メクネスMeknes

メクネスへway to Meknes

コルクを作る樫の木

コルク

ラバトからメクネスに向かう途中では,コルクを作るために樫の木が多く栽培されている地域があった.この写真は皮を剥いだ部分の黒と元の表皮の白のコントラストが強いのできっと今年剥がされたのであろう.剥ぎ取りは地域の気候風土で差があるが,モロッコでは7年(いや9年?)間隔とか.この辺りの道路脇では樫の実も食用としてさかんに売られていた.尤もあまりおいしいものではないであろうが.

家路に向かうロバ

家路に向かうロバ

夕暮れ時,ロバが両脇には布袋,背には干草と人を載せて歩いている.ロバはいつも目いっぱい荷物を背負わされて気の毒と言えば気の毒,周りでは「あ~,ロバに生まれなくて良かった!」というため息,いや安堵の声が漏れていた.それにしてもロバの多い国である.


牛の牧場

牧場

これは牛の牧場.もちろんの牧場もあるし,イスラム国なのに結構有名らしいメクネスワイン用のぶどう畑も多く見られる.


夕暮れの民家

夕暮れの民家

農家であろう,白い壁が夕日に輝き美しい.間もなく冬至,アフリカと言えども九州と同緯度,日暮れは早い.

メクネスMeknes

マンスール門(Bab Al Mansour Gate)

マンスール門(Bab Al Mansour Gate)

マンスール門はムーレイイスマイルが手掛け,その息子によって1732年に完成したそうだ.馬蹄形のアーチは 青と緑のモザイク で彩られている筈であるが.....夜間のため色彩はクリアでないのが残念!キリスト教からイスラム教に改宗した建築家マンスールの設計が呼称の由来のようだ.ハッサンの塔と言い,この塔と言い,発注者つまり権力者の名前でなく,設計者の名を冠したことに技術屋としては殊のほか感銘を受けますね~
なお,メクネスの旧市街には17世紀に建設されたムレイスマイルのモスクや王宮があり,1996年世界遺産に登録されたそうである.

馬車

馬車

この国はロバも多いが馬車も多いね~他国ではこのような乗用馬車は概ね観光用と相場が決まっているが,この国ではタクシーなどと並んで実用に供されているところが面白い.


マンスール門の広場

広場

多くの夜店が広場で営業している.集まり,帰宅する人が多いから馬車やタクシーもきわめて多い.ちょっと怖くてこの中を歩き廻る勇気がなかった.それにしてもイスラム教の国なので屋台では酒類はあまりないであろうから,つまらないと言えばつまらない?まあ,あくまで部外者の勝手な感想に過ぎないが.



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