このページでは既存他ページから転記して,東寺(京都市),天龍寺(同),清水寺(同),パハルプールの仏教寺院遺跡群(バングラデシュ),四国霊場第1番 霊山寺(徳島県),第2番 極楽寺(同),第3番 金泉寺(同),第4番 大日寺(同),第5番 地蔵寺(同),第6番 安楽寺(同),第7番 十楽寺(同),第8番 熊谷寺(同),第9番 法輪寺(同),第10番 切幡寺(同),第11番 藤井寺(同),第12番 焼山寺(同),第13番 大日寺(同),第14番 常楽寺(同),第15番 国分寺(同),第16番 観音寺(同),第17番 井戸寺(同),第18番 恩山寺(同)の写真を載せました.
東寺金堂
講堂と南大門の間に在るのが金堂(本堂に相当).途中消失し現建物は入母屋造り瓦屋根葺きで1603年に再建されたという.二層に見えるが,下の屋根はひさしで,裳階(もこし,裳層とも)と称されるようだ.お堂内部には何れも光背を持ち,鈍く金色に輝く本尊の薬師如来坐像,両側に月光菩薩と日光菩薩が脇侍として配されている.
以上西へ東へ2020/京都めぐりのページから.
天龍寺大方丈と嵐山
天龍寺大方丈で,天龍寺の造営よりず~っと昔,平安時代後期の創建ながら8度の火災に遭い,現大方丈は1899年(明治32年)の建築という.天龍寺最大の建物で,本堂に相当し,釈迦如来坐像が本尊とし祀られているそうだ.嵐山が曹源池庭園の一部を成している構成だ.天龍寺は世界遺産「古都京都の文化財」の構成要素の一つ.
以上西へ東へ2020/京都めぐりのページから.
東側から眺めた清水寺本堂
東側から清水寺本堂を眺めた.高さ12m(4階相当)舞台下の柱群はまだ工事が完了してないので覆われている.この基礎柱は見どころの一つだけにちょっと残念.清水寺は世界遺産「古都京都の文化財」の構成要素の一つ.
以上西へ東へ2020/京都めぐりのページから.
パハルプールの仏教寺院遺跡群(バングラデシュ)
バングラデシュは現在殆どイスラムだが,パハルプールは8世紀後半,仏教のパーラ王朝第二代ダルマパーラ王が創建し,12世紀まで仏教が栄えていたようだ.中央のレンガ外壁塔にはかつて十字型の巨大な詞堂が立っていて,その詞堂を取り囲むように仏舎利塔があったという.その外側にあるレンガ積みは1,000人もの僧を収容する177の僧坊の基礎跡で,上部から見るとあたかも300m四方の立体曼荼羅のように見えるそうだ.
以上バングラデシュ紀行2019/パハルプールのページから.
第1番 竺和山 一乗院 霊山寺の多宝塔
第1番 霊山寺に来て,さあここから遍路開始で,仁王門をくぐる.霊山寺には基部が四角,2階が円の多宝塔が建ち,五智如来像が祀られているそうだ.応永(1364~)年間の建立というとても古い建築.
以上半四国遍路2017/遍路1日目のページから.
第2番 日照山 無量寿院 極楽寺の赤い山門
極楽寺の創建はとても古く,奈良時代(710年~)に遡るという.また本尊は阿弥陀如来ということだ.そしてこの赤い山門は比較的少ないように思えるが,そうでもないかな?建物自体は新しく,きっと近年の建築であろう.仁王様は明るく覗き易い.
以上半四国遍路2017/遍路1日目のページから.
第3番 亀光山 釈迦院 金泉寺本堂
赤い欄干の太鼓橋の先に本堂があった.本尊は釈迦如来で天平年間(729〜)の創建でこちらも長い歴史がある.
弘法大師が通りかかった際,水不足に苦しむ住民のために井戸を掘ったら水が湧き出て,それが寺名の由来になっているという.
以上半四国遍路2017/遍路1日目のページから.
第4番 黒厳山 遍照院 大日寺大師堂
大日寺は本堂と大師堂が回廊で繋がれた変わった構造だ.回廊には江戸時代の西国三十三観音という像が展示されていた.これが回廊で結ばれた先の大日寺大師堂.
以上半四国遍路2017/遍路1日目のページから.
5番 無尽山 荘厳院 地蔵寺の大師像と鐘楼
地蔵寺に入ると見事な大銀杏が目に入る.樹齢およそ800年で,『たらちね地蔵』と呼ばれ慕われているという.たらちねと聞くと万葉集が脳裏に浮かぶが,さて名の由来にはどういった結びつきがあるのだろう.
