高尾山2008年(後)スライド版 もどうぞ.
コース:高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→6号路→高尾山口
天気:晴れ
歩行距離:32.3km
歩行時間:8hr9min
休止時間:1hr21min
痛くなったところ:あちこち.
2ヶ月ぶりに歩いた.これが今年最後の高尾山になった.霜の花がたくさん見られた.大きなものは少ないが,実に数が多い.昨夜は水を吸い上げ,結晶化するに適した気象条件だったのであろう.それなのにカメラを忘れてしまった.それでなくても少ない脳細胞が,この一年でさらに急激に減ったようだ.加えて,筋肉の方も減り,あちこち痛くなったのも問題だし.....
コース:高尾山口→6号路→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→稲荷山コース→高尾山口
天気:晴れ
歩行距離:30.9km
歩行時間:6hr58min
休止時間:2hr57min
痛くなったところ:やはり左腿付け根が痛くなったがまあまあか.
9月3日(水)歩いたとき以来見られた6号路閉鎖の立て看板がなくなっていた.つまり土砂崩れで閉鎖されていたルートが復旧したようで,ここから歩いてみた.崩れた場所は登り口から間もなくの所だった.沢のところで稲荷山コースに折れたので,さらに上部にも土砂崩れ箇所があったかどうかは定かではない.
以前使っていたGPS,etrex Cxでは,この6号路は谷間にあるので,よく衛星をロストしたものだが,新しくしたHCxでは大丈夫だった.かなり感度が改善されたと思う.
帰路の稲荷山コースで,花を撮影されていた方に出会った.大変花に詳しく,いろいろお教え戴いた.多分専門家の方であろう.ありがとうございました.
センブリ(千振)は花びらが4枚のものと5枚のものがあるようだ.
コース:京王高尾山口→一号路(久しぶりだ)→高尾山→城山→景信山→陣馬山→一ノ尾尾根→落合→JR藤野駅
天気:曇り後晴れ
歩行距離:23.9km
歩行時間:5hr45min
休止時間:1hr37min
痛くなったところ:歩行中,往きの途中から左腿付け根,前側辺りが痛かった.
今日もまた歩行中,左腿付け根,今度は前側辺りが痛くなった.なので,京王高尾山口に戻らず,落合経由で早めにJR藤野駅に下りた.
落合辺りの民家では柿がたわわに実り,秋も深まった感がする.柿はどこの地方でも秋を彩る基本的な果実だ.でも外国では比較的見かけることは多くない.そんな訳であろうか,柿は一段とまた日本の秋を感じさせてくれているようにも思える.
コムラサキ(小紫)とコスモスは落合に下ったところで見かけたもの.
コース:高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→稲荷山コース→高尾山口
天気:晴れ
歩行距離:30.9km
歩行時間:7hr31min
休止時間:1hr30min
痛くなったところ:まずまず何とか.
前回,前々回と左腿付け根が痛くなって,今回もそれ相応に覚悟して行ったが,今回は幸い大丈夫で助かった.
花はぐっと少なくなったけど,それでも咲いているのもあるところが,自然が何千万年,何百万年かけて培ったすごいところのように思えてしまう.
コース:京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→大垂水→大洞山→三沢峠→草戸山→四辻→高尾山口
天気:晴れ後曇り,遅くなって僅かに小雨ぱらつく
歩行距離:?(GPSバッテリ切れ)
歩行+休止時間:7hr
痛くなったところ:歩行中,しかも往きの途中1時間余りのところから左腿付け根辺りが痛い.
左腿付け根がやはり異常だ.陣馬山に行かず,城山から南高尾に折れ,草戸山,四辻,高尾山口へと歩いた.
落葉樹に巻きついたツタウルシ(蔦漆)(多分)が赤くなり始めた.鮮やかな色合いで実に美しい.
ただウルシだとすると,かぶれには気を付けないと.....子供の頃かなりやられたことがある.かぶれ方は人によっていろいろ,葉に触れるぐらいなら平気な人もいれば,脇を通っただけでかぶれる人もいるそうだ.
南高尾山稜にたくさん生えていた.以前見かけて載せたオクモミジハグマ(奥紅葉白熊)やナガバノコウヤボウキ(長葉の高野箒)とよく似ているが,このコウヤボウキ(高野箒)の方がより多く見られるのではなかろうか.
