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成田から先ずカイロに飛び，一旦シリア，ヨルダンを回り，終わりはまたカイロに戻り帰国した．
カイロはエジプトアラブ共和国の首都でアフリカ最大の都市．国の人口の約26％が生活するカイロは，ファラオ王朝，ギリシャ／ローマ時代，キリスト教及びイスラム教の歴史的建造物が共存する街として知られる．カナジー的にはアラブ的香りが殆どを占める，と感じるが．．．．
カイロ近郊，ナイル川の西部流域ギザにクフ王（第一ピラミッド：右の一番大きいもの），カフラー王（第二ピラミッド：中央ののピラミッド，地盤の高さの関係からクフ王の大ピラミッドより大きく見えることがある ），メンカウラー王（第三ピラミッド：一番南側の小さなもの）によって造られた３つのピラミッド，そして人間の頭を持ち，ライオンの姿をしたスフィンクスがこの３つのピラミッドを見守るように座している．ピラミッドは古代七不思議の一つだそうだ（ちなみに，古代の七不思議で現存する唯一の建築物だそうだ）．最大のクフ王のピラミッドは建造当初は146m，現在，頂上部分が崩壊し137m．それでも十分に巨大だ．一辺が230m，重さ2.5トンの石灰岩のブロックが230万個は使われているそうだ．
ギザのピラミッドとスフィンクス，馬車も通る周辺の街．（写真はクリックで拡大します．また拡大された写真をクリックすると元に戻ります．）
下は，ギザの写真あれこれ
今回は写真撮影禁止で全く写真なし．前回訪れたときは撮影料を支払い自由に撮ることができたのに残念だ．展示品は変わりなく見事で，特に盗掘を避けることができたツタンカーメン稜の遺品をはじめ，見ごたえがある．
下は，カイロ市内の写真あれこれ．バスの前の人物は左：ドライバさん，右：武装ツーリストガード．
下は，カイロへ至る街道の風景．砂漠に地下水をいれ耕地と住宅街，厳しい検問所，巨大なハト小屋など．
