高尾山9月の花

このページでは,9月の高尾山ハイキングで見かけた花の写真を既存ページから転載し,集めて一覧できるようにしました.花の種類はハグロソウ(葉黒草),タマアジサイ(玉紫陽花),シロバナノハラアザミ(白花野原薊),カントウヨメナ(関東嫁菜),タテヤマギク(立山菊),オクモミジハグマ(奥紅葉白熊),イタドリ(虎杖)の実,ハナタデ(花蓼),メマツヨイグサ(雌待宵草),ホオ(朴)の実,ガマズミ(莢迷)の実,コシオガマ(小塩竈),キダチコンギク(木立紺菊),ツリバナ(吊花)の実,フジレイジンソウ(富士伶人草),花名不明で金色の蕾,カメバヒキオコシ(亀葉引起),ヤブミョウガ(藪茗荷),ウスゲタマブキ(薄毛珠蕗),カラムシ(苧または苧麻),コセンダングサ(小栴檀草),ツルマメ(蔓豆),ノササゲ(野大角豆),チヂミザサ(縮み笹),カンチコウゾリナ(寒地髪剃菜),シュウカイドウ(秋海棠),ワレモコウ(吾木香),ヒキオコシ(引起こし),アキノキリンソウ(秋の麒麟草),マルバダケブキ(丸葉岳蕗),クサボタン(草牡丹),ナガバノコウヤボウキ(長葉の高野箒),ツルニンジン(蔓人参),ミズヒキ(水引),シロヨメナ(白嫁菜),クサギ(臭木),ナンテンハギ(南天萩),ノダケ(野竹),白い花(花名不明),キツネノマゴ(狐のまご),アキノタムラソウ(秋田村草),ボタンヅル(牡丹蔓),ミヤマフユイチゴ(深山冬苺),ノブキ(野蕗),ミゾソバ(溝蕎麦),イヌトウバナ(犬塔花),キツネノボタン(狐の牡丹),ヤブミョウガ(薮茗荷),ダケゼリ(岳芹),イワインチン(岩茵陳),シラヤマギク(白山菊),カシの実(樫の実),シシウド(猪独活),ヒガンバナ(彼岸花),イタドリ(虎杖),アキカラマツ(秋唐松/秋落葉松),オトコエシ(男郎花),マンリョウ(万両),ミツバフウロ(三つ葉風露),ナガバシュロソウ(長葉綜櫚草),長葉綜櫚草の雄花,カシワバハグマ(柏葉白熊),ヤブマメ(藪豆),ヤマハッカ(山薄荷),ヤマハギ(山萩),マルバハギ(丸葉萩),ユーバトリウム(青色藤袴),ヒメジソ(姫紫蘇),サネカズラ(実葛),ツルリンドウ(蔓竜胆),ヤマホトトギス(山不如帰),ヒヨドリバナ(鵯花),イヌショウマ(犬升麻),ツユクサ(露草),キバナアキギリ(黄花秋桐),ツリフネソウ(釣船草),フジカンゾウ(藤甘草),ノハラアザミ(野原薊),ヒメキンミズヒキ(姫金水引),シモバシラ(霜柱),ヤブタバコ(藪煙草)です.

ハグロソウ(葉黒草)

ハグロソウ(葉黒草)

ハグロソウ(葉黒草)

花びらが2枚であるのは比較的珍しい.葉黒草の名からすると葉っぱが黒いかな~?と眺めてみると必ずしもそのようには見えないような....

以上高尾山2010年9月26日(日)のページから.

タマアジサイ(玉紫陽花)

タマアジサイ(玉紫陽花)

タマアジサイ(玉紫陽花)

つぼみが玉状で名前の由来となっているようだ.あじさいにしては花の時期が比較的遅く,夏から秋に咲いている.

以上高尾山2010年9月26日(日)のページから.

シロバナノハラアザミ(白花野原薊)

シロバナノハラアザミ(白花野原薊)

シロバナノハラアザミ(白花野原薊)

分類学的には普通のノハラアザミ(野原薊)と変わらないそうで,単に色が白くなっただけのようである.しかし普通は所謂あざみ色であるが白だととても遠目でもかなり目立ち,見つけるたときは嬉しくなる.