高野箒の名は,高野山でこの枝を束ねて箒にしたことに由来するそうであるが,高尾山系で見られるこの木は箒にできる程大きくはないような.......
と思って,いろいろ調べたら,庭を掃除するような普通の箒ではなく,何でも酒造工程で用いる特殊用途の箒であるらしい.
ところで筆者は,以前人にコウヤボウキの名前を聞いたとき,花の形が箒に似ているからかな~?想像したが,見事に外れていた.
コース:京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→稲荷山コース→高尾山口
天気:晴れ後曇り,遅くなって小雨ぱらつく
歩行距離:30.4km
歩行時間:7hr25min
休止時間:2hr
痛くなったところ:歩行中,しかも往きの途中から左腿付け根辺りが痛い.
陣馬山から戻るとき,千葉からお出でになったという女性にたまたま声を掛けられ,四方山話を交わしながら一緒に景信山まで歩いた.お住まいから2時間半ほどかかるそうだが,それでも一番近い山なのだそうだ.筆者の場合はもっと短い時間で済むがやはり一番近い山で,それが殆ど唯一歩く対象の山の理由となっている.
林道脇の城山北斜面,ついこの春の頃,林を完全に伐採して,完全に原っぱになった場所だ.そこに写真の花が咲いていた.スミレの一種に見えるが.....図鑑を見ると一様に花期が春と記されている.
生えていたのがこれまであまり日の当たらない場所だったのに,急に日の光が豊かになって,春かと思って花を開いてしまった......果たしてそんな事ってあるだろうか?
前回歩いたときと比べて花はぐっと少なくなった.
コース:京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→稲荷山コース→高尾山口
天気:晴れ
歩行距離:30.9km
歩行時間:7hr36min
休止時間:2hr35min
痛くなったところ:まずまずか.
景信山の北側,八王子を望む辺りは,シラヤマギク,ノハラアザミ,ススキといった雑草が競うように花を咲かせていた.
平日だったので景信山の2つの茶屋は閉店していた.これから週末はハイカーが増えるので開店することが多くなろう.
お彼岸も過ぎ,ひと頃よりは大分涼しくなったが,それでも城山への戻り道の登りでは結構汗をかいた.持参した水も少なくなり,城山の茶屋名物,社会通念上のサイズの2倍くらいある大きなかき氷を食べた.
さすが,量がものを言い,器の底が見える頃,べろはびりびり,全部平らげた時は身体も冷え,少し身震いするような感じだった.ごちそうさん!
ホオの花の頃,ぜひ実も見てみたいな~と思っていたが,今回ようやく願いが叶った(下の段中央).なかなかインパクトのある形態と色彩で,苦労せずして永く記憶に残りそうだ.
最初の緑の花はいろいろ探してみたが,判らなかった.形も色もとてもユニークだが..........花ではないのかな....?
コース:京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→稲荷山コース→高尾山口
天気:晴れ
歩行距離:30.2km
歩行時間:7hr13min
休止時間:2hr31min
痛くなったところ:翌々日,腰の周りはじめあちこち痛く,最大の疲労感.
ただ,いろいろ調べて判らない花あり.どなたかお教え頂けないでしょうか?
↑マツカゼソウ (松風草) | ↑チヂミザサ (縮み笹) | ↑カンチコウゾリナ (寒地髪剃菜) |
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↑シュウカイドウ (秋海棠) | ↑ワレモコウ (吾木香) | ↑ヒキオコシ (引起こし) |
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↑アキノキリンソウ (秋の麒麟草) | ↑タカトウダイ (高灯台) | ↑マルバダケブキ (丸葉岳蕗) |
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↑クサボタン (草牡丹) | ↑ナガバノコウヤボウキ (長葉の高野箒) | ↑ツルニンジン (蔓人参) |
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コース:京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→稲荷山コース→高尾山口
天気:曇り/霧
歩行距離:30.2km
歩行時間:7hr13min
休止時間:2hr31min
痛くなったところ:何とか大丈夫そう.
直ぐ下段中央の写真がヌスビトハギ(盗人萩).あまり穏やかでない名に拘わらず可憐な花.左写真の緑のサングラスのようなものがその実.
