ハイキングやトレッキングに日焼け止め(サンスクリーン)は欠かせない.特に標高の高い所では紫外線が強いので塗るのを忘れると殆ど火傷のようにひどくなることもある.ジイさんに資生堂,最大のミスマッチに見えるが,歳と共に耐力が小さくなっているので日焼け止めの必要性は寧ろ高くなるのだ,と皮膚科のI先生にも言われてます.
私は6~7年前から資生堂アネッサパーフェクトUVサンスクリーンAA(下図)というのを使っている.1,2年前パッケージ(と成分もか?)がリニューアルされた.僅かに容器が小型になった.で気に入っている点,欠点は
上のイラストで記したUVA波とUVB波であるが,A波の波長は320-380nm,B波は290-320nmとのことだ.
UVB波を遮断する効果の程度を表す指標としてのSPF(Sun Protection Factor)はかなり世界的に使われているそうだ.ただ効果測定が人の肌を眺める目視テストで行われ,効果が大きい製品になるに連れ判定が微妙になってくるそうだ(目視だからまあそうでしょうね).そのため日本ではSPF50を超える有意差が認められる場合は全てSPF50+と表記することになっているそうだ.資生堂アネッサパーフェクトUVサンスクリーンAAはこのクラスに相当する訳だ.ちなみにオーストラリア辺りでは30+が上限として表示されているそうだ.
一方UVA波に対してのPA(Protection grade of UVA)指標は日本発祥で,PA+(効果あり),PA++(かなり効果あり),PA+++(非常効果あり)の3段階に分けられるそうだ.資生堂アネッサパーフェクトUVサンスクリーンAAはそのPA+++に相当し,かなり頼りにしてよさそうだ.
まあそんな訳でこのような客観的評価もあることだし,事実大変効果大と実感している.ただ塗るのは面倒で,ダメージの大きい顔は塗るが,腕や手は「あまり陽射しは強くなさそうだし,まあいいか」と省き,後で悔やむことも間々ある.自戒しなくては.
(2012/1/24)
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