このマルティアルハイク編では,2013/2/9(土)マルティアル氷河麓のハイキングに出掛け,そのときの風景や見かけた花,またその下山後サンマルティン通りでの昼食,ウシュアイアの予定を全て終え,ブエノスアイレスに飛ぶときの写真を載せました.
朝ウシュアイアのホテルを出てバスでリフト始点まで行く.リフトで終点まで上り,ここからマルティアル氷河方向を目掛けて上り,同じ道を引き返す.帰りはやはりリフトで下る.
ハイキングの後はサンマルティン通りのレストランで昼食後,ウシュアイア空港からブエノスアイレスに飛び,バスで空港からホテルに行き,落ち着く.
この日朝,Isla Rey Jorgeホテルからバスで,ちょうどその裏手の坂道を登っていった.車窓から眺めるとウシュアイア湾がきれいに望めて,まずまずの天気だ.
リフトの運転開始という10時到着を目指し,リフト乗り場に進んだ.
予定通り標高335mのリフト始点に到着すると,程なくリフトが動き出し,私たちは二人づつ順次乗り込み,標高565mという終点に向かった.距離にして1180mということだ.先方にはマルティアル氷河の白い面が見えている.青白くなく真っ白いのは氷河の上に雪が堆積しているからかも知れない.
リフトを降りると,最初は林の中を歩く.やはり南極ブナであろうか.なかなか清々しいトレイルで快適だ.
暫く行くと林を抜ける.高度が森林限界を越えたのであろう.先方のマルティアル氷河麓も近づいてきた.あの下まで歩く予定だ.
マルティアル山脈のピークは高々1,450mと低いのだが,緯度がそれなりに高く,またここの気象条件が氷河を作り出すらしい.
更に進むと厚い残雪が残っていた.南にはビーグル水道がくっきり望める.風もあまり強くないし,晴れてくれて良かったな~
ここで登りは完了となった.指を立てて(ガイドGさんを真似た,これがアルゼンチン流のようだ),やった~とする(別に大したことでも何でもないのだが,一応)
今回のツアーでは,この日の歩行距離が一番短い.それでも当初予定よりは若干長く変更されたようであるが.戻りはまたリフトだが,この下の林を歩けばもっといいように思う.
と云うわけで,下りはまたリフトだ.対向ゴンドラで上っていく人達もそれなりに見える.多分ウシュアイアで最も手軽なハイキングコースであろうから,この街を訪れる人のかなりはここを歩くのではなかろうか.手軽で楽しいところだ.
下は,マルティアルハイクでの写真
これまであまり見なかった忘れな草のようなものや,センブリのような花が咲いていた.白いネギ坊主風な花も珍しい.
マルティアル氷河のハイキングを終えて,またサンマルティン通りにやって来た.そして写真右側のBodegonレストランで白身魚のランチを頂いた.
写真の標識に,TOKIOまで17,017kmと記してある.これは前日眺めたパンアメリカンハイウェイの終点標識で,アラスカまで17,848kmより短く,ちょっと意外な気もする.まあ,パンアメリカンハイウェイは真っ直ぐでなく,TOKIOまでは地表表面を最短で結んだ長さであろうから,そんななのであろう.
ウシュアイアの街にも落書きがそれなりにある.なかなか物騒な感じのものや,ミロやピカソ風のものも見られる.結構面白い.
サンマルティン通りを少し歩いた後,ウシュアイア空港にやってきた.空港ビルは木材を多用したユニークな造りだ.やはり南極ブナのレンガ若しくはニレであろうか.
ここでお世話になったガイドGさんと,バスドライバCさんにお別れだ.ありがとうございました.
フライトは17:05発アルゼンチン航空AR1899便,飛行時間は3時間半,20:33ブエノスアイレス着の予定だ
AR1899便は予定通り飛び立ち,無事ブエノスアイレスはホルヘニューベリー空港に到着した.空港には往きでもお世話になったTさんがバスで迎えに来てくれていた.
早速バスに乗り込み,一路都心のDe Las Americasホテルに向かった.土曜でもう夜なので順調に走り,9時過ぎ到着した.着後斜向かいのスーパーが開いているということで,ビールなど買ってきて湯上りに飲んだ.このビール(ガラス瓶)がまたバカでかくて驚く.確か1リットルだった.
下は,ブエノスアイレスに至るまでの写真