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都城

この都城編では,2020年11月25日鹿児島観光を終えて都城へ行くとき,都城での夕食,都城で一泊し,同市を離れるときの写真を載せました.

都城付近のGoogleマップ

都城市12は宮崎県の内陸部南端に位置している宮崎県の南西端に位置する市.宮崎市に次ぎ,県内第2の人口16万人強を擁する主要都市だそうだ.

都城へ

錦江湾西海岸を進む

錦江湾西海岸を進む

仙巌園見物後,またバスに乗り錦江湾西海岸を進んだ.湾岸沿い街道には低いヤシ,高いヤシがシルエットで浮かび上がる.いい眺めだ.


鉄道線路を越える

鉄道線路を越える

そのうち街道は広い畑作地帯に入り,鉄道線路を越えた.地図を見るとこの辺りでは日豊本線とえびの高原線の2本が走っているが,さてどちらであろうか.両者ともにJR九州の運行する路線で,少なくともこの辺りでは単線であるが,日豊本線は電化され,えびの高原線は非電化という.

そしても一度写真を見ると,架線が見えない(線路横にあるのは一般の送電線)ようなので,えびの高原線ということになろうか.

ところでえびの高原とは九州南部に連なる山々に囲まれた盆地状高原で,鹿児島県と宮城県に跨り,高いところは1,200mくらいになるようだ.


都城での夕食

常盤荘に到着

常盤荘に到着

バスは都城市に入り,郊外のレストラン(宿泊も可)常盤荘に到着した.和風庭園のある和風建築で,和室が並んでいる.ただし畳に座るのは難儀なのでちゃんと畳の上にテーブルと椅子が並べてある.


常盤荘入り口ロビーの一画

入り口ロビーの一画

入り口ロビーの一画には訪れた著名人の写真やサインが並べてあった.高倉健さんのサインも見えたが,常盤荘に3日間続けて訪れたこともあるというお気に入りだったようだ.


宮崎牛のすき焼き

宮崎牛のすき焼き

この日の夕食は宮崎牛のすき焼きだった.焼酎3杯が付き,追加料金でビールも頂戴した.宮崎牛は評判高いが,加えて常盤荘では小さな自家農園を有しそこで育てた野菜を用いているそうだ.もちろんとても美味しかった.割り下が若干甘いかな~とも思ったが.

ところで宮崎県では子牛をたくさん育てるが,ビーフとする成牛まで飼育するのは少ないのだそうだ.バスガイドさんの話では,子牛の殆どはビーフの有名ブランド,神戸,松坂.....等に送られ,そこでは牛舎から一歩も出さず,食べては寝るだけの飼育がなされ,霜降りの言わばメタボ体質に仕上げられるということだ.なので,宮崎牛や宮崎ビーフ(少ないが)という言葉はあるが,神戸ビーフ,松坂ビーフはあっても神戸牛,松坂牛というのは居ないのです,との説を伺った.

なお牛も地面を歩けず,牛舎に引きこもっていると,食欲が落ちてくるそうで,ビールを飲ませて食欲増進し,飼料をどんどん食べさせるという.まあ,人のビールとおつまみの関係と同じですね.


都城で一泊

ベッセルホテル都城で一泊

ベッセルホテル都城で一泊

常盤荘での夕食後ベッセルホテル都城にチェックインした.私達以外に結構な数のお客さんがいて,その中のかなりはGoToトラベル客のようだ.自分たちのことは棚に上げてちょっとびっくりした.

部屋は8階で,ごく普通のシングルルームだった.


都城はバスタブ付き

バスタブ付き

フェリーと違ってバスタブが付いていた.まあこちらも普通のことだが.

で,バスタブにゆったり浸かり,地上波テレビを見て,眠りに就いた.


明くる日の朝食

明くる日の朝食

都城で明けて11/26となった.下のレストランに行き朝食をいただく.

都城名物と言われる卵かけご飯にしてみた.ここでは「善太郎」ブランドの卵を,専用醤油「玉子ちゃん」で溶き,それをご飯(銘柄指定なし)にかけるというこだわりの一品だ.強いこだわりに従うが,重大な味の差に繋がるかどうか....私の貧弱な味覚では微妙な違い判別できず.


部屋から眺めた都城の街

部屋から眺めた都城の街

部屋から都城の街を眺めた.同市標高は市役所付近で146m,街は人口16万人強擁するだけあって平坦な土地が広がっている.目の前はショッピングモールのようで広い駐車場を備えている.まだ開店前で空いているが.

ただし都城は,ここから見える範囲よりとても広く,最高標高1,574mの高千穂峰はじめ周囲が山に囲まれた盆地状地形になっているそうだ.

ところで都城の名の由来は,当地2代目当主北郷義久が永和元年(1375年),現在の都城市都島町に城を築き,都島にある城なので「都之城」→「都城」となったそうだ.


都城を離れる

都城のホテルからバスで出発

ホテルからバスで出発

昼食が済むとまたバスに乗り,次の熊本城を目掛けて出発した.


宮崎県内をしばらく走る

宮崎県内をしばらく走る

ホテルを離れ,少し行くとまた畑作地帯になる.晩秋であるが比較的緑が多い.そしてそのまま宮崎県内をしばらく走る.熊本に入るのは相当先になるようだ.