以上高尾山2010年9月26日(日)のページから.

カントウヨメナ(関東嫁菜)

カントウヨメナ(関東嫁菜)

カントウヨメナ(関東嫁菜)

野菊の仲間でノコンギク,シラヤマギク,シロヨメナ....等々似たものがある.若干青紫がかっているときもある.

以上高尾山2010年9月26日(日)のページから.

タテヤマギク(立山菊)

タテヤマギク(立山菊)

タテヤマギク(立山菊)

花びらが不揃いで疎ら,なので平たく言えば決して美しくはなく,中央の黄色部分に突起状物(めしべか?)がある.見分けやすいように思う.

以上高尾山2010年9月26日(日)のページから.

オクモミジハグマ(奥紅葉白熊)

オクモミジハグマ(奥紅葉白熊)

オクモミジハグマ(奥紅葉白熊)

これには写ってないが,紅葉ののような葉っぱが特徴.ハグマの類ではモジャモジャの花びらが少な目のように思う.

以上高尾山2008年9月24日(水)のページから.

イタドリ(虎杖)の実

イタドリ(虎杖)の実

イタドリ(虎杖)の実

とても変わった花,いや種子か?皆目見当が付かないのだが.....形態,色あい,表皮の質感.....どれも面白い,としていたがどうやらイタドリ(虎杖)の実だったようだ.

以上高尾山2008年9月24日(水)のページから.

ハナタデ(花蓼)

ハナタデ(花蓼)

ハナタデ(花蓼)

「蓼食う虫も好きずき」と知られるタデの仲間だと思うが,少なくとも花の蜜は蜂から好まれるようで,小さな花に無理やり食らい付いている光景が見られる.

以上高尾山2008年9月24日(水)のページから.

メマツヨイグサ(雌待宵草)

メマツヨイグサ(雌待宵草)

メマツヨイグサ(雌待宵草)

オオマツヨイグサ(大待宵草)も北米原産だそうだが,このメマツヨイグサも北米原産の帰化植物ということだ.少し淡い黄の花びらが美しい.

以上高尾山2008年9月24日(水)のページから.

ホオ(朴)の実

ホオ(朴)の実

ホオ(朴)の実

これが高尾山5月の花編に載せたホウ(朴)の花の実.改めて花を眺めると,色こそグリーンであるが中心部分の面影がこの実と瓜二つだ.

以上高尾山2008年9月24日(水)のページから.

ガマズミ(莢迷)の実

ガマズミ(莢迷)の実

ガマズミ(莢迷)の実

こちらも花の写真あり.高尾山5月の花編にあるガマズミ(莢迷)の花の実.いかにも秋を感じさせる実だ.

以上高尾山2008年9月24日(水)のページから.

コシオガマ(小塩竈)

コシオガマ(小塩竈)

コシオガマ(小塩竈)

シオガマに似ていて小さいところから付いた名だそうだ.明るいピンクが目立つ.

以上高尾山2009年9月23日(水/秋分の日)のページから.

キダチコンギク(木立紺菊)

キダチコンギク(木立紺菊)

キダチコンギク(木立紺菊)

北米原産の帰化植物だそうで,茎の下部が木質化するのでキダチ(木立)の名が与えられたそうだ.たくさんの花をつけるのに一輪だけ撮っているのはちょっと失敗かも.

以上高尾山2009年9月23日(水/秋分の日)のページから.

ツリバナ(吊花)の実

ツリバナ(吊花)の実

ツリバナ(吊花)の実

土俵際いっぱい,落ちそうで踏ん張っているツリバナの種.野鳥が啄ばんで運んでくれるのを待っているのだろう.

以上高尾山2009年9月23日(水/秋分の日)のページから.

フジレイジンソウ(富士伶人草)

フジレイジンソウ(富士伶人草)

フジレイジンソウ(富士伶人草)

山地の湿り気の多い草地に自生する多年草だそうだが,筆者はこのときの一度しか出合ったことがない.「富士」は何故かしら知らないまでも「伶人」と付くからにはそう滅多にあるのではなかろう.名前を聞いてから改めて眺めると,淡い紫の佇まいがそれらしく感じられる.なお伶人とは雅楽を演奏する人のことだそうで,しばし私は麗人と勘違いしていた.恥ずかしい.

