サンタエレナへgo to Santa Helena

このサンタエレナへ編では,2015/2/4(水)テック川キャンプで朝を迎え,グランサバナの草原を歩き出し,小川を越えてパライテプイに到着しトレック完了.ここで昼食後,車でサンフランシスコに寄りお茶,そしてサンタエレナのロッジに落ち着いたときの写真を載せました.


テック川キャンプ~サンタエレナ周辺のGoogleマップ

さてこの日2015/2/4(水)は,テック川キャンプ(18)からグランサバナ丘陵(19)を歩きパライテプイ(11)に至り,トレック完了.そしてここで一休み後車で未舗装路をサンフランシスコ(10)に行きお茶をし,その後車で国道10号線を通りサンタエレナ(20)に至ったとき周辺のマップを示した.

テック川キャンプの朝morning at the Tek river camp

テック川キャンプの朝

テック川キャンプ朝の食事

さてテック川キャンプの朝が明けた.昨夜の風は収まり,穏やかだ.今日の食事は揚げパンにローストチキンにサラミだ.野菜もあったかもしれない.


サイトを撤収し出発準備

サイトを撤収し出発準備

この日は暑いトレイルとなる見込みで,せめて6:00AMという早い時間で,炎天下歩く時間を減らそうという作戦が立てられた.そのため朝食もテントの片付けも早い時間から始められた.

私は前日汗だくの帽子を外に転がし,すっかり忘れていたが,何とか思い起こし近くを探したが見当たらず焦った.こりゃ手ぬぐいで頬被りでもするしかないかな~と思案していると,幸いポーターさんが見つけ出してくれて助かった.ありがとう.昨夜の強風で遠くまで旅していたようだった.

それと慌ててダッフルバッグをパッキングしたため(ということにしておこう),塗る前に資生堂アネッサを仕舞い込んでしまった.一難去ってまた一難,こりゃ命取りになるな~と覚悟を決めたが,添乗Sさんが親切にカネボウ特製日焼け止めクリームを分けて下さった.カネボウは資生堂より粘度が高いようで,厚く塗れて,透明になるまでの時間が長いようだった.さてこれで日焼けは完全防除できる筈だ.(→だが敵もさるもの,予想以上に強烈な紫外線で,この半日でかなり焼ける結果になった)


テック川キャンプサイト脇のオーナー或いは管理人の家

サイト脇のオーナー或いは管理人の家

サイト傍らにこんな家があり,ご家族の皆さんが暮らしていた.きっとこのサイトのオーナーもしくは管理責任者一家であろう.木組み格子に日干し煉瓦の壁にトタン屋根はこの辺りで最もよく見かける構造だ.庭に自転車がある.この辺りではかなりハードなスポーツ感覚で乗る覚悟が要りそうだ.楽しそうだけど.


テック川キャンプを出発

テック川キャンプを出発

さて6時になり,テック川キャンプを出発した.西に向かう緩やかなトレイルの先,東に向いた丘の斜面に陽が射し始めてきた.今ならまだ爽やかな陽光で,気持ちがいい.

なおこの日は,とっても暑いなか,比較的単調なトレイルを延々と歩くことになるので......それならばと,ガイドDさんの特段の計らいで,バギーでグランサバナを駆け抜けるという代替案が提示された.そして1/3くらいの方がそれに同調し,バギー(Kawasaki製6人乗りくらいのタイプ)で下ることになった.パライテプイ到着後聞くと,踏み跡のない丘陵を爽やかな風を受け駆け抜けるので,それはそれは痛快で,大満足だったそうだ.

小川までtrek to a Creek

サバナ野焼きの跡

サバナ野焼きの跡

サバナにはこうした野焼きの跡がときどき見える.そしてそこに野菜など植えられていることは決してない.つまり焼き畑とは無関係だ.ガイドLさんの他日の話からすると,人が立ち入る土地にガラガラヘビがいて危険なので,それが棲息できないように草を焼き払った,ということらしい.直ぐ隣もまた空き地なので,そこに引っ越して棲みそうな感じもするが....


アリ塚の上の植物

アリ塚の上の植物

ほんとにアリ塚かどうか不明だが,とにかくアリ塚のような円錐土の上に針状葉の草が茂っている.いやこの植物の根が土を盛り上げ台を作るのだろうか?なかなかおもしろい.

なお,上に草のない,もっと大きなアリ塚も見える.つまりアリはたくさん棲んでいるようである.

ということで,U社長が話すに,以前この辺りの草原には大きなアリクイをしばしば見たものだが,近年とみに見なくなった.先住民が皆採り尽くして食べてしまった,とのことだ.そうかあの変なアリクイも食料になるんだ~と,先ずは感心した.絶滅したのは悲しいが.....なおSさんも以前森の中で先住民ペモン族の人たちが仕留めたアリクイの血抜き処理をしている場面に遭遇した経験があるそうだ.美味しいのかな~


ポーターさんが追ってきた

ポーターさんが追ってきた

大分陽も高くなってきた.振り返るとテント片付けで遅くスタートしたポーターさんが追いかけてきた.速い.背後にはクケナンテプイは全幅頭を覗かせ,ロライマ山は殆ど覆われていた.たまに一部覗かせるが.