そして地蔵寺にもやはり巡礼姿の大師像があった.傍らには『修行大師様御縁起之碑』が刻まれている.
以上半四国遍路2017/遍路1日目のページから.
第6番 温泉山 瑠璃光院 安楽寺ご本尊薬師如来像で勤行
安楽寺宿坊では夕食前にお勤め(勤行)があった.ご本尊薬師如来像を前に,お坊さんの般若心経や真言に続いて唱和する.
以上半四国遍路2017/遍路2日目のページから.
第7番 光明山 蓮華院 十楽寺本堂
山門に入り少し行くと十楽寺本堂があった.こちらはオーソドックスな寺院様式建築に見える.そしてここでマニュアル通りろうそく,線香,お賽銭,読経,納め札をこなす.かなりぎこちないが.
以上半四国遍路2017/遍路2日目のページから.
第8番 普明山 真光院 熊谷寺の多宝塔
熊谷寺に着き,立派な熊谷寺多宝塔に最初に出合う.1774年建立というとても歴史ある建築で,四角い一階部分に円柱の二階を載せた構造が特徴的だ 屋根は双方四角で,庇は彫刻が施された組木細工のように細かく組まれ,またとてもカラフルにペイントされている.
以上半四国遍路2017/遍路2日目のページから.
第9番 正覚山 菩提院 法輪寺本堂(正面)と大師堂(右
弘法大師の開基で,本尊は涅槃釈迦如来ということだ.涅槃釈迦像は南アジアで多く見かけるが,日本ではそう多くないと思っていたが,そうでもないようだ.
以上半四国遍路2017/遍路2日目のページから.
第10番 得度山 灌頂院 切幡寺大塔
切幡寺本堂左脇の階段を上ると重要文化財『切幡寺大塔』があった.徳川家康が豊臣秀吉の増進菩提を理由に豊臣秀頼に建立を勧め,住吉大社神宮寺に建設されたものだそうだ.まあ,増進菩提は名目で,参勤交代など同様反政府勢力の財力を削ぐのが主目的であったのであろう.
以上半四国遍路2017/遍路2日目のページから.
第11番 金剛山 一乗院 藤井寺本堂と大師堂
藤井寺本堂に着いた.寺は山あいの地にあり,陽が陰り,眺めがモノクローム化しつつある.また本堂右手前が大師堂で,自分以外殆ど誰も見かけない中で両者順にお参りした.
以上半四国遍路2017/遍路2日目のページから.
第12番 摩廬山 正寿院 焼山寺本堂
遍路ころがしをしばらく歩き,焼山寺に到着.石段を上り,手水舎で清め,次いでその先の本堂でお参りする.
以上半四国遍路2017/遍路3日目のページから.
第13番 大栗山 花蔵院 大日寺本堂
本堂は手水舎と同じ左手で少し奥まったところに建てられている.こちらも山門のように比較的シンプルでモノトーンに近い落ち着いた色合いだ.本尊は十一面観音.
以上半四国遍路2017/遍路4日目のページから.
常楽寺の庭は岩石が飛び出ており,所謂ガレ場的景観を示している.とても珍しいと思われる.中央に本殿,右手前が大師堂で,白い暖簾(垂れ幕)が架けられている.
以上半四国遍路2017/遍路4日目のページから.
第15番 薬王山 金色院 國分寺のコンパクトな大師堂
大師堂は随分コンパクトなお堂で,5色の垂れ幕が架かっている.この色はチベット仏教のタルチョー(祈願旗)の色と同じか.
以上半四国遍路2017/遍路4日目のページから.
第16番 光耀山 千手院 観音寺山門
観音寺山門に至った.山門は車道のごく間近で,二階部分に張り出した回廊のある楼門形式だ.
以上半四国遍路2017/遍路4日目のページから.
第17番 瑠璃山 真福院 井戸寺本堂脇の大師像
井戸寺本堂脇には弘法大師像があった.大師堂とは中央通りを挟んで斜向いに立てられている.お堂や像の配置は寺によって皆異なっているところがおもしろい.
以上半四国遍路2017/遍路5日目のページから.
第18番 母養山 宝樹院 恩山寺地蔵堂の釈迦像とお地蔵様
恩山寺には地蔵堂があり,ここにはお釈迦様の坐像と背後にお地蔵様が並んでいた.柔らかな雰囲気の立体で,塑像に漆喰を塗り彩色したように見える.実際は木に彩色かな~他にも,細かく彩色されたブッダ十大弟子の像も並んでいた.
以上半四国遍路2017/遍路5日目のページから.