フェズからイフランに向かうに従い高度を増す.セフルーはイフランの少し手前の町である.フェズ辺りではオリーブの木が目立ち,ここセフルー辺りでは松が多くなってくる.
セフルーを抜け,海抜1650mのここイフランまで登ると,樫やプラタナスなどが多くなるようだ.
イフランは「モロッコのスイス」と呼ばれ,夏のリゾートで,お金持ちの別荘が多いそうだ.ちなみに前述のセフルー辺りは中所得者の別荘が多く見られるという(どうして「中所得者」でも別荘が持てるのかうらやましいが).高度があるのでフェズとかに比べれば相当気温が低いのであろう,日陰には先週降った雪が残っていた.
観光バスが止まると,どこからかすかさず物売りさんが現れる.この時は,いろいろきれいな石やアンモナイトの化石を販売していた.
ところで,この後,バスが止まる度に化石を見るはめになることを,この時点ではまだ十分に認識してはいなかった.
下は,イフランの写真あれこれ