ネウムNeum

このネウム編ではボスニア・ヘルツェゴビナで唯一アドリア海に接するネウムの写真とキャプションを載せました.


クロアチアのスプリットからドブロヴニクに行くときと,そこから戻るとき,ドブロヴニクがボスニア・ヘルツェゴビナとモンテネグロに挟まれた飛び地となっているため,ボスニア・ヘルツェゴビナを横切ることになる.そして横切る場所がネウム(Neum)と呼ばれるところだった.食事や休憩で行き帰り2回立ち寄ったが,写真は戻り時のものだ.

海に面するボスニア・ヘルツェゴビナ唯一の街ネウム

海に面するボスニア・ヘルツェゴビナ唯一の街

地図で見るとボスニア・ヘルツェゴビナは殆ど内陸の国で,仔細に眺めるとほんの僅かだけアドリア海に接している部分がある.そこがネウムと呼ばれる街だ.たとえ僅かであっても海が有るか無いかでは随分大きな差となってボスニア・ヘルツェゴビナに貢献しているのではなかろうか.とは言っても,ネウム沖を覆うようにクロアチア領半島が張り出しており,アドリア海に出るには相当距離の迂回を強いられるようだ.

有名な観光地クロアチアのドブロヴニクも飛び地と云う地理上変な場所にあり,海岸沿い陸路でそこを訪れるにはここネウムを通過することになる.ただドブロヴニク住民,観光客はもちろんであるが,クロアチア北部の人たちも,たとえ出入国手続きなどの手間が掛かっても物価や滞在費の安いボスニア・ヘルツェゴビナのこの街は魅力的で,積極的に訪れるということだ.ネウムは他のアドリア海沿岸の街同様,オレンジ色の屋根に白い壁の家,木立が広がり美しい街だ.


ネウムで遠足の子ら

遠足の子ら

ここで休憩していると,遠足であろうかバスでやって来た地元の子らもやはり休憩のため降り立った.降りると早速各自持参のサンドイッチやおやつをぱくつきだした.私たちジジババは先ずお手洗いであるのでエライ違いだ.これまで子供を見かけることが比較的少なかったが,こうして大勢の子を見るとほっとする.

なおここはレストランとその地階にスーパーマーケットがあり,クロアチアより安いからと,寝酒のワイン,ビールやら生ハムやら....いろいろ買ってみた.ボスニア・ヘルツェゴビナはユーロなので元より便利なのだが,クロアチアのクーナ(HRK)でも受け取ってくれた.


ネウム内陸には畑や果樹園

ネウム内陸には畑や果樹園

ネウムからヘルツェゴビナ地方(ボスニア・ヘルツェゴビナ南側の地方)の中心地モスタルに向かうとき,このような広い平坦地を通過した.行政的にはネウムではないかも知れない.野菜や果樹が栽培されているようだ.


下は,ネウムの写真

ネウムでの眺め
ネウムでの眺め ネウムでの眺め ネウムでの眺め ネウムでの眺め ネウムでの眺め ネウムでの眺め ネウムでの眺め


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