以上高尾山2009年9月23日(水/秋分の日)のページから.

花名不明で金色の蕾

花名不明で金色の蕾

花名不明で金色の蕾

う~ん正しく黄金だ.何だろうな~?蕾と書いてみたが,ほんとに蕾なのか?ひょっとして実か?....興味深いのだが調べても判らなかった.

以上高尾山2009年9月23日(水/秋分の日)のページから.

カメバヒキオコシ(亀葉引起)

カメバヒキオコシ(亀葉引起)

カメバヒキオコシ(亀葉引起)

すぐ下に載せたヒキオコシ(引起こし)の葉っぱが亀の甲型バージョン.と言っても,花の形も全然異なるし,ヒキオコシが白い花なのに,こちらは青紫であるし,...かなり大きな違いがある.

以上高尾山2009年9月20日(日)のページから.

ヤブミョウガ(藪茗荷)

ヤブミョウガ(藪茗荷)

ヤブミョウガ(藪茗荷)

互生する長楕円形の葉がミョウガに似ているそうで,それでこの名となったようだ.ヤブに咲き,小粒な花なので撮るのが難しい.背後に見えている黒紫色の果実を実らせる.

以上高尾山2010年9月18日(土)のページから.

ウスゲタマブキ(薄毛珠蕗)

ウスゲタマブキ(薄毛珠蕗)

ウスゲタマブキ(薄毛珠蕗)

タマブキの仲間で,葉の裏の毛が少ないことからウスゲの限定詞が付いているようだ.花の先の小さなクルクルが可笑しい.

以上高尾山2010年9月18日(土)のページから.

カラムシ(苧または苧麻)

カラムシ(苧または苧麻)

カラムシ(苧または苧麻)

繊維をとるために昔からよく知られた存在だそうだ.茎を蒸して剥がし,繊維を採って織物に利用するという.花はグリーンの小粒金平糖を連ねたような変わった形,地味ではあるが明るい所で咲くのでそれなりに目立つ.

以上高尾山2010年9月18日(土)のページから.

コセンダングサ(小栴檀草)

コセンダングサ(小栴檀草)

コセンダングサ(小栴檀草)

世界の暖帯から熱帯にかけて広く分布する帰化植物だそうだ.そのように聞くと,華やかさに欠くも,バイタリティーに満ちた植物と連想する.突起状部分の特徴から見分け易い.

以上高尾山2010年9月18日(土)のページから.

ツルマメ(蔓豆)

ツルマメ(蔓豆)

ツルマメ(蔓豆)

蔓性の豆の一種.大豆の原種だそうである.花が無くなるとさっぱり見分けがつかないが,図鑑写真で見ると確かに実は大豆の形に瓜二つだ.

以上高尾山2010年9月18日(土)のページから.

ノササゲ(野大角豆)

ノササゲ(野大角豆)

ノササゲ(野大角豆)

形は明らかにマメ科の花で,茎はやはり蔓性だ.でも黄色は比較的珍しくノササゲと判別し易い.漢字が難しい,大角豆がどうしてササゲなのだ?それはそれとして実は大きくて角張っているのか?

以上高尾山2010年9月18日(土)のページから.

チヂミザサ(縮み笹)

チヂミザサ(縮み笹)

チヂミザサ(縮み笹)

葉の形がササに似ており,やや縮んだような皺が見られることから名付けられたそうである.ちゃんと葉っぱが写ってないので確かめられない.花はとても細かいので写真は何枚か撮ってみた.デジカメはそんなとき大変便利だ.

以上高尾山2008年9月17日(水)のページから.

カンチコウゾリナ(寒地髪剃菜)

カンチコウゾリナ(寒地髪剃菜)

カンチコウゾリナ(寒地髪剃菜)

これはまた随分と変わった名だが,何でも葉っぱがひげを剃った後のざらざらした感じと似ているからだとか.....花は比較的凡庸な感じがする.

以上高尾山2008年9月17日(水)のページから.

