になったマーガレットさんは今もカリフォルニアで絵を描き続けているそうだ.とても説得力がある.


AA176便は三回の食事を出してくれた

11時間半という長いフライトで,三回の食事(後ろ二回は軽食)を出してくれた.そんなに出してくれなくてもいい,と言う人もあろう.どれもお箸が添えられた和風が選べた.

一回目の食事二回目の食事三回目の食事

ビールやワインもあった.確か三回とも.....,いや二回だったかな?


ダラス/フォートワースに到着

ダラス/フォートワースに到着

AA176便は順調に飛び一つ目の経由地ダラス/フォートワース(DFW)空港に到着した.出発は遅れ気味であったが,到着遅れは僅かだった.パスポートコントロールで機械式審査に進んだが,両手各5本の指紋読み取りに手こずり,結局審査官行きの指示を受ける.審査官前の指紋読み取りもなかなかうまく行かない.何度も何度も繰り返し,ようやくOKとなった.DFWの装置とは相性が悪いようだ.(戻るときのマイアミでは機械式審査で一発で通過した)なおESTAはこの冬取ったものがまだ有効期間内で問題なかった.

荷物は一旦受け取り,検査の後次便にチェックインし,スカイリンク(ガイドウェイ式無人列車)でゲート前ロビーに進んだ.外を眺めると,着陸前機長の案内では曇空22℃とあったような気がしたが,陽光が射し暑そうな雰囲気だ(←『ダラスの熱い日』の想い出が無意識で脳裏に浮かぶのかも).朝方なので気温は急上昇なのであろう.

ところでダラス/フォートワース空港発着枠の70%はAAが占めているというから圧倒的だ.確かに駐機中の大半はAAロゴマークを付しており,AAのハブ空港なのだそうである.


ダラス/フォートワース空港のバー

ダラス/フォートワース空港のバー

まだ早朝で空いているがいかにもアメリカンテイストな(スポーツ)バーだ.正面モニター上の木製(多分)プロペラ写真は何でしょうか?多分この空港に縁ある飛行機のものでしょうか?

まあここでは暫く次のマイアミ便まで待つことになる.


マイアミへfly to Miami

DFWからAA1462便でマイアミへ

DFWからAA1462便でマイアミへ

DFW空港で暫く待った後,AA1462便はお昼すぎ発ちマイアミへと向かった.同便機材はB767-300(エコノミーシートは2-3-2配列)で満席に近かったであろうか.完全に深夜のフライトであるが飛行時間が3時間程度なのでまあ楽だ.


DFWから東に進む

DFWから東に進む

マイアミはDFWから東に位置しており,時差が1時間ある.マイアミ(夏時間)は日本時間の13 時間遅れで目的地ボリビア(夏時間なし)と同じゾーンで,ダラスは14時間遅れとなっている.同じ国なのに幾つものタイムゾーンがある広大な国は羨ましい.


マイアミ空港に到着

マイアミ空港に到着

5/28夕方マイアミ空港に到着した.ここでは荷物預け替えは不要,ラパスまで自動的に送られるので楽だ.

常夏の筈と思いきやマイアミ空港内部はちょっと肌寒い.床各所は色々な模様で象嵌されているが,写真のように控え目で地味だ.


マイアミ空港の壁にはお魚さん

マイアミ空港の壁にはお魚さん

床に抽象的象嵌がある一方,壁にはループ状に連なる魚の剥製が随所に掲げられている.なかなかユニークだ.知らない名の魚が多いが概ね美味しそうなタイプか.

ここではかなり待ち時間があり,ちょうど夕食の時間となったのでハンバーガー店に入る.ポテトチップスと飲み物付きダブルバーガーで11ドルちょい,カードで支払う.味はどこもさして変わりなかろうし,それがハンバーガーの持ち味だ.

ラパスへget to La Paz

5/28深夜AA922便はマイアミを発つ

5/28深夜AA922便はマイアミを発つ

5/28深夜,AA922便(B757機)はマイアミを飛び立った.ただ真夜中なのに体内時計の順応ができないのか眠りには就けない.

途中AA922便は食事を出してくれた.さすがこの路線では和食風とはいかず,はて米風か?いやボリビア風か?少なくともビールにはスペイン語が記されており,普通に美味しかった.


5/29朝ボリビアの首都ラパスに到着

5/29朝ボリビアの首都ラパスに到着

AA922便は順調なフライトで,5/29朝ボリビアの首都ラパス空港に到着した.まだ早朝で朝焼けの色合いが残っている.

ラパス空港の正式名はエルアルト国際空港(El Alto International Airport)で4,061mの高地に位置しているそうだ.酸素濃度が低くジェットエンジンの出力が上がらず,そのスラスト不足をカバーするため,いや空気が薄いので揚力が小さいためか?普通より長い4,000m滑走路を備えるそうだ.その昔これよりは標高が低いメキシコシティ空港で,『標高が高い(いま調べると2,230m)のでエンジンがかからない』と言われ『ほんとかな~?』と思ったものだ.そして,遅れて着いたアトランタ空港で走りまくって何とか乗り継いだ記憶が蘇った.

添乗Hさんからは『高度障害を未然に防ぐため今日の宿はラパスで最も低高度3,300mに位置するホテルを準備しております』と案内があった.これで安心だ.


ラパス空港からバスで出発

ラパス空港からバスで出発

ラパス空港で入国し,荷物を受け取り表に出る.出ると前方(写真中央)にアンデスの雪山が美しく輝いていた.早速見えてうれしい.ワイナポトシ(Huayna Potosi:6,088m)だそうで,翌日この山の近くまで訪れる予定になっている.

そこにはマイクロバスを従えた当地のガイドPさんが待っていてくれた.Pさんは一族で旅行社のファミリービジネスを営むようで,私たちの全旅行行程のガイドや4WD(トヨタランクル)のドライブをしてくれる.どうどよろしく願います.

とりあえずマイクロバスで道草しながらここから低標高の宿泊ホテルに進むことになった.



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