ガントクへgo to Gangtok by car

ガントクへの行程マップ

このガントクへ編では,2012/10/18デリーからシッキムの行政中心地ガントクまで丸一日かけて行くときの写真を載せました.

ここに行くには一旦デリーからバグドグラへ飛び,4WDで山道を辿り,夕刻ガントクに到着した.特に後半は急激ないろは坂が続き,気分が悪くなった.車でおかしくなったのは初めてであるが,主因は歳の所為であろう.


デリーで晴天の朝を迎える

デリーで晴天の朝を迎える

デリーのHotel City parkで晴天の朝を迎えた.表に出てみると陽射しが強烈だ.まあデリーではこうした陽気が普通なのだと思われるが.ホテル前の大通りは朝の通勤ラッシュで往来が激しい.道路標識はヒンディー語と英語の併記であるところが多民族国家インドらしい.

ホテル内のレストランで関空組の皆さん4人と添乗Kさんと顔合わせする.どうぞよろしく願いま~す.メンバーの中には前回ご一緒しお世話になったIさんも居られて懐かしい.よろしく~


Jet Airways 9W-0711便でバグドグラへ

Jet Airways 9W-0711便でバグドグラへ

朝食後私たちは専用バスでデリー空港へと向かった.Jet Airwaysカウンタで搭乗手続きを済ませ,9W-0711便(B737-700)に乗り込むと,機は定刻の11:15,西ベンガル州のバグドグラ(Bagdogra)へと向けて飛び立った.エアインディアと違って満席だった.

離陸すると直ちにインド料理のランチを出してくれた.出してもらって何だが,典型的インド機内食で,薄いチャパティのようなものなど実に食欲をそそらないものだ(←個人的好みの問題).ただデザートのチョコアイスバーは少し甘すぎるもなかなか良かった.


B737-700はバグドグラ(Bagdogra)に到着

B737-700はバグドグラ(Bagdogra)に到着

機は順調に飛び,定刻13:25辺りにバグドグラ(Bagdogra)に到着した.成田/ソウル間より若干短い程度の飛行時間だ.タラップを降り,地上を歩くと強烈な陽が降り注ぐ.デリーとさして緯度は変わりないが空気が澄んでいるためであろうか?

さてバグドグラ空港ビルに入ると,今回トレックの総ガイド(サーダー),私たちと同じ東アジア系顔立ちのLさんが待っていてくれた.どうぞよろしく願います.Lさんはレプチャ族(Lepcha)と呼ばれる民族で,古来よりのシッキム,ダージリン地方に暮らす最も古くからの人達だそうだ.そのためシッキムの地名にはレプチャ語に由来するものも多いそうだ.

そして早速中華レストランへと案内して貰い2回目のランチを頂戴した.事前に機内食があるか無いか定かでなかったため用意されていたそうだ.ここの中華はなかなか美味しかった(←中華贔屓なので).キングフィッシャービールもいけて,200ルピー(300円くらい)と,今回の旅で100~350ルピーと幅のあるビール価格の中では平均的だ.キングフィッシャーは欧米では見られず,アジア特有の大ビンであるし,なかなか美味しい.


4台の4WDに分乗し北に向け出発

4台の4WDに分乗し北に向け出発

中華ランチの後,4台の4WDに分乗し北に向け出発した.出発してから暫くは平地で,小さな街が連続的に続き,通りに人が多い.トラックやバスの往来も可能な道幅がある.

通りに面して軍(主に陸軍のようだ)の施設と兵の姿が目立つ.インドなまりのないきれいな英語を話す若いドライバーWさんの話では,この辺りは中国国境に近く,防衛上重要な場所だからということだ.この先向かうシッキムなどさらに北では,中国に一層近接するが,その辺りは道もままならないので,この辺りの兵站としての機能が重要になるのであろう.

また米や麦の畑に加え,茶畑も結構多い.この辺りはまだ北部と違って斜面ではなく平坦に近く,茶畑としてはちょっと不思議だ.それでも昼夜の寒暖差が大きいなど,茶栽培に適しているのであろうか?


事故でしばしストップ

事故でしばしストップ

車は北へ北へと続く山間の細い道を行く.バスやトラックが通る道幅はなく,やがて普通車がすれ違うにもままならなくなる.この辺りからブータンは近く,このような悪路でも4時間くらいで国境に至るそうだ.ドライバーWさんはサーダーLさん同様ダージリン住まいだそうだが,時々ブータン観光のためインドや外国の客を案内することがあるそうだ.

さてそんな山道を進んでいるとやがて渋滞し進まなくなってしまった.先方で事故を起こした車があるのだが,何分にも道幅が狭いのでレッカー車がなかなかそこに辿りつけないようだ.まあ,こうしたことはよくあることで,その辺でトイレとか,....しばし待って,再出発できた.


ガントクDenzong Regencyホテルに到着

ガントクDenzong Regencyホテルに到着

多少遅れたが夕刻ガントクのDenzong Regencyホテルに到着した.ご苦労さまでした.レセプション辺りのインテリアはチベット仏教様式で満たされていると同時に,ホテルオーナーとファミリーの肖像画が誇らしげに辺り一面に嵌めこまれているのが印象的だ.インド文化の一面であろうか?

レストランの夕食はバフェで生野菜など辛くないものもあって良かった.客室は次の間や暖炉(電気であるが薪風の)も備えた山荘風のなかなかいい部屋だった.ただし,トイレはフラッシュせず,必ずしも全面的油断はできないが....(後で直して貰ったが).ベランダに出ると,州都にしてはひっそりとしたガントクの街の明かりが見えた.静けさと相まって平素の喧騒とはエライ違いだな~と感じること暫しだった.


下は,デリーからガントクまでの間での写真いろいろ

デリーからガントクまでの間での眺め
デリーからガントク間での眺め デリーからガントク間での眺め デリーからガントク間での眺め デリーからガントク間での眺め デリーからガントク間での眺め
デリーからガントク間での眺め デリーからガントク間での眺め デリーからガントク間での眺め デリーからガントク間での眺め デリーからガントク間での眺め

さて明日の朝はカンチェンジュンガ展望に出掛け,その後ヨクサムに向かう予定だが,天気はどうなるであろうか?



Cannergy'sホームへ