シュウカイドウ(秋海棠)

シュウカイドウ(秋海棠)

シュウカイドウ(秋海棠)

ベゴニアの仲間だそうだ.春に咲くのカイドウ(海棠)に似ており, 秋に咲くことかから秋海棠と呼ばれるそうだ.海棠自体は中国語のようだが意味はわからない.

以上高尾山2008年9月17日(水)のページから.

ワレモコウ(吾木香)

ワレモコウ(吾木香)

ワレモコウ(吾木香)

とてもユニークな花なので一度見ただけで少なくとも他とは異なることが判る.ワレモコウの成り立ちは「吾もまた紅なり」とか,「吾もこうありたい」とか,「割れ木瓜」とか,....諸説あるようだ.

以上高尾山2008年9月17日(水)のページから.

ヒキオコシ(引起こし)

ヒキオコシ(引起こし)

ヒキオコシ(引起こし)

その昔,病人に弘法大師がこれを飲ませたところ起き上がったことから付けられた名前だそうだ.現代も胃の薬とされるらしいが,相当苦いとも.効けば,昔から言われる通り苦いのは当然かも知れない.

以上高尾山2008年9月17日(水)のページから.

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)

別名をアワダチソウ(泡立草)で,花が泡立つように咲くとの意味だそうだ.よく知られているセイタカアワダチソウと仲間だそうだ.概して評判は芳しくないが一つひとつの花はなかなかきれいだと思う.

以上高尾山2008年9月17日(水)のページから.

マルバダケブキ(丸葉岳蕗)

マルバダケブキ(丸葉岳蕗)

マルバダケブキ(丸葉岳蕗)

葉っぱが丸く,大きく,フキ(蕗)に似ていいるようである.岳は山に生えるからかな?

以上高尾山2008年9月17日(水)のページから.

クサボタン(草牡丹)

クサボタン(草牡丹)

クサボタン(草牡丹)

葉の形がボタン(牡丹)に似ていることから付いた名だそうだ.しかしカールした花びらを持つ花自体はかなり独特で,趣があるように思う.

以上高尾山2008年9月17日(水)のページから.

ナガバノコウヤボウキ(長葉の高野箒)

ナガバノコウヤボウキ(長葉の高野箒)

ナガバノコウヤボウキ(長葉の高野箒)

長い葉っぱのコウヤボウキ.私自身はまだ見たことがないが,写真で見ると筆か刷毛のような果実ができるようだ.コウヤボウキの由来に,高野山でこの枝を束ねて箒にした....,とか,酒造工程で用いる特殊用途の箒である...とかあるが,刷毛のような種子もまた絡んでいそうな気もしないでもない.

以上高尾山2008年9月17日(水)のページから.

ツルニンジン(蔓人参)

ツルニンジン(蔓人参)

ツルニンジン(蔓人参)

根が朝鮮人参に似ているのがこの名の由来だそうだ.掘らないと判らないのがちと問題だが,根ということは例の人参の実ということになろうか?(←そうらしい)一,二度朝鮮人参酒を飲んだことがあるが,かなり強烈な味で,もうノーサンキューといった印象だ.なおツルニンジンの別名としてジイソブ(爺蕎:爺のそばかすの意)とも呼ばれるそうである.そばかすよりやはり人参の方がいいかも.

以上高尾山2008年9月17日(水)のページから.

ミズヒキ(水引)

ミズヒキ(水引)

ミズヒキ(水引)

長い花穂が紅白の水引に見立てられたそうだが,たしかにそのくらい細く長い.なお,オリジナルの水引は,和紙を紙縒(こより)状にし,水糊を引いて固めたことに因むようである.

以上高尾山2008年9月15日(月/祝)のページから.

シロヨメナ(白嫁菜)

シロヨメナ(白嫁菜)

シロヨメナ(白嫁菜)

下にも載せたシラヤマギク(白山菊)とかノコンギク(野紺菊)とかとよく似ている.大きく規則的な鋸歯状の葉っぱが見分け方の一つか,な?

以上高尾山2008年9月15日(月/祝)のページから.

クサギ(臭木)

クサギ(臭木)

クサギ(臭木)

結構大きな樹木で,葉っぱに触れたり,千切ったりすると匂うことからこのような名に.長い雄しべ(かな?)が特徴的だ.高尾山でこの木に出合うことは私にとっては稀だ.

