ニヤNiya

ニヤ(中国名:尼雅)はミンフォン(Mingfenf /中国名:民豊)県の一部のようで,しばしばニヤ=民豊と記されていたりする.我々が訪れた訳ではないが,ニヤには漢代にあった西域36国のうちの「精絶国」の遺跡とされ,1901年にイギリスのスタインが発見したという.南北25km,東西7kmの範囲に仏塔や住居,水路跡などが残っているのだそうだ.但し,名前はニヤ遺跡と称しても,ここから100km以上離れた砂漠の中で,政府の許可も要るそうで,よほどの探検ツアーでもないとここまでは多分行くことができないのだろう.

ニヤ(中国名:尼雅)のホテル

ニヤのホテル

さて,辺境のホテルと予め警告を受けていたニヤのホテルに着いた.山小屋並みかとも想像していたが,私的には全く問題ない.尼雅賓館というホテルで,部屋も私にとっては立派なものだ.ちなみに広いフロントに掲げられた料金表を眺めると,160元~360元,2,200円~5,000円くらいのようだ.


自力更生

自力更生

朝のニヤの街角.上の横顔は毛沢東であろうか?どことなく一昔前のスローガンを掲げた看板がそのまま残ってしまった印象を受ける.


ニヤの広い歩道

広い歩道

未舗装であるが広い歩道が,やはり広い車道の両側に備えられている.他のウイグル都市の主要道路と同様だ.道路の割に人も車も少ない.今のところ人口が3万人程度と,多くないからであろう.


下は,ニヤと近郷の風景.人民解放軍であろうか?早朝訓練であろう,ゆっくり駆ける姿も見られた.

ニヤの風景
ニヤの風景 ニヤの風景 ニヤの風景 ニヤの風景 ニヤの風景 ニヤの風景 ニヤの風景

ニヤはタクラマカン砂漠を縦断する522kmの砂漠公路南側起点になっている.さてこれからその砂漠公路に向かう.



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