シッキムトレック2012a 15-day trek in the Sikkim Himalayas, 2012

ラムエ（4,100m）で望む朝焼けのカンチェンジュンガ（Kangchenjunga：8,586m）

はじめに

本ページ『シッキムトレック2012』から始まる一連のページでは，2012年10月世界第三位の高峰カンチェンジュンガを南東面から望むインドヒマラヤはシッキム地方のトレッキングツアーに加わったときに撮った写真や関連メモ，それと印象を載せました．

印象として

雨にも遭わず，肝腎な場所と時間では上掲載の赤く染まるカンチェンジュンガを含むヒマラヤが望めて幸運だった．実に美しい．所期の願いがほぼ叶えられた．
安全なトレイルであるが，一日の歩行が長いためか，いや歳か，終盤から左腰辺りに筋肉痛が残った．
シッキムの現状は，元々茶栽培で流入したネパール人が多数派で，言語もネパール語が主だそうである．
トレッキングエリア住民はチベット仏教徒が多数だそうでタルチョー（ヒンドゥーも掲げるようだが）は目立つが，チョルテン，マニ塚，ゴンパ．．．．は比較的疎らである．
同行のキッチンスタッフは美味しい食事を作ってくれた．ヒンドゥーのインドで２度ビーフ（大好き！）を出してくれたのには驚いた．インドでは初めての体験であるが，シッキムでは仏教徒はもち論，ヒンドゥーの人もヒマラヤ近くの住民は食するという．
今回のサポートスタッフはサーダーとシェルパ：３人，シェフと助手：２人，ヘルパー：５人，パーソナルポーター：２人，馬方とゾッキョ追い：６人（馬：９頭，ゾッキョ：17頭）であるが，お馴染みのライ族，シェルパ族．．．．に加え，サーダーのレプチャ族（Lepcha：ダージリン／シッキムだけの部族）など多様だ．それぞれ特有の言語を持つが，ネパール語が共通語になっているそうだ．
トレッカーは少なめであるが地元インドの人達が比較的多い．週末には西ベンガル人や登山学校生がどんどん登っていった．他は欧諸国やシンガポール，米パーティー等，所々で出会った．
デリーから登山口へ，４WDで行き来に各２日間要し，少し長い．道は狭く悪いが，ネパール側よりはまだましか？
帰路一日留まったお茶で知られるダージリンは，狭く，汚く，密集し，人も車も混み合い．．．．想像とは全く異なり驚いた．ダサイン休暇も重なり，インド各地からの客で大変賑わっていた．

ページの構成

以下の各編が順に表示されます．

はじめにのページ
このページで，旅の印象メモと以降のページのインデックスになってます．

旅程のページ
成田からデリー，バグドグラ，ガントク，ラマユル，ヨクサム，バッキム，ゾングリ，ゾングリビューポイント，ゾングリ峠，ラムエ，ゴーチャ峠，コクチュン，ツォカ，ヨクサム，ダージリン，バグドグラ，デリーから帰国，と回った行程を表で記しました．また宿泊地がテントかホテルかの別，宿泊地の標高を示した．

マップのページ
今回のインドヒマラヤ，シッキム地方のトレッキングツアーに行ったときに訪れた土地（デリー，バグドグラ，ガントク，ラマユル，ヨクサム，バッキム，ゾングリ，ゾングリビューポイント，ゾングリ峠，ラムエ，ゴーチャ峠，コクチュン，ツォカ，ヨクサム，ダージリンなど），及び山（パンディム（Pamdim／6,691m），テンジンカン（Tenzing Kang），ジョプノー（Jhopunu），コクタン（Kokthang），カブルー南（Kabru South），同ドーム（Kabru Dome），同北（Kabru North），カンチェンジュンガ（Kangchenjunga），ラトン（Rathong），ゴーチャピーク（Goecha Peak）など）を概略地図上に示しました．

デリーへのページ
今回のインドヒマラヤのシッキム地方のトレッキングツアー初日，2012/10/17(水)成田からデリーへ行くときに撮った写真にキャプションを添えて載せました．

ガントクへのページ
2012/10/18デリーからシッキムの行政中心地ガントク（Gangtok）まで丸一日かけて行くときの写真を載せました．

ヨクサムへのページ
2012/10/18ガントクのホテルで一夜過ごし，早朝近くのタシ展望点（Tashi Viewpoint）を訪れ，その後４WDで山道を辿り途中ランチをはさみヨクサムのホテルに行くまでの写真を載せました．

バッキムへのページ
2012/10/20いよいよトレック開始で，スタート点ヨクサム（Yuksom／1,785m）からバッキム（Baktim／2,830m）まで歩いたときの写真を載せました．

ゾングリへのページ
10月21日バッキムを出て，ツォカを経由しピッタンに来て昼食．午後デオラリを経てゾングリ（Dzongri）に至るとき，及び翌22日ゾングリに滞在し，未明にゾングリビューポイント（Dzongri View Point／4,350m）往復，朝食後ゾングリ峠（Dzongri La／4,550m）を往復したときの写真を載せました．

ラムエへのページ
10月23日ゾングリ（Dzongri／4,030m）を出て，コクチュン（Kokchung／3,650m）を経由しタンシン（Thangsing／3,850m）に来て昼食．午後プレック川（Prek Chu）沿いを歩きラムエ（Lamuney／4,100m）に至り，テント泊したときの写真を載せました．

ゴーチャ峠へのページ
10月24日未明ラムエ（Lamuney）のキャンプサイトを出て，朝日の見えるビューポイントに登り，続いてゴーチャ峠（Goecha La Pass／5,000m）に至り山と湖の雄大な景色を眺め．そして再びラムエ（Lamuney）のサイトに戻り寛いだときの写真を載せました．

下りコクチュンへのページ
2012/10/25朝ラムエで朝を迎え，朝食後下山にかかり，コクチュンまで下ったときの写真を載せました．赤く輝くカンチェンジュンガと前日夕方降った雪で白くなった大地が目に残る日だった．

下りツォカへのページ
2012/10/26朝コクチュン（Kokchung／3,650m）で朝を迎え，朝食後さらに下山を継続し，ゾングリ（Dzongri）東をバイパスするトレイルでピッタン（Phithang／3,650m）に至り，ここから往時と同じ道でツォカ（Tsokha／3,005m）まで下ったときの写真を載せました．

下りヨクサムへのページ
2012/10/27朝ツォカ（Tsokha／3,005m）を出発し，トレックスタート点であったヨクサム（Yuksom／1,785m）まで下り，トレック終了したときの写真を載せました．

ダージリンのページ
2012/10/29(月)車でヨクサム（Yuksom）からダージリン（Darjeeling）に行きここで一泊．翌10/30日タイガーヒルでのヒマラヤ見物，市内のチベット難民センターを訪ねたり，動物園と登山学校博物館見物，市場巡り，世界遺産ヒマラヤ鉄道トイトレイン乗車など行い，このときの写真を載せました．

デリーから帰国のページ
2012/10/30ダージリンからバグドグラに行き，国内線でデリーに飛び，デリーから帰国するときの写真を載せました．

山別写真のページ
シッキムトレッキングで眺めた山の写真を，山別に集めて再掲載しました．

資料のページ
シッキムトレッキング関連資料を載せました．

シッキム2012スライド版
今回のシッキムトレッキング全部の写真をスライドショー形式で見れるようにしました．