以上高尾山2008年9月15日(月/祝)のページから.

ナンテンハギ(南天萩)

ナンテンハギ(南天萩)

ナンテンハギ(南天萩)

マメ科らしい形の花が複数個まとまって咲く.葉がナンテンの葉に似て,花はハギのようなのでこの名前となったようだ.ただナンテンハギは木ではなく,草である.

以上高尾山2008年9月15日(月/祝)のページから.

ノダケ(野竹)

ノダケ(野竹)

ノダケ(野竹)

随分大きな草で1m以上になっている.鞘のような辺りから小さな紫の花がいっぱい吹き出ている.シシウドとは仲間らしい.

以上高尾山2008年9月15日(月/祝)のページから.

白い花(花名不明)

白い花(花名不明)

花名不明の白い花

カールした花びらが特異な感じだが,今のところ花名が判らない.

以上高尾山2008年9月15日(月/祝)のページから.

キツネノマゴ(狐のまご)

キツネノマゴ(狐のまご)

キツネノマゴ(狐のまご)

花が子狐の顔に似ているからとか,マゴは孫ではないが,かと言って何かは判らないとか,まあ,はっきりしないようである.下の花びら内側の白い模様で見分けが容易だ.

以上高尾山2008年9月15日(月/祝)のページから.

アキノタムラソウ(秋田村草)

アキノタムラソウ(秋田村草)

アキノタムラソウ(秋田村草)

長く咲いているで再掲載.今なお鮮やかな色彩だ.

以上高尾山2008年9月15日(月/祝)のページから.

ボタンヅル(牡丹蔓)

ボタンヅル(牡丹蔓)

ボタンヅル(牡丹蔓)

以前から咲いているので再掲載.この花は緑を背景に白く広がり遠目でもきれいだ.

以上高尾山2008年9月12日(金)のページから.

ミヤマフユイチゴ(深山冬苺)

ミヤマフユイチゴ(深山冬苺)

ミヤマフユイチゴ(深山冬苺)

他のイチゴと違って白い花が地味な印象だ.しかし11月頃ルビーのように赤い実を付けるようだ.食べてみたいものだが,他と見分けるのが難しいのでなかなか.....

以上高尾山2008年9月12日(金)のページから.

ノブキ(野蕗)

ノブキ(野蕗)

ノブキ(野蕗)

以前から咲いているので再掲載.上から見るとまるでこん棒のようでおかしな格好だ.

以上高尾山2008年9月12日(金)のページから.

ミゾソバ(溝蕎麦)

ミゾソバ(溝蕎麦)

ミゾソバ(溝蕎麦)

花びらの先をピンクに染めているのが可愛らしい.蕎麦となっているが,葉がソバに似ているからだそうで,ソバの実が採れる訳ではなさそうだ.

以上高尾山2008年9月12日(金)のページから.

イヌトウバナ(犬塔花)

イヌトウバナ(犬塔花)

イヌトウバナ(犬塔花)

塔は三重塔のように,層状に分かれて花が咲き,イヌは否から転じた....とか?とすると,塔のようであるが,実際はそうではない....となるのか?細かい花でピントなかなか合わない.

以上高尾山2008年9月12日(金)のページから.

キツネノボタン(狐の牡丹)

キツネノボタン(狐の牡丹)

キツネノボタン(狐の牡丹)

葉がボタンの似ていて,少し毒があるそうだ.「キツネ」には毒の意味があり,毒草にはしばしば「キツネ」の名が被せられる......との説もあるらしいが,真相は不明.

以上高尾山2008年9月12日(金)のページから.

ヤブミョウガ(薮茗荷)

ヤブミョウガ(薮茗荷)

ヤブミョウガ(薮茗荷)

ヤブの付かない単なるミョウガも藪の辺りを好むと思うが,これも藪というほどではないが林のトレイルの薄暗い所で生えていた.なかなか可憐な花で小さくともよく目立つ.

以上高尾山2008年9月12日(金)のページから.

ダケゼリ(岳芹)

ダケゼリ(岳芹)

ダケゼリ(岳芹)

以前から咲いているので再掲載.大きく撮ってみるとそれなりに面白い形をしている.

