日隆Rilong

日隆に到着し,近所を散歩し,ごく軽いハイキングを行った.

日隆市街Town of Rilong

日隆(リーロン)の街

日隆(リーロン)の街

日隆は標高3160mに位置し,ハイキングや四姑娘山(スークーニャン山)トレッキング/登山の基地なのでホテルが建ち並んでいる区域がある.日本の旅行社も四姑娘山系の右端に位置する大姑娘山(タークーニャン山/5025m)トレッキングを催行している.また同行者の中で以前ここのトレッキングに出かけたときのビデオをホテルで見せてもらった.なかなか面白そうだ.ホテル街地区をちょっと外れると農家や小さなお店が並んだ,言わば旧市街といった趣の町となっている.農家の住宅や納屋は大きな石と小さな石を用いる石組み建築で,しっかりした構造と見た.中年くらいの女性の多くは紺の服と帽子の人が多い.チャン族であろうか?


下は,日隆あちこちの写真

日隆(リーロン)
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さらに日隆の写真

日隆(リーロン)
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人参菓坪Renshenguoping

人参菓坪

人参菓坪のモデル

最初に双橋溝入り口で規定のマイクロバスとガイドを手配する.そのバスで双橋溝を上り,所々点在するお花畑で降りて歩くのである.先ずは人参菓坪と呼ばれるところから歩いた.歩き始めると民族衣装に身を包んだ子供たちが写真モデルとして大勢寄ってきた.写真モデルなのに顔を洗っていないあたりが可愛い.いや,わざと汚れ顔で高地少数民族らしさを演出しているのかも知れない.

羊の群れ

羊の群れ

木道を歩いていると羊の群れが目の前を過ぎていった.後ろから2人の牧童が小枝を振りながら続いて行った.この光景は非常に目新しく映った.羊の群れは乾いた大地に少しばかりの草が生えているところや,良くて,青々とした豊かな牧草が延々と続く広大な牧場,という固定観念があった.なので,このような木がたくさん生えて,言わば林のようなところで羊の群れが走っていく光景,やはり滅多に見ることができない,と思う.


人参菓坪は花好きな人にとって天国だ!例によって「いっぱい」としか表現できないが,それほど花にあふれている.

人参菓坪人参菓坪
人参菓坪人参菓坪

下は,双橋溝入り口から人参菓坪の写真.

双橋溝入り口から人参菓坪
双橋溝入り口から人参菓坪 双橋溝入り口から人参菓坪 双橋溝入り口から人参菓坪 双橋溝入り口から人参菓坪 双橋溝入り口から人参菓坪 双橋溝入り口から人参菓坪 双橋溝入り口から人参菓坪
双橋溝入り口から人参菓坪 双橋溝入り口から人参菓坪 双橋溝入り口から人参菓坪 双橋溝入り口から人参菓坪 双橋溝入り口から人参菓坪 双橋溝入り口から人参菓坪 双橋溝入り口から人参菓坪

盆景灘Penjingtan(Potted Landscape Shoal)

双橋溝の盆景灘

双橋溝の盆景灘

盆景灘は九寨溝にもあった.ここも文字通り盆,いや水盤に盛った景色だ.よく樹木が枯れないで水の中で育つな~と感心するが,どうしてであろうか?ちゃんと双橋溝専門のガイドさんが付いていたのだったから,ちゃんと聞いておくべきだったね.


手編み品の販売

手編み品の販売

このおばさんの衣装は何族かな?手織りのウール靴下など売っておられた.最近メリノウールなどが主力になりつつ,いや既になっているのでなかなか......な面も否めない.まあ素朴な味わいとかメリットも多かろうが.


下は,盆景灘の写真

盆景灘
盆景灘 盆景灘 盆景灘 盆景灘 盆景灘 盆景灘 盆景灘

れん魚灘Nianyutan

珍しい高山植物

珍しい高山植物

れん魚灘(れんは,手偏に,並んだ夫2つ,その下に車と書かれる漢字)では,またバスから降りて木道を歩く.木と草と花と水と,で実に快適なコースだ.所々で珍しい花と出くわしては,解説を聞いたり,写真に収めたりしながら進む.ここでもサクラソウやエーデルワイスなど可憐に咲いている.


双橋溝の流れ

双橋溝の流れ

この流れが豊かな樹木と草地を育んでいるのであろう.この遊歩道の途中にも,牧場があって牛が草を食んでいた.のどかでいい眺めだ.我々が歩いた範囲はほんの僅かに過ぎないが,双橋溝全体では32kmもの長さがあるそうだ.うんと奥まで行けばさらに興味深い光景を目にすることができようが,我々の双橋溝は次の紅杉林で終わりだからちょっと残念.


下は,れん魚灘の写真

れん魚灘
れん魚灘 れん魚灘 れん魚灘 れん魚灘 れん魚灘 れん魚灘 れん魚灘
れん魚灘 れん魚灘 れん魚灘 れん魚灘 れん魚灘 れん魚灘 れん魚灘

紅杉林Hongshanlin

紅杉林に着く

紅杉林に着く

バスから降りた紅杉林では,雨が強くなって,薬草売店の軒下で雨宿りだ.軒には角付きの頭蓋骨が掲げられている.お守りのようである.漢字で書かれた薬草名を一応目で追ってみるが,素人に分かる由もない.たった1つ冬虫夏草という,名前だけは聞いたことのある薬草が並んでいた.広辞苑4版から引用させてもらうと,土中の昆虫の幼虫,蜘蛛などに寄生して,その体から子実体を生ずる菌類.寄生された虫は冬は生きているが,後に寄生菌が虫を殺し,初夏頃から棒状その他の子実体を形成するのが名の由来.寄生菌は子嚢菌,または不完全菌類のセミタケ,クモタケなど.古来中国では蛾類の幼虫に菌の寄生したものを乾燥して生薬とし,これを冬虫夏草と称した,と述べられている.な~るほど.


下は,途中のチョルテンから紅杉林までの写真

紅杉林
紅杉林 紅杉林 紅杉林 紅杉林 紅杉林 紅杉林 紅杉林
紅杉林 紅杉林 紅杉林 紅杉林 紅杉林 紅杉林 紅杉林

海子溝Haizi Gully

雨の海子溝ハイキング

雨の海子溝ハイキング

大姑娘山の登りもここから始まるという海子溝に出かけた.上り口はホテルのごく近くで,少し登ると日隆の街が目の前に広がって見える.その先には写真のように,急な斜面に形成された段々畑と,貼り付いた石作りの農家が見える.何分にも急坂なので,生活は大変そうに見える.黄色の部分は菜の花であろうか?

雨は最初ぱらつく程度であったが,途中から少し強くなってきた.あまり降ると,道が谷のようになって危険だということで途中で下ることになった.まあ,天気が悪ければ見晴らしも利かないし,その方がいいだろう.山の天気はいつもやむを得ない面がある.花は今が最高の季節であろうが,山は,多分,秋や冬であれば晴れの確率は高まるであろう.


下は,海子溝での写真

雨の海子溝ハイキング
雨の海子溝ハイキング 雨の海子溝ハイキング 雨の海子溝ハイキング 雨の海子溝ハイキング 雨の海子溝ハイキング 雨の海子溝ハイキング 雨の海子溝ハイキング
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