陽はジリジリ,大地は乾く

陽はジリジリ,大地は乾く

まだ歩き出して1時間余だが,既に陽はジリジリし始めた.今急に乾いたわけではないが,乾き割れた大地が暑さを演出する.


十字架の祠

十字架の祠

暫く行くと十字架の祠があった.ヨーロッパでは自動車事故で亡くなった場所にこうした祠が据えられることがある.ただここは自動車は通らない(通れない)し.....稀に自転車が通るが....


グランサバナの低栄養の草と花

グランサバナの低栄養の草と花

グランサバナの草で目立つのはこのような細い葉のタイプだ.そしてこれが,たとえ牛が腹いっぱい食べたにしても摂取栄養分はほんの僅かにしかならないという代物なのであろう.ほんと見ただけでは全く判らないが栄養のない草かぁ.....

それに,こんな場所に,とは言っては何だが,似つかわしくないような花が咲いている.どうした物語があるのやら....


小川に着いた

小川に着いた

さらに暫く行くと小川に出合った.乾季で流れは淀み気味である.しかしパライテプイまでまだ距離があるし,暑さも一層加わりそうだ.で親切なポーターさんに比較的流れている場所に降りてもらい,水筒に汲んでもらった.

それと不思議なのはこうした流れのある周囲には必ず大きな木が茂っている.流れから離れた場所に木は皆無,草だけなのに....この植生の変わり様は甚だおもしろい.

こうした木の茂みが大規模になると,森になる訳だが,そうした場所で先住民ペモン族の人たちが狩猟で暮らしているようだ.

パライテプイ到着でトレック完了arrive at Paraitepuy and finish the trek

パライテプイを望む丘に至る

パライテプイを望む丘に至る

小川を越えて,ジリジリ照りつけるトレイルをひたすら歩き続けると,丘に出た.先はまだ続いているが目指すパライテプイは近いようだ.あと小一時間か.ここで腰を下ろして一休みだ.


パライテプイロッジも見える

パライテプイロッジも見える

この丘から眺めると,広い森の谷を挟んで一つ先の丘には,往きで泊まったパライテプイロッジのグリーンの屋根が見える.まあロライマ山とクケナンテプイを望む絶好のロケーションであることが改めて認識される.尤も,今立っているこの丘も眺め自体同じように良い.ただロッジとヘリポートを建てるだけの広さはとてもないが.


パライテプイ村手前の小川を渡る

パライテプイ村手前の小川を渡る

丘で一休み後,一旦下り,そして小川に差し掛かった.飲める水が流れているが間もなく到着ということで,ここで汲む必要はなかろう.また水場なので,なおプリプリの警戒は解けない.


パライテプイ村手前で咲いていた花

村に近づいたせいか,園芸種のように大きな花が咲いていた.

パライテプイ村手前の紫花パライテプイ村手前の赤花

パライテプイ村に入る

パライテプイ村に入る

パライテプイ村に入った.予め,水晶を隠し持っているかどうかの検査所がありますからね~とのお触れが出ていたが.....そんな場所に寄る気配はなく,最終地点に進んだ.ガッカリ!


パライテプイ村に到着し,トレッキング完了

パライテプイ村に到着し,トレッキング完了

パライテプイ村のレストラン前に到着した.バギー組の皆さんも既に着いていた.これでロライマ山トレッキング完了,スタッフの皆さん,ありがとうございました.ここでポーターとキッチンボーイの皆さんは役目を終えて,自宅に引き上げて行った.ご苦労様でした.

私たちは左手のレストランに入り,飲み放題というビールやコークを頂いた.料理もあった筈だが....たくさん飲んだせいか記憶がはっきりしない.スイカのデザートが美味しかったのは思い出した.

サンフランシスコでお茶tea at San Francisco

ランクルはダートの道をサンフランシスコへ

ランクルはダートの道をサンフランシスコへ

さてパライテプイ村での食事が終わると,全ての荷を積んで,ランクルはダートの道をサンフランシスコへと向かった.サンフランシスコと行ってもカリフォルニアのそれと違って,例の片田舎風味の村だ.

この日はU社長の車だった.氏はもち論スゴ腕のやり手だが,車(ランクル)の運転はレノンさんと比べてかなりワイルドだ.運転だけでなく,いろいろな面で荒い面があるそうで,スタッフの皆さんも恐れているとか.そしてそんなキャラが添乗Sさんが上様と称している理由の一つでもあるようだ.


サンフランシスコの村に入る

サンフランシスコの村に入る

ダートの道から舗装道路に入り,直ぐにサンフランシスコの村になった.村には2つの旗が掛かっている.左はベネゼエラの国旗ベネズエラの国旗,右は少しブラジルの国旗に似ているデザインだが.....不明,ここの州または県の旗か?