以上高尾山2008年9月12日(金)のページから.

イワインチン(岩茵陳)

イワインチン(岩茵陳)

イワインチン(岩茵陳)

このページ一番下のヤブタバコ(藪煙草)を束ねたような雰囲気だ.つまり咲く前の蕾のような花だ.岩場の茵陳ということだが,その変な茵陳とは生薬の一種であるらしい.

以上高尾山2008年9月12日(金)のページから.

シラヤマギク(白山菊)

シラヤマギク(白山菊)

シラヤマギク(白山菊)

白が日当たりに映える.花びらが疎らなところが若干品位を下げているというか,カジュアルというか....まあ,そんな風に感じる.

以上高尾山2008年9月12日(金)のページから.

カシの実(樫の実)

カシ(樫)

カシの実(樫の実)

何でもない樫の実.完全に実る前では,台風などの後で,写真のように小枝もろ共地面に叩き落されていることがしばしばある.

以上高尾山2008年9月12日(金)のページから.

シシウド(猪独活)

シシウド(猪独活)

シシウド(猪独活)

以前から咲いているので再掲載.巨大で,他の草の上にしっかり突き出て,このような花を誇示している.さぞやイノシシもこれを目掛けて突進し易いであろう.

以上高尾山2008年9月12日(金)のページから.

ヒガンバナ(彼岸花)

ヒガンバナ(彼岸花)

ヒガンバナ(彼岸花)

別名曼珠沙華(マンジュシャゲ)としてもよく知られる.その元はサンスクリット語で,現物と一緒に中国大陸から渡ってきたようだ.枝も葉も節もない花茎だけがいきなり地上に突出し,その先に花が一つ咲く.葉はまだ見たことがない.葉があるときは花がなく,関心を失っているから未だ知らない....ということになっている.

以上高尾山2008年9月12日(金)のページから.

イタドリ(虎杖)

イタドリ(虎杖)

イタドリ(虎杖)

漢字が難しい.別名スカンポ,茎を折ると音(多分スカンポと)がする.こちらは擬音語で漢字もないようだし分かり易い.子供の時分ちょっと食べてみたが酸っぱかった記憶が残る.で,難しいイタドリの方は,「痛み取り」から転じ,また漢字の虎杖は中国語の名詞をそのまま流用したものであるらしい.

以上高尾山2008年9月12日(金)のページから.

アキカラマツ(秋唐松/秋落葉松)

アキカラマツ(秋唐松/秋落葉松)

アキカラマツ(秋唐松/秋落葉松)

これもシシウドのように大きな草だ.ただ花は葉っぱのような色で地味と言えば地味だ.長いおしべが多数集まった姿が木の唐松の葉を想起させるのでカラマツソウとなったそうな.2009年秋カンチェンジュンガトレックに出かけたとき,グンサ辺りでたくさんの唐松が紅葉していた.

以上高尾山2008年9月12日(金)のページから.

オトコエシ(男郎花)

オトコエシ(男郎花)

オトコエシ(男郎花)

オトコエシ(男郎花)

オトコエシ(男郎花)の拡大

写真ではさほど代わり映えしないが,トレイルでは結構目立つ.花の少ない場所で,比較的たくさんかたまって咲いているからかな~?女郎花(オミナエシ)に似ていて, 茎が太めであるので男郎花(オトコエシ)となったとか....

以上高尾山2008年9月12日(金)のページから.

マンリョウ(万両)

マンリョウ(万両)

マンリョウ(万両)

小仏峠先で見かけた小さな木の小さな花.大分前から咲いていたかも知れないが気付かなかった.1~2ヶ月先は赤い実となるか.

以上高尾山2017年9月10日(日)のページから.

ミツバフウロ(三つ葉風露)

ミツバフウロ(三つ葉風露)

ミツバフウロ(三つ葉風露)

この写真でははっきりしないが,葉っぱがT時状に3方向に伸びている.花びらの青い線と青い雄しべが特徴的.

以上高尾山2008年9月9日(火)のページから.

