デリーへfly to Delhi

インド概略マップ

このデリーへ編では,インド概略マップと今回のシッキム地方のトレッキングツアー初日,2012/10/17(水)デリーへ行くときの写真を載せました.

成田からシッキム(Sikkim)地方へのフライトがあればいいのですが,残念ながらそうした路線はなく,先ずは一旦インド西側に位置するデリーまで飛ぶことになります.


2012/10/17朝,シッキムトレックグループツアーに参加するため成田空港第2ターミナルへと向かった.エアインディアAI-307便は今夏楽しんだ『ザンスカールを歩く2012』と同じフライトだ.ということで今回も押上からの京成線アクセス特急を利用して成田空港にやってきた.

ABCカウンタで荷物受け取り

ABCカウンタで荷物受け取り

空港に着くと先ずはABC(JAL ABC)カウンタで荷物受け取り,主催旅行社の指定場所に行った.eチケットやツアー参加者名簿など貰う.燃油代は見込みより少し安くなったそうでその分返してくれた.今回は成田から7人,関空から4人のトレッカーで添乗員は関空から来て,翌日朝デリーのホテルでお会いする予定だ.

ただ同じフライトを使う同旅行社のツアーがもう一本あるそうで,その添乗員がデリーのホテルまでアテンドして下さるそうだ.どうぞよろしく.


今回のエアインディアはB777-200機

今回のエアインディアはB777-200機

これが今回のエアインディアはB777-200機.ドギツイカラーリングだが窓枠がインド風デザインでペイントされている.前回は古びた(いや実際ガタガタの)A330-200であったが,何ぼか新しいであろう.乗り込むとシートポケットの脱落など見えず,オンデマンドのビデオも利用できた.また前回同様搭乗率は1/3くらいか?と,かなり空いていて,乱気流もなく快適だった.


今回のエアインディアは非カレーもあり

今回のエアインディアは非カレーもあり

前回の昼食は有無を言わさずカレーであったが,今回のエアインディアは『魚の照り焼き(アテンダントの言葉)』という非カレーもあった.今後毎日カレー....と思うとつい魚をオーダーする.鮭の照り焼きより煮魚に近い調理であったが,エアインディアの魚料理だけに感慨深い.

赤ワインを注文したら,最初から2本出してくれた.尤も昼食後,お水やジュースはいかが....といったサービスはないので,手間を省くためかも知れない.

映画はインド映画,新旧ハリウッド映画....といったカテゴリ分けで,例えば旧ハリウッド映画の中でバットマンなど見ることができた.

3時半頃(到着の1時間半前くらい)機長から『右側にエベレストが見えますよ』との案内あり.雲の上の頭がチラッと見える程度だが親切だと思う.カトマンドゥ発着のタイエア機などはもっと間近を飛ぶが,こうした案内はあまり聞かないように思う.


インディラガンディー国際空港に到着

インディラガンディー国際空港に到着

機は順調に飛び,9時間近くのフライトの末,午後5時(インド時間)頃デリーのインディラガンディー国際空港に到着した.パスポートコントロール前の壁には写真のような多数の大型中華鍋とお釈迦様の手のような造形物が嵌められている.意味合いは理解してないが.

さて,入国審査官はパスポートをパラパラ捲りながら『ここ2ヶ月以内インドに入国したことは?』と訊かれる.マルチプルビザであっても2ヶ月以内には再入国できないと云うインド特有の摩訶不思議な掟に触れないか問うている訳だ.もち論Yesであれば入国を拒否されることは十分わきまえており,前回の7/31出国からばっちり2ヶ月は経過しているので問題ない筈だ....が?,実際無事通過できると,やはりほっとできた.


デリーのHotel City parkに落ち着く

デリーのHotel City parkに落ち着く

空港の外ではデリー支店のIさんが待ってくれており,マイクロバスに乗り込むと空港からHotel City parkへと向かった.そして3~40分ほど走るとホテルに到着した.まあ順調だったようだ.デリーは毎日1300台という急激な割合で登録車が増加しているそうで,道路整備が追いつかず,渋滞は極めて頻繁に起こるそうである.

このホテルは前回泊まったところと同じで,流石最近のことなのでよく覚えている.部屋は狭目でバスタブは備えられていないが熱いお湯は安定して出るし,全体的に新しい.

荷物を運び入れた後,ロビー脇のレストランで当然『インド料理』の夕食を頂き,部屋で寛いだ.


ヒンドゥーのバイブルか?

ヒンドゥーのバイブルか?

ベッドサイドにはヒンドゥーのバイブルと思しき一冊が置かれていた.キリスト圏ホテルでは聖書が,仏教圏ホテルではお経が置かれていることが多いので,それらに相当するヒンドゥーの一冊であろうと想像した次第だ.

今改めて表題の『Bhagavad gita』でググってみると,ウィキペディア『バガヴァッド・ギーター』などで

紀元前約200年に作られ,マハーバーラタ(サンスクリットの叙事詩)に組み込まれた神聖な「神の歌」.インドの宗教書の一つで,ヒンドゥー教の重要な聖典の一つ.叙事詩『マハーバーラタ』の一部であり,サンスクリットで書かれた詩編である.クリシュナと主人公のアルジュナ王子の対話の形を取る.クリシュナ(=ヴィシュヌ)と一体化し,我を捨て持って生まれた義務(ダルマ)を遂行することを説いた.インドにおいては『バガヴァッドギーター』の占める地位は大きい.

と延べられている.この本の中身はヒンディー語やサンスクリット語ではなく英語で記されているので,外国のヒンドゥー教徒読者も対象にしているのであろう.

ということで第一日目は無事終了した.明日朝は関空組を含めての顔合わせからスタートすることになろう.



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