で,この緑のサングラスのような形が盗人の「忍び足の足跡」に似ているというのが名前の所以だと言うが.....警視庁捜査3課(窃盗の担当)とか,鑑識課のデカが命名したのか....う~ん,凡人には究極のこじ付けのようにしか見えないが....印象深いのは確かだ.
この日も細かい花多し.
コース:京王高尾山口→6号路→琵琶滝→3号路→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→稲荷山コース→高尾山口
天気:快晴
歩行距離:32.5km
歩行時間:7hr25min
休止時間:2hr50min
痛くなったところ:まずまず大丈夫そう.
9月3日(水)歩いたとき6号路が土砂崩れで通行止めになっていたがまだ復旧してしないようだ.6号路は琵琶滝から上は閉鎖され,替わりに自然研究路3号路を経て高尾山頂に至る道の案内が出ていた.で,そのコースで行ってみることにした.琵琶滝から直ぐに岩の多い急勾配の道になったのには驚いた.しかしそこは高尾山,短時間で頂上と同じくらいの標高に達し,以降ほぼ水平な道を辿ることになった.平日とはいえ,歩く人の姿は見えずとても静かなトレイルだった.
その後はいつものように陣馬山まで歩き,再び元のルートを辿り,終わりは稲荷山コースで下山した.
この日もいろいろ見かけた.細かい花が多く,撮影に手間取った.
↑ボタンヅル (牡丹蔓) | ↑ミヤマフユイチゴ (深山冬苺) | ↑ノブキ (野蕗) |
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↑ミゾソバ (溝蕎麦) | ↑イヌトウバナ (犬塔花) | ↑キツネノボタン (狐の牡丹) |
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↑ヤブミョウガ (薮茗荷) | ↑ダケゼリ (岳芹) | ↑イワインチン (岩茵陳) |
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↑シラヤマギク (白山菊) | ↑カシ (樫) | ↑シシウド (猪独活) |
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↑ヤマハッカ (山薄荷) | ↑ヒガンバナ (彼岸花) | ↑イタドリ (虎杖) |
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↑アキカラマツ (秋落葉松) | ↑オトコエシ (男郎花) | ←オトコエシの拡大 (男郎花) |
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コース:京王高尾山口→稲荷山→高尾山→城山→陣馬山→和田峠→連行山→生藤山→三国山→上岩下→JR中央線上野原
天気:快晴
歩行距離:31.05km
歩行時間:7hr25min
休止時間:2hr7min
痛くなったところ:足首から下かなりくたびれた.
終日予報通り快晴で,生藤山方面に回った.また湿度も低く,快適だった.それでもやはり水1.5lでは足りな気味で,上岩下に着いてすぐ自販機を探した.
これまで用いていたハンディGPS,Garmin eTrex Vista Cxが故障したので新たにVista HCxという機種を買い求めて持参した.Vista Cxより感度が良く,衛星をロストしにくいという評判を頼りにしていたが,実際今回は1度もロストがなかったようで安心した.
今回は登らずに巻いた茅丸を過ぎ,生藤山手前の地点.高尾山~陣馬山間と比べて,醍醐丸~生藤山間は広葉樹が多いのが楽しみだ.風に煽られたのであろう,どんぐりの小枝が所々に落ちている.足元は笹が多く,花は少なめであろうか.
生藤山を過ぎると程なく三国峠に至り,展望が開ける.珍しいことに,この季節,しかも午後3時になって富士山が見えていた.久しぶりの快晴,しかも低湿度でこれが幸いしたようだ.殆ど墨絵のようなモノトーンであるが,まあこれはこれで趣があろう.
この日もいろいろ見かけた.
ミツバフウロ↑ (三つ葉風露) | ↑ツリバナの実 (吊花) | ↑トチバニンジンの実 (栃葉人参) |
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↑ナガバシュロソウ (長葉綜櫚草) | ↑ナガバシュロソウ (長葉綜櫚草雄花?) | ↑カシワバハグマ (柏葉白熊) |
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↑ヤブマメ (藪豆) | ↑ヤマハッカ (山薄荷) | ↑ヤマハギ (山萩) |
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コース:高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→稲荷山コース→高尾山口
天気:快晴
歩行距離:28kmくらい
歩行時間+休止時間:9hr20min
痛くなったところ:帰り,乗り換えのため分倍河原駅で歩いたら,足首から下にかなりのくたびれを覚えた.
