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ヨルダンでは一番北に位置するアンマンに行くことになった．
先ずはこれまでのシリアを出国し，ヨルダンに入国する．
シリア／ヨルダン国境のシリア側．右：アサド大統領と，左：誰だっけ？2000年6月10日に父ハーフェズアルアサド（在任1971年-2000年）が死去すると翌日陸軍大将に昇進，軍最高司令官に任命され，6月18日にはバース党書記長に就任．7月10日に信任を問う国民投票を実施し7月17日に後継大統領に就任した，ということだ．
入国審査は厳しい．ボンネットも開けて調べているようだ．しかして大変時間がかかる．ツアーでここを通過する時間はいつも読めないということだ．
下は，シリア側国境への街道からの眺めあれこれ．オリーブ林などの農村地帯では建設中の住宅が多い．概して立派，豪邸も多い．シリアのガイド，アサジさんの話では，シリア国民の月収はUS$200～US$5,000（普通US$2,000，25万円くらい）だということであるが，実質はかなり豊かな感じだ．
ヨルダン国境に入り，バス／バスドライバがヨルダンの会社／ヨルダン人バビングさんに変わった．ガイドもヨルダン人のジャミールさんに代わった．
先ずジャミールさんから次のような簡単なヨルダンの紹介があった．ヨルダンの面積は日本の１／４くらい．スンニ派が90％以上．シリア同様りん鉱石を産出．飲料水をエジプトから輸入．
下は，アンマンのホテルに到着するまでの街道筋の写真あれこれ．こちらも立派な住宅が多い．
ヨルダンの首都アンマンに到着した．人口はおよそ120万人でヨルダンの全人口の4分の1になるそうで，ヨルダンの政治，経済の中心．観光は殆どなくバスで通った程度であるが，カイロとかイスタンブールとか同様にアンマンは近代的なビルが立ち並ぶ大都市に見えた．下の写真のようにマクドナルドやピザハットも普通に並んでいる．また前記のような都市と同じように昔ながらのスーク（市場）もちゃんとあるようである．ヨルダン川に比較的近く，イエスが洗礼を受けたとされる地点まで車で45分ほどであるため，多くのキリスト教徒が訪れるそうだ．また，イラク西部と陸路で直結しているようである．
なおシリアと比べてヨルダンの飲み物などの物価はかなり高いのは実感した．
下は，アンマンの写真あれこれ
