このページでは,6月の高尾山ハイキングで見かけた花の写真を既存ページから転載し,集めました.花の種類は,リュウノヒゲ(竜の髯),ガクアジサイ(額紫陽花),花名不明の白い花,イボタノキ(水蝋樹),ミヤマタニワタシ(深山谷渡),コウヤボウキ(高野箒),オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭),ヤブレガサ(破れ傘),ウツボグサ(靫草),ハナニガナ(花苦菜),ウメ(梅)の実,ヤマグワ(山桑)の実,マタタビ(木天蓼),キツネノボタン(狐の牡丹),サワギク(沢菊),ヤマホタルブクロ(山蛍袋),オカトラノオ(岡虎の尾),テイカカズラ(定家葛),ミツバウツギ(三葉空木の実),ウメガサソウ(梅笠草),ナワシロイチゴ(苗代苺),ヤマツツジ(山躑躅),ハルジオン(春紫苑),コゴメウツギ(小米空木),フタリシズカ(二人静),ムラサキシキブ(紫式部),エビガライチゴ(海老殻苺),ツルアジサイ(蔓紫陽花),ミゾホオズキ(溝酸漿),ガクウツギ(額空木),ドクダミ(どくだみ),ヤブタビラコ(藪田平子),アカカタバミ(赤片喰),ニガナ(苦菜),ナンテンハギ(南天萩),モミジイチゴ(紅葉苺)の実,ウリノキ(瓜の木),ナルコユリ(鳴子百合),ノイバラ(野いばら),クサイチゴ(草苺)の実,ウツギ(空木),アカショウマ(赤升麻),ヤブヘビイチゴ(薮蛇苺),マルバウツギ(丸葉空木),スイカズラ(吸葛),テリハノイバラ(照葉野薔薇),ガマズミ(莢迷),オカタツナミソウ(丘立浪草),ヤマボウシ(山法師),カタバミ(傍食),ナツトウダイ(夏灯台),キンラン(金蘭),マムシグサ(蝮草),シロツメクサ(白詰め草),イナモリソウ(稲森草),ハンショウヅル(半鐘蔓),ヤマフジ(山藤),キイチゴ(木苺)の実,サクランボ(桜ん坊),セッコク(石斛),ヤマアジサイ(山紫陽花),ユキノシタ(雪の下),サイハイラン(采配蘭),ハナイカダ(花筏),サワフタギ(沢蓋木),オオバウマノスズクサ(大葉馬の鈴草)です.
リュウノヒゲ(竜の髯)
冬でも葉が枯れない常緑性で毎年育つ多年草.そのため栽培されているのも多いようだ.
以上高尾山2012年6月30日(土) のページから.
ガクアジサイ(額紫陽花)
ガクウツギ(額空木)など似たような花が多いがこれは一般的なガクアジサイ(額紫陽花)と思われる.
以上高尾山2011年6月26日(日)のページから.
花名不明の白い花
折り重なる花びらがかなりユニークであるが今のところ花名不明.
以上高尾山2011年6月26日(日)のページから.
イボタノキ(水蝋樹)
モクセイ科の落葉低木で,日本の北の端から沖縄まで全土に生えているようだ.樹皮にイボタロウムシがつき、イボタロウ(蝋)というワックスのようなものが採れるようだ.桐家具の艶出しに使われる高級品だそうである.
以上高尾山2012年6月23日(土) のページから.
ミヤマタニワタシ(深山谷渡)
マメ科でナンテンハギに似ている.ナンテンハギより葉の先が尖っている.
以上高尾山2012年6月23日(土) のページから.
コウヤボウキ(高野箒)
まだ蕾だが,コウヤボウキの花になると思う.
以上高尾山2013年6月22日(土) のページから.
オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭)
大葉なのでジャノヒゲより葉っぱの幅が少し広い.
以上高尾山2013年6月22日(土) のページから.
ヤブレガサ(破れ傘)
葉っぱが台風で完全に破れた傘(和傘)のようになっている.こうもり傘ではこうはならない.
以上高尾山2013年6月22日(土) のページから.
ウツボグサ(靫草)
弓矢を入れるホルダーを靫(うつぼ)と称し,それに形が似ていることに由来するそうだ.蕾が沢山付いているが,同時には咲かず,順繰りに咲いていく.個々の花はいかにもシソ科の花だ.
