西安(前半)Xian(1)

西安到着Arrival in Xian

西安咸陽(かんよう)国際空港

西安咸陽(かんよう)国際空港

JAL609便は,成田空港南ウイングから定刻の9:45AM出発し,ここ西安咸陽国際空港に13:45到着.4時間半のフライトだ.西安咸陽国際空港は,つい2年前開港という新しい空港.空港近くの畑には麦が多く,菜の花,りんご,桃や道端には桐の花が咲いていた.スルーのガイド馬さん(男性/日本語)と西安のガイド李(り)さん(女性/日本語)の案内で短時間咸陽博物館まで行くことになった.

咸陽の古い街並み

咸陽の古い街並み

西安は大都会なので,概して大きな近代ビルが立ち並ぶ街であるが,咸陽地区は古い街並みが残っている.咸陽は秦(BC221~BC206)の都が置かれたところだそうだ.街路樹は虫よけのためであろう,白ペイントが塗ってあった.

李さんの話では,観光客は現在,米,韓,日の順で多いそうだ.折りしも反日デモが激しさを増すころであったが,以前は日本からが一番多かったそうである.李さんは女性であるが,西安の女性が男性を選ぶ条件は3高と言われ,日本のそれと全く同じ内容だそうだ.


下は,咸陽国際空港から咸陽の街並み.この日は27℃もあり,初夏の陽気だった.西安の夏は36℃ととても暑く,冬は-3℃ととても寒いそうである.タクシー並みに人力車が走っているのが興味深い.

咸陽の街並み
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咸陽博物館Xianyang Museum

咸陽博物館入り口

咸陽博物館入り口

この博物館は秦王朝と漢王朝の文化財が保存されている.漢王朝に関しては兵馬庸が展示されていた.撮影禁止で写真がないが,秦王朝の等身大兵馬庸に比すれば遥かに小さく,ミニチュア,観光土産のサイズ程度である.財政負担を軽減するためであったのだろう.


咸陽博物館入の篆書

篆書

秦の始皇帝がすごかったのは軍事だけではない.当時中国各地で用いられていた色々なフォントの文字(漢字)を篆書体(大篆)に統一したことも大きい事業の一つだ.篆書体は左右対称性が高く,線の太さが変わらないなどの特徴がある.筆者も時々彫って楽しむ篆刻の基本的フォントだ.他に通貨の統一(フランスフラン,ドイツマルク,...をユーロに統一したのと同じ)や,度量法の統一(ポンド,貫,....等をメートル法にしたのと同じ)等など行い,広大な中国全土を統一したのだ.


下は,咸陽博物館の写真.入り口や庭ではちょうど八重桜が満開だった.東京より少し早いか?館内では小学生が熱心にメモをとりながら見学していた.

咸陽博物館での眺め
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