ナガバシュロソウ(長葉綜櫚草)

ナガバシュロソウ(長葉綜櫚草)

ナガバシュロソウ(長葉綜櫚草)

根もとにシュロの毛のような繊維(葉鞘と呼ばれるらしい)が残っていることからシュロソウと呼ばれるそうな.見かけることは比較的珍しい.

以上高尾山2008年9月9日(火)のページから.

ナガバシュロソウ(長葉綜櫚草雄花?)

ナガバシュロソウ(長葉綜櫚草雄花?)

ナガバシュロソウ(長葉綜櫚草雄花?)

ボケてしまったが上の長葉綜櫚草の雄花ではなかろうか?それとも同じ仲間で少し違う種か?ヒノキか杉林で,少し薄暗いところで撮影したように思う.

以上高尾山2008年9月9日(火)のページから.

カシワバハグマ(柏葉白熊)

カシワバハグマ(柏葉白熊)

カシワバハグマ(柏葉白熊)

葉が柏の葉のようで,花がハグマ(白熊)に似ているところからカシワバハグマとなったそうだ.他のサイトで教えてもらったが,白熊はシロクマではなくヤクの毛だそうだ.広辞苑4版では,はぐま【白熊】:ヤクの尾の毛.中国から渡来し,黒いのを黒熊(こぐま),赤く染めたのを赤熊(しやぐま)という.払子(ほつす)に作り,また,旗・槍・兜(かぶと)などの装飾用,と載っている.

以上高尾山2008年9月9日(火)のページから.

ヤブマメ(藪豆)

ヤブマメ(藪豆)

ヤブマメ(藪豆)

蔓性一年草の豆.花は小さいながら白と青で結構目に付き易い.実は豆らしく鞘になるようだが,花に比べて目立たないのであまり見た記憶がない.

以上高尾山2008年9月9日(火)のページから.

ヤマハッカ(山薄荷)

ヤマハッカ(山薄荷)

ヤマハッカ(山薄荷)

前から咲いており,ここでは再掲載.上の花びら内側の点々が特徴的.ハッカ(薄荷)をまた広辞苑4版でで引いてみると,茎・葉共に香気を有し,薄荷油の原料となり,香料および矯味矯臭薬となる.メグサ,ミント,と載っている.

以上高尾山2008年9月9日(火)のページから.

ヤマハギ(山萩)

ヤマハギ(山萩)

ヤマハギ(山萩)

これもマメ科.秋の七草の一つだが,7月頃から咲き始るようだ.道端の明るいところで,丈が高く,下のマルバハギ(丸葉萩)と比べて長い葉をしている.

以上高尾山2008年9月9日(火)のページから.

マルバハギ(丸葉萩)

マルバハギ(丸葉萩)

マルバハギ(丸葉萩)

上のヤマハギ(山萩)と同じような場所で咲いているが.葉も異なるが,マルバハギは葉の脇に花を付けるなどの違いもある.

以上高尾山2009年9月6日(日)のページから.

ユーバトリウム(青色藤袴)

ユーバトリウム(青色藤袴)

ユーバトリウム(青色藤袴)

花の形からすると菊の仲間か?色と相まってなよなよした花が涼しげだ.

以上高尾山2009年9月6日(日)のページから.

ヒメジソ(姫紫蘇)

ヒメジソ(姫紫蘇)

ヒメジソ(姫紫蘇)

下に載せたシモバシラ(霜柱)ととてもよく似た印象の花だ.仲間同士で,こちらはヒメが付くので小型である.

以上高尾山2009年9月6日(日)のページから.

サネカズラ(実葛)

サネカズラ(実葛)

サネカズラ(実葛)

別名ビナンカズラ/美男葛)とも称するそうだが,淡いクリーム色肉厚の花が可愛い.暫くすると赤いクラスター状実を結ぶそうで楽しみだ.またその実は生薬となるそうだ.

以上高尾山2009年9月6日(日)のページから.

ツルリンドウ(蔓竜胆)

ツルリンドウ(蔓竜胆)

ツルリンドウ(蔓竜胆)

筒型5角形の花がリンドウの特徴の一つだそうだ.小さな花だがなかなか凛々しい感じを受ける.

以上高尾山2008年9月3日(水)のページから.