丸一日が久しぶりの晴れ予報で出かけた.暑いだけでなく湿度も高かったのか酷く汗をかいた.ポカリスエット1.5lでは足りず,戻りの高尾山頂でいっぱい飲んで,水筒に500ml詰めて下る.それでも喉が渇き,駅前で500mlの清涼飲料を補給.いや~暑かった.
6号路で戻ろうとしたら,土砂崩れで通行止めです,と通行止め案内書きを貼り出していた係員に言われた.そこで稲荷山コースで戻ったのであるが,途中6号路へ折れる三叉路でも通行止めの案内が出ていた.朝は無かったので,この日の昼間に土砂崩れが起こったのであろう.
なぜかトレイル脇の草がきれいに刈り込まれた箇所が多い.特に樹木の下に限られてはいないので,樹木の生育を助ける目的ではないようだ.歩く人たちの邪魔にならないように刈り込んだようにも見えるが,確かではない.もしそうであれば,草が妨げになることはないし,小さな花を眺めながら歩く楽しみが奪われ残念なことだ.昨年林野庁の人が,「樹木の間伐で,木を大きく育てるのみならず,草の生育を促すことでCO2を減らし.....」と言っていた方向とも真っ向からぶつかるし.....
この日もいろいろ見かけた.
↑ツルリンドウ (蔓竜胆) | ↑ヤマホトトギス (山不如帰) | ↑ヒヨドリバナ (鵯花) |
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↑イヌショウマ (犬升麻) | ↑ツユクサ (露草) | ↑キバナアキギリ (黄花秋桐) |
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↑ツリフネソウ (釣船草) | ↑フジカンゾウ (藤甘草) | ↑ノハラアザミ (野原薊) |
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↑ヒメキンミズヒキ (姫金水引) | ↑シモバシラ (霜柱) | ↑ヤブタバコ (藪煙草) |
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コース:高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→6号路→高尾山口
天気:曇り時々晴れ
歩行距離:28kmくらい
歩行時間+休止時間:9hr15min
痛くなったところ:まずまず
この日は早い時間に出かけた.早い時間であったが高尾山口駅でハイカーが数人降り立ち,それぞれの登山口に向かった.この日は比較的気温が低く,8時頃一丁平で温度計を見たら20℃を示していた.これなら十分低いと思ったが,それまで既にかなりの汗が吹き出ており,そうかな~?とも思ったりした.
この日もいろいろ見かけた.
↑ノコンギク (野紺菊) | ↑マツカゼソウ (松風草) | ↑ヤブラン (薮蘭) |
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↑タマアジサイ (玉紫陽花) | ↑ツリガネニンジン (釣り鐘人参) | ↑ヒメヤブラン (姫藪蘭) |
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↑ヤマハッカ (山薄荷) | ↑ヘクソカズラ (屁屎葛) | ↑クズ (葛) |
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コース:高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→稲荷山コース→高尾山口
天気:曇り→遅くなって晴れ
歩行距離:28.83km
歩行時間:6hr14min,休止時間:1hr29min
痛くなったところ:まずまず
この日は曇りで,気温も都心で30℃と比較的歩き易い日であった筈だが,実際歩くと汗が吹き出る.歩いている人は疎らで,大きなグループは殆ど見かけず,一人か二人連れが多いようだ.まあ,物好きということか.
花もまた疎らで,地味なものだ.それでも目を近づけるとそれなりにきれいだったりするところが面白い.図鑑で一応それらしきものの名を振ったが果たして合っているか?右の2つの元より判らないものもある.それだけ花の種類が豊富だと云うことであろう.
コース:高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→6号路→高尾山口
天気:曇り/晴れ
歩行距離:未測定
歩行時間:休止時間を合わせて9時間20分.
痛くなったところ:右足親指根元の少し手前.歩く前から痛かったのだが.....
前日関東地方でも梅雨明け宣言が出された.またこの日は3連休の中日とあってか,猛暑に拘わらずすごい人出だ.1週間ほど前訪れたときの優に10倍は超える.それでも平地と比べれば意外と涼しい.帰路,午後4時頃温度計を見たら25℃を指していた.低い山であるがそれなりに温度を下げる効果はあるようだ.
