この下りヨクサムへ編では,2012/10/27朝ツォカを出発し,トレックスタート点であったヨクサムまで下り,トレック終了した過程の写真を載せました.
ツォカのキャンプサイトはまたも好天で明けた.うれしい.
馬方さんとゾッキョドライバーの皆さんは,他のスタッフと違ってヨクサムに下ると直ぐに家畜を連れて帰っていくという.そこで,出発前のここでご挨拶ということになった.これまで顔を合わすのはいつも家畜を引き連れているときで,こうして落ち着いて顔を合わすことがなかったが,改めてお揃いのゴールデンブーツでキメている皆さんであることを知った.この一日もよろしく願います,ありがとうございました.
往きと同じ道を下り始めた.なかなか急な坂であるが天気がいいので助かる.
やがて大きな吊り橋の袂に至り,傍らのベンチに腰掛け暫し休憩する.隣に座った人達は西ベンガルのコルカタから来たというトレッカーの皆さんだった.6~7人のパーティのようだ.
この日は土曜日,しかも天気がいいためか特にインド国内からと見られる登っていくトレッカーに多く出会った.またヘルメットを携えた青年がパラパラと登っていく姿が目に入る.ヨクサム南のダージリン登山学校の学生で,トレーニングの一環として山に入っていくそうである.
私たちもその登山学校には2日後に訪れる予定で,興味深い.
道端で狭いが何とか水場が確保できるようで,スタッフの皆さんがここでラーメンスープなどのランチを作ってくれた.私たちは道を挟んで反対側のスペースにテーブルを据えてもらい食事した.
ちょうど坂道でもあり,馬やヤクが通る度に大量の土埃が舞い上がるが,ようやく確保できた場所で温かい食事を準備してもらったことが嬉しい.実に思い出に残る一コマだ.
下は,ツォカからランチ場までの写真
この日の高低差は1,300m近くあり,ランチの後もひたすら下った.そしてこの日はなぜか天気が悪くならず,晴れたままだ.う~ん,標高が下がったので雲が湧かないのか....?まあ,快適だ.
やがて午後3時半頃になり,ヨクサムの村に入ってきた.前を行くドコを背負った村人の姿が懐かしいような....そんな筈ないと思うが....
Tashi Gangホテル前のチョルテンはまだペイント工事継続中だった.微妙な色合いを慎重に塗っていくのでなかなか長い時間が掛かるようだ.
Tashi Gangホテルに到着し,トレッキングは無事完了した.皆さんありがとうございました.私たちはそれぞれ部屋に入り,久しぶりのシャワーで汗を流した.さっぱりした.
ホテルレストランで夕食後,その外の庭でスタッフの皆さん共々キャンプファイアとなった.ビールビン片手にシッキムやネパールの歌,はたまた日本の歌やダンスまで飛び出し賑わった.お陰様でいいトレッキングが楽しめました.ありがとうございました.サーダーのLさんを除いて,皆さんとはここでお別れだ.楽しかっだです,ありがとうさん.
下は,ヨクサムに下るまでの写真
下掲載の袋状黄花を折り曲げて強制的に開けてみた.実際は自然に開いている個体を見掛けることはなかったのだが,多分こうして口を開けて,虫でも捕まえるんじゃなかろうか....と,無理やり開けてみた.でも実際この袋は何のために存在するのだろう?
下は,この日見かけた花や実の写真