以上高尾山2013年6月22日(土) のページから.
ハナニガナ(花苦菜)
ニガナ(苦菜)は花びらが5枚くらい,ハナニガナは7枚以上が多いようで,これが見分け方のコツ.
以上高尾山2013年6月22日(土) のページから.
ウメ(梅)の実
梅酒や梅干しの材料になる.
以上高尾山2013年6月22日(土) のページから.
ヤマグワ(山桑)の実
食べることができるのかな?
以上高尾山2013年6月22日(土) のページから.
マタタビ(木天蓼)
猫の大好物.半ば麻薬のようなものか?
以上高尾山2013年6月22日(土) のページから.
キツネノボタン(狐の牡丹)
花の中に金平糖のようなものができ,徐々に成長していく.名前が面白い.
以上高尾山2013年6月22日(土) のページから.
サワギク(沢菊)
常に破れたというか,散り始めたというか....整っていない形の花だ.
以上高尾山2013年6月22日(土) のページから.
ヤマホタルブクロ(山蛍袋)
がく片の間の湾の部分が膨らんでいるのがこのヤマホタルブクロ,膨らんでいないのがホタルブクロ.この写真ちょっと肝腎の部分が見えにくいな....
以上高尾山2013年6月18日(火) のページから.
オカトラノオ(岡虎の尾)
元から先へと咲いていく.
以上高尾山2013年6月18日(火) のページから.
テイカカズラ(定家葛)
5つの花びらがおもしろい.
以上高尾山2013年6月18日(火) のページから.
ミツバウツギ(三葉空木)の実
平べったいには風に乗って遠くまで飛ぶためでしょうか?
以上高尾山2013年6月18日(火) のページから.
ウメガサソウ(梅笠草)
とっても小さな花.花の形が梅に似て,笠のように下向きに咲くのが花名の由来だそうだ.
以上高尾山2013年6月18日(火) のページから.
ナワシロイチゴ(苗代苺)
苗代仕事の忙しい頃花が咲くのでこの名が付いたとか.実は食用になるが美味しくはないいそうで,ジャムとかにはいいようだ.
以上高尾山2012年6月18日(月)のページから.
ヤマツツジ(山躑躅)
オレンジ色系のヤマツツジは多いが,このようなピンク系はあまり多くない.
以上高尾山2012年6月18日(月)のページから.
ハルジオン(春紫苑)
春の名が付くが,長い期間楽しませてくれる.
以上高尾山2012年6月18日(月)のページから.
コゴメウツギ(小米空木)
名の通り,コゴメのように小粒なウツギ.
以上高尾山2012年6月18日(月)のページから.
フタリシズカ(二人静)
ヒトリシズカ以上にひっそり,控え目な感じ.
以上高尾山2012年6月18日(月)のページから.
ムラサキシキブ(紫式部)
秋になると小粒の紫の実を付ける.
以上高尾山2015年6月13日(土)のページから.
エビガライチゴ(海老殻苺)
今はまだ青いが7月になると赤くきれいな実を付ける.
以上高尾山2015年6月13日(土)のページから.
ツルアジサイ(蔓紫陽花)
茎が気根を出して樹木に付着する蔓状のアジサイ.
以上高尾山2010年後半6月11日(金)のページから.
ミゾホオズキ(溝酸漿)
ホオズキと聞くとどうしてもあの赤い実を思い浮かべるが,このミゾホオズキもあのような実を付けるのであろうか?
以上高尾山2010年後半6月11日(金)のページから.
ガクウツギ(額空木)
ウツギと名が付くもアジサイの仲間だそうだが,実際素人目には所謂ガクアジサイに近いように見える.とても清楚な印象だ.
以上高尾山2010年後半6月11日(金)のページから.
ドクダミ(どくだみ)
ありふれた雑草だが生薬として,あるいは飲料(ドクダミ茶)に使われるので有名.ドクダミの漢字は特殊なようで,単純にコピペすると文字化けするようだ.
以上高尾山2010年後半6月11日(金)のページから.
ヤブタビラコ(藪田平子)
オニタビラコとかと良く似ているので図鑑や他のサイトを見て判別しなくては.
以上高尾山2010年後半6月11日(金)のページから.