ヤマホトトギス(山不如帰)

ヤマホトトギス(山不如帰)

ヤマホトトギス(山不如帰)

蛸の足のような形態が極めて特徴的.点々模様が,ホトトギスの胸にある斑点と似ているところから名付けられたそうである.鳥のホトトギスはヒヨドリよりわずかに大きく,ハトより小さいサイズだそうだが,馬齢を重ねた筆者はまだ実際に見た記憶がない.見ても判らないためか.

以上高尾山2008年9月3日(水)のページから.

ヒヨドリバナ(鵯花)

ヒヨドリバナ(鵯花)

ヒヨドリバナ(鵯花)

鵯の鳴く頃に花が咲くことから付けられた名だそうだ.一方ヒヨドリ(鵯)を引いてみると,5~6月頃樹上に営巣し,卵を産む....とある.5~6月はあまり鳴かず,秋口くらいからよく鳴くのだろうか?

以上高尾山2008年9月3日(水)のページから.

イヌショウマ(犬升麻)

イヌショウマ(犬升麻)

イヌショウマ(犬升麻)

縦に並んだ丸いピンクの蕾の,下の方から順に華やかな白い花を咲かせる.間近に眺めると花びらの先に小さな玉が付いており,これが華やかさの理由か?

以上高尾山2008年9月3日(水)のページから.

ツユクサ(露草)

ツユクサ(露草)

ツユクサ(露草)

何と言ってもこれほど鮮やかで,瑞々しい青は無かろう.

以上高尾山2008年9月3日(水)のページから.

キバナアキギリ(黄花秋桐)

キバナアキギリ(黄花秋桐)

キバナアキギリ(黄花秋桐)

葉の形が桐に似ており,黄色の花を付けることからこの名が付いたそうだ.花自体は,薄紫釣鐘型の花が房状に垂れて咲く桐の花には似ていない.

以上高尾山2008年9月3日(水)のページから.

ツリフネソウ(釣船草)

ツリフネソウ(釣船草)

ツリフネソウ(釣船草)

多分他のページにも書いたと思うが,この花に出合うと先ず,でれーっとした印象を受けてしまう(すみません).咲いたばかりの新鮮なときから花びらがよれよれのためであろう.筆者はまだ見たことがないのだが,ホウセンカの仲間で,熟した果実に触れると種が弾け飛ぶそうである.

以上高尾山2008年9月3日(水)のページから.

フジカンゾウ(藤甘草)

フジカンゾウ(藤甘草)

フジカンゾウ(藤甘草)

大分前から咲いているので,別のページにも載せた.ただ今回の写真は,いつもボケがちなピントが比較的ちゃんと合っているようだ(^^; 花のサイズはエラく違うのだが,直上のツリフネソウと写真で並べて眺めると,トポロジカルにはかなり似ている.

以上高尾山2008年9月3日(水)のページから.

ノハラアザミ(野原薊)

ノハラアザミ(野原薊)

ノハラアザミ(野原薊)

「ノハラ」という殆どどこでも当てはまる接頭語が付いているからには,きっと日本全国隅からすみまでどこでも見られるのあろう.剣山状の花びらの谷から蜜を吸う蝶のくちばし(?)は随分長く,フレキシブル(多分)な管上になっており,いや~うまくできているものですね~

以上高尾山2008年9月3日(水)のページから.

ヒメキンミズヒキ(姫金水引)

ヒメキンミズヒキ(姫金水引)

ヒメキンミズヒキ(姫金水引)

これも以前から長く咲いていた.金水引の小さいタイプ.

以上高尾山2008年9月3日(水)のページから.

シモバシラ(霜柱)

シモバシラ(霜柱)

シモバシラ(霜柱)

これも以前のページから継続して掲載.あと3~4ヶ月先,うんと寒くなる頃,氷のシモバシラを咲かせることだろう.

以上高尾山2008年9月3日(水)のページから.

ヤブタバコ(藪煙草)

ヤブタバコ(藪煙草)

ヤブタバコ(藪煙草)

これまた長く咲いているので継続.この花の形態は,他のものなら「蕾」のようなものだ.なので,咲かないうちに終わってしまう....ような気もしないではない,

以上高尾山2008年9月3日(水)のページから.


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