草木は茂り,山全体が濃い緑に覆われる季節だ.花は多くないがところどころに地味にひっそりと咲いている.
コース:高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→6号路→高尾山口
天気:曇り/晴れ
歩行距離:28.42km
歩行時間:6時間,休止時間:2時間18分.
痛くなったところ:何とか大丈夫そう
まだ梅雨は明けてないがこの日は幸い降らなかった.ただ大層暑いので水を飲み飲み歩く.気の早いセミは既に地表に出たのであろう,所々に写真のような抜け殻が見える.ただまだごく少数なのであろう,あのやかましい鳴き声を聞くことはなかった.
一ヶ月振りに歩いたが,明王峠の先でヒノキの間伐が行われてかなりさっぱりしていた.僅かな期間に結構捗ったようである.
また城山北斜面の伐採作業は完了し,すっかり禿山となっていた.間伐ではなく,完全に樹木をなくしたのであるがその意図は理解できない.
春先と比べると花は少ないがそれでもまだ新しいのも見かけることができる.概して地味であるが,目を近づけると個々は細かいが花らしい形をしており,それらが集合した形態のものが多いようだ.
アカショウマ (赤升麻) | アカショウマ (赤升麻) | オカトラノオ (岡虎の尾) |
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ヤマアジサイ (山紫陽花) | ヤマアジサイ (山紫陽花) | ヤマテリハノイバラ (山照葉野薔薇) |
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上段右端のヤマテリハノイバラ(?)は1輪ぽつりと咲いていた.図鑑で見ると花期は6月中旬までとなっており,或いは違う花か?
ナンテンハギ (南天萩) | ウツボグサ (靫草) | ネジバナ (捩花) |
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コース:高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→6号路→高尾山口
天気:霧/曇り
歩行距離:28.6km
歩行時間:7時間29分,休止時間:2時間37分.
痛くなったところ:何とか大丈夫そう
この日は濃い霧に包まれ,気温も低めだ.ここは景信山直下の上り道,最近の間伐で林の見通しが良くなったが,それでも少し先は白い霧に阻まれていた.
今年は早い時期から台風が上陸,若しくはかすめるし,梅雨入りも早いような気がするが......調べてみると,実際今年の梅雨入りは平年より6日,昨年より20日早いようである.
魚好きの人が焼き魚を食べた後のようである.多くの虫は点々と食い散らかすように思われ,写真のような食べ方は稀ではなかろうか.
コース:高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→6号路→高尾山口
天気:晴れ
歩行距離:28.0km
歩行時間:7時間43分,休止時間:1時間13分.
痛くなったところ:何とか大丈夫そう
多分無線通信の愛好者団体であろう,いろいろな形式のアンテナを据えていた.エレメントの長さからするとVHF帯やUHF帯の波長域が目立つ.陣馬山は概ね360度開けているので電波,特に短波長の発信/受信に好都合なのであろう.
あたかもサキソフォンのような形態をしているところがおもしろい.xxカズラと称されるものは同じ類のようである.よく食虫植物として紹介される花もこのような形態をしている.この類は大まかに言えば世界の熱帯ー亜熱帯に分布しているそうで,日本は亜熱帯の一部ということになろうか.
コース:京王高尾山口→稲荷山→高尾山→城山→陣馬山→和田峠→連行山→生藤山→三国山→上岩下→JR中央線上野原
天気:晴れ
歩行距離:30.1km
天気:晴れ
歩行距離:31.9kmくらい?
歩行時間:7時間4分,休止時間:2時間30分.
痛くなったところ:大丈夫そう
この日は久しぶりに生藤山方面に進んでみた.連行山~生藤山~三国山の辺りはほぼ広葉樹帯であるが,一ヶ月前に歩いたときはまだ小さな芽程度だったものが,今回はすっかり葉を広げて茂っていた.
歩いていると時々藤の花びらが散っているのだが,周りには藤の木が見えない.......でも天を見上げると,高い所で咲いているのが確認できる.他の樹に巻きついてそのような高みまで達している.庭や公園では藤棚で見易い位置に咲いているが,どうやら藤は本来高くたか~く上る性質があるようだ.
左の白く細かい卵にはたくさんの脚がはみ出している.傍らにアリが居たが.....中央の泡ぶくはよく見かけるがはて何だ?