アカカタバミ(赤片喰)
カタバミの変種だそうで,葉が写真のように濃紅紫色で花の中心部に赤い輪が入るのが特徴.それだから見分け易い.
以上高尾山2010年後半6月11日(金)のページから.
ニガナ(苦菜)
ハナニガナと比べるとニガナの花びらは5個程度と少ないのが特徴.
以上高尾山2010年後半6月11日(金)のページから.
ナンテンハギ(南天萩)
マメ科らしい花の形だ.葉っぱがナンテンの葉に似ているのが名前の由来だそうだ.
以上高尾山2010年後半6月11日(金)のページから.
モミジイチゴ(紅葉苺)の実
食べたら美味しかった.6月の楽しみがまた増えた.
以上高尾山2010年後半6月11日(金)のページから.
ウリノキ(瓜の木)
花形はクサボタン(草牡丹)のイメージに似ている.だがクサボタンより大きく,クサボタンでは引っ込んでいるシベが,外部までとても大きく伸び出している.それとクサボタンは草だが,こちらは大きな木の花だ.
以上高尾山2013年6月9日(日) のページから.
ナルコユリ(鳴子百合)
音こそ立てないが,鳴子のような形態だ.
以上高尾山2013年6月9日(日) のページから.
ノイバラ(野いばら)
葉は光ってないので普通のノイバラだ.
以上高尾山2013年6月9日(日) のページから.
クサイチゴ(草苺)の実
ブツブツした食感に少し甘味が広がり,食べた後に幾らか苦味が残るように感じられた.
以上高尾山2010年後半6月7日(月)のページから.
ウツギ(空木)
ウノハナ(卯の花)とも呼ばれるとも呼ばれるそうだ.豆腐のおからも卯の花の別名があるが,この2つの見た目が似たようには感じられないが.......
以上高尾山2010年後半6月7日(月)のページから.
アカショウマ(赤升麻)
花茎が赤味を帯びているショウマから名付けられたそうだ.で,元のショウマ(升麻)は漢方薬の名前であるそうだ.
以上高尾山2010年後半6月7日(月)のページから.
ヤブヘビイチゴ(薮蛇苺)
藪に生えるヘビイチゴで,他の野いちごのように食べることができず,まあヘビくらいしか食べないであろうことから名付けられたようだ.花外側の萼片(副萼片)が大きく,先端が鋸歯のようで,葉のような形をしてるのが特徴.
以上高尾山2010年後半6月7日(月)のページから.
マルバウツギ(丸葉空木)
名の如く葉が卵形で丸みを帯びているウツギ.トレイル脇にたくさん咲いており,歩くのを楽しくさせてくれる.
以上高尾山2010年後半6月7日(月)のページから.
スイカズラ(吸葛)
花の中に蜜があり,吸うと甘い味で,つる性(=カズラ)ということから付いた名だそうだ.上側の花びらが下側より広いのは割りと珍しいように思う.
以上高尾山2010年後半6月7日(月)のページから.
テリハノイバラ(照葉野薔薇)
葉に光沢があるノイバラ(野薔薇).日当たりのいいところで真っ白に咲いている.
以上高尾山2010年後半6月7日(月)のページから.
ガマズミ(莢迷)
この密集した花のように秋に小さな赤いの果実をがたくさん実る.この実は食用になり,焼酎に漬けて果実酒にすることが可能らしい.
以上高尾山2010年後半6月7日(月)のページから.
オカタツナミソウ(丘立浪草)
丘陵地帯に生えるタツナミソウの仲間という意味だそうだ.なので高尾山は丘陵地帯の1つということになろうか.グラデーションのある青がなかなかきれいだ.
以上高尾山2010年後半6月7日(月)のページから.
ヤマボウシ(山法師)
ハナミズキの仲間.ハナミズキは一般にflowering dogwood,ヤマボウシはJapanese dogwoodとして区別されるようだ.
以上高尾山2010年後半6月7日(月)のページから.
カタバミ(傍食)
カタバミとは,葉が半分食べられてしまって半分になった,という意味だそうだ.確かのこの写真のように葉っぱが閉じていることが多いようだ.
以上高尾山2010年後半6月7日(月)のページから.
ナツトウダイ(夏灯台)
トウダイグサの仲間で,夏のこの時期に咲くからナツトウダイかな?葉っぱに咲くやら,変な形であるやら,まあ風変わりな花ですな.
