再び成都に戻ってきた.少し市内見物し,今までもず~っと四川料理であったが,さらに本格派の辛さを味わうことになった.
都江堰から有料高速道路に入り暫く走ると成都の中心部に入る.道路は比較的空いており,スムーズに走れる.
三国時代の蜀の国王,劉備玄徳と宰相で名軍師の諸葛孔明を祀る廟である.もともとこの地には劉備玄徳の墓があり,後世,別の場所にあった孔明の墓がここに移されたという.武候祠の名は,諸葛孔明の死後のおくり名,忠武候から採られたものである.また劉備玄徳のおくり名は昭烈で,この写真の大門の横額には,ちょっと暗く写っているが「漢昭烈廟」と掲げられており,これが正式名称であろう.しかし四川の人々は孔明により親しみを感じるらしく,一般には「武候祠」と呼称されているようである.
蜀の文武官の塑像が何体も並んでいるが,下は特に有名な4人.
下は,武候祠の写真あれこれ
ここ陳麻婆食府では,夕食に麻婆豆腐を戴く.美味しかった!
こちらは故郷縁家常菜館.お昼にはやはり四川料理.美味しかった!
こちらは店頭や路上販売食品
四川省というとパンダの棲む山奥のようにも聞こえる.確かに四姑娘山やミニヤコンカのような高山もあるし,パンダも棲息しているが成都のような大都会もある.日系企業も進出しており,例えばイトーヨーカドーの店舗が都心部にあったりする.それが,この旅行の翌年,反日運動のターゲットになり同店も大分被害にあったのは周知の通りである.
街は新築工事中の集合住宅や商業ビルが多い.ガイドのスーさんは,最近母親と一緒に21階の150m2のマンションを購入したそうだ.内装費は別で,街の中心部で2900元/m2,中心から離れると2000元/m2くらいが相場で,90m2~120m2くらいの広さが多いそうだ.スーさん宅は都心ではなかったと言っていたので日本円で4000万円くらいになろうか.また,内装費はとりあえず140万円くらいかかったといっていた.
下は,成都市街の写真あれこれ
市内の道路は広く,車に混じって,バイク,自転車,人力車等々で活気にあふれた感じがする.驚いたことに電動自転車がとても多い.日本でも比較的年配の女性が乗っている姿を時々見かけるが,ここでは若い女性がバイク同様颯爽と乗りまわしている.
下は,さらに成都市街の写真.