Wadarrレストランでお茶

Wadarrレストランでお茶

往きでローストチキンのランチを頂いたYarikuレストランの斜向かいにあるWadarrレストランに入った.そしてケーキ付きコーヒーを頂いた.パライテプイ村では私たちのケアで忙しかったガイドDさんたちはここで遅れて昼食だ.見ているとやはりチキンだった.チキンはベネゼエラで最も一般的な食べ物であるようだ.


サンタエレナへgo to Santa Helena

カナイマ国立公園内をサンタエレナに向かう

カナイマ国立公園内をサンタエレナに向かう

サンフランシスコでのお茶の後,国道10号線で真っ直ぐ南に向かった.殆どカナイマ国立公園の範囲で,グランサバナの景観がそのまま続いている.そしてサンタエレナに近くなった辺り(写真右辺り)で珍しく大規模なヤシ林が見えた.植林したのであろうか?元々そうなのか,改質したのか判らないが,それが育つ土質なのであろう.


サンタエレナの街に入る

サンタエレナの街に入る

やがてカナイマ国立公園が終わり,そして直ぐにサンタエレナの街に入った.街に入るとヘリの空港を過ぎ,U社長が全く当てにならないという街一番の病院などを過ぎ,中国人が多いというエリアを通った.

そして,中国人は実に無礼でけしからん,おはようの挨拶一つない,これも一人っ子政策の産物であろう,とU社長はこの街に住んでいるだけに中国人の態度には甚だ憤りを覚えているようだ.


ペトイ(Petoi)ホテルに到着

ペトイホテルに到着

車は路地に入り,くねくねと進んだ.そしてこのペトイ(Petoi)ホテルに到着した.周りは閑静というか....ただベネゼエラだけに周囲を散歩ともいかないだろう.


ペトイ(Petoi)ホテルの道を挟んでU社長のお宅

道を挟んでU社長のお宅

ペトイ(Petoi)ホテルの玄関口に立つと広大な自然が見渡せた.そして道を挟んだ先,赤い屋根の見える建物はU社長のお宅だそうだ.塀で囲まれた大きな庭には番犬がうろついている.

つまり,このホテルや土地,いやここら一帯の土地全部か?はU社長の所有物のようだ.

ガイドDさん,Lさん,Wさんは明日の朝,私たちをサンタエレナ空港に送り届けるまで帰れないが,こことは別のホテルに泊まるそうだ.チーフガイドDさんは来るとき一泊したプエルトオルダスに住むそうで,大分遠い.山ガイドの仕事がないときは牧場のカウボーイで,自分自身の馬も2頭所有しているそうだ.ロデオ競技が趣味だそうで,スマホに保存されたロデオシーンを見せてくれた.雄牛に跨る米国式とは違って,牛には跨がらない.馬に跨った4人のカウボーイが,一頭の雄牛を追い,その尻尾を掴んで一番早く横転させた者が勝利,ということだ.そりゃエキサイティングだ.

この類似方式のロデオは周辺国,コロンビアなどでも行われるが,例えば競技者が2人であるなど,少しずつルールが異なるそうだ.

40代のDさんには経済学専攻の学生で,21歳の息子さんが一人いるそうだ.息子さんにもそんなロデオを楽しむ山ガイドになって欲しいかと訊いてみたら,いや息子には息子の望む道を....ということだ.まあ,どこの親もそんな考えであろう.


ペトイホテルの中庭

ペトイホテルの中庭

ホテルには中庭があり,観葉植物が茂っていた.ここに荷を運び入れてもらい,部屋まで運んだ.このときKさんのバゲージが一つ足りないと判明した.調べるとパライテプイを発つとき,ドアの陰になって見落とされたそうだった.翌日追っかけて届くそうで,先ずはほっとした.


ペトイホテルの3ベッドの部屋

3ベッドの部屋

3つもベッドを備えた,広い,だが殺風景な部屋だった.土地柄鉄格子を嵌めた小さな窓一つ(写真中央カーテン部)というのにかなりインパクトを覚える.電話はないので明日朝はSさんがドアをノックして起こしてくれるそうだ.

それはそれとして,写真左手にはバスルームが備えられ,熱いシャワーが出るのだ.久しぶりに心ゆくまで湯を浴びてサッパリした.


ペトイホテルのダイニングルーム

ペトイホテルのダイニングルーム

中庭の奥にダイニングルームがあった.ここの外にはいい庭も備えていた.ファミリービジネスで営業しているのか,お子さんがテレビを見たりしている.この日私たち以外の客はいなかったが,この雰囲気だと普段もそう多くの客はいないのかもしれない.


夕食はステーキ

夕食はステーキ

この日の夕食は,この写真を見ると野菜サラダにステーキ,ベークドミックスポテト(?)だったか.赤ワインも普通に美味しかった筈だ.ごちそうさま.



Cannergy'sホームへ