以上高尾山2010年後半6月7日(月)のページから.
キンラン(金蘭)
黄色のランなのでキンラン.ランらしく気品がある.同属で花色が白のギンラン(銀蘭)もあるらしいが,残念ながらまだお目にかかったことがない.
以上高尾山2010年後半6月7日(月)のページから.
マムシグサ(蝮草)
テンナンショウの一種.似たようなのがいろいろあるようだが花が青いのでマムシグサと判断した.合っているかな~?
以上高尾山2010年後半6月7日(月)のページから.
シロツメクサ(白詰め草)
クローバーとも呼ばれる何の変哲もない花なれど,陣馬山山頂とか城山山頂とか比較駅限定された所でしか咲いていない.
以上高尾山2010年後半6月7日(月)のページから.
花名不明の白い花
花びらが上下非対称で形がユキノシタ(雪の下)に少し似ている.しかし大きな花弁がユキノシタの2枚に対してこちらは3枚で,ほぼ白色で赤みがなく,地味.でも名前は何だろう?
以上高尾山2011年6月4日(土)のページから.
イナモリソウ(稲森草)
花びらの縁に向けて色が濃くなり,縁が波打っているのがとても特徴的だ.
以上高尾山2008年後半6月4日(水)のページから.
ハンショウヅル(半鐘蔓)
花びらが厚ぼったい感じ.蔓性で半鐘のような花を咲かせるところから付いた名であろう.ところで「半鐘」はどうして半が付くのだろう?広辞苑で見ると“小形の釣鐘”と載っていた.寺の鐘とかを基準にすると音程はかなり高いのであろう.
以上高尾山2008年後半6月4日(水)のページから.
ヤマフジ(山藤)
大きな木に巻き付いて,高い位置で咲いていることが多い.間近で見るとマメ科の花に少し似ているようだ.後で図鑑を見たら,蔓の巻き方は左巻きと決まっているらい.
以上高尾山2008年後半6月4日(水)のページから.
キイチゴ(木苺)
キイチゴの類は概して食べられるものが多いそうである.でも自信がないのでなかなか試せないでいるが.....
以上高尾山2008年後半6月4日(水)のページから.
サクランボ(桜ん坊)
つい2ヶ月前咲いていた桜がもう実を付けた.鮮やかな赤が可憐だ.
以上高尾山2008年後半6月4日(水)のページから.
セッコク(石斛)
ラン科の植物で,6号路の大木,高い位置に咲いている.低いところでも咲いてくれるともっと間近に眺められるのだが,どうしてそんなに高いところを好むのか?
以上高尾山2010年後半6月2日(水)のページから.
ヤマアジサイ(山紫陽花)
地味ながら清楚で可憐な花だ.6月のトレイルには主役の1つであろう.
以上高尾山2010年後半6月2日(水)のページから.
ユキノシタ(雪の下)
花の形態がなかなかユニークで判り易い.「雪の下」という名から早春の花を連想したくなるが,実際は夏の花だ.
以上高尾山2010年後半6月2日(水)のページから.
サイハイラン(采配蘭)
花の形態が采配に似ているとから付いた名だそうだ.本物は見たことがないが,確かに家康などがこれを振って士卒を指揮するシーンは映画などで見ることがある.
以上高尾山2013年6月1日(土)のページから.
ハナイカダ(花筏)
ナツトウダイとかと同じ仲間か?ナツトウダイは面白い,変な形をしているが,こちらは花そのものはシンプルであまり面白い形ではない.
以上高尾山2013年6月1日(土)のページから.
サワフタギ(沢蓋木)
イヌショウマ的マルバウツギ風の花.マルバウツギに較べて雄しべの数が多く,花びらが下に反ったりする傾向がある.
以上高尾山2013年6月1日(土)のページから.
オオバウマノスズクサ(大葉馬の鈴草)
サキソフォンのような形が極めて特異だ.名は「馬の首にかける鈴」に似た花で,葉が大きいタイプに由来するそうだ.「馬の首にかける鈴」とはどんなもの?童謡などの“シャンシャン”とかの擬声語から連想すると神社の鈴の小型版のような感じか?でもサキソフォン形とは全然一致しないな~
以上高尾山2008年後半6月1日(金)のページから.