仏教寺院,ゴンパ,仏塔など(3)

このページでは既存ページから転載し,ドゥナイのカンニ(ネパール),ラシカップのカンニ(同),ドータラップのゴンパ(同),トキュウのゴンパ(同),タラップ谷のチョルテン(同),ポクスンド湖のゴンパ(同),リンモ村のチョルテン(同),敦煌の西千仏洞(中国),敦煌の莫高窟(同),敦煌の楡林窟(同),張掖の大仏寺(同),(同),張掖の万寿寺木塔(同),蘭州の炳霊寺石窟(同),天水の炳霊寺石窟(同),ペナン島のタイ寺院(マレーシア),ペナン島のビルマ寺院(同),マラッカの青雲亭(同),リヒのゴンパ(ネパール),リヒのチョルテン(同),ショーのカンニ(同),ローのチョルテン(同),ローのカンニとメンダン(同),ローのゴンパ(同),シャラのカンニ(同),サマゴーンのゴンパ(同),サマ丘のゴンパ(同),サマゴーンのカンニ(同),サンドゥのカンニ(同),サンドゥのゴンパ(同),ウランバートルのガンダン寺(モンゴル)の写真を載せました.

ドゥナイのカンニ

ドゥナイのカンニ(the Kani at Laisicap)

ドゥナイのカンニ(the Kani at Laisicap)

ドゥナイ(Dunai)の入り口であろうか?カンニは手の込んだレリーフ装飾が施され,内側には曼荼羅やラマの絵が描かれていた.さてこのカンニは仏教のものか?或いはボン教のものか?はたまた両者共通のものか?カンニは手の込んだレリーフ装飾が施され,内側には曼荼羅やラマの絵が描かれていた.

以上ロアードルパトレッキング2011/ドゥナイへのページから.

ラシカップのカンニ

ラシカップのカンニ(the Kani at Dunai)

ラシカップのカンニ(the Kani at Dunai)

長いアップダウンが終わると,トレイルはツロベリ川に下り出した.そしてカンニがあった.あ~多分集落があるのだな,と思った.カンニ内側の四方側面に仏像,天井に曼荼羅が描かれていた.

以上ロアードルパトレッキング2011/ラヒニへのページから.

ドータラップのボン教ゴンパ

ドータラップのボン教ゴンパ(the bonpo gompa at Dho Tarap)

ドータラップのボン教ゴンパ(the bonpo gompa at Dho Tarap)

ボン教のゴンパだそうだがチベット仏教と共通な部分が多いそうだ.例えば本堂(写真左側)には大きなパドマサンバヴァ(グルリンボチェ)像が祀られている.

以上ロアードルパトレッキング2011/ドータラップへのページから.

トキュウのゴンパ

トキュウのゴンパ(Tokyu gompa)

トキュウのゴンパ(Tokyu gompa)

白いチョルテンがズラリ並んだゴンパが目立った.タラップ谷の数多いチョルテンは四角い茶色の石積みであったから,ここの純チベット風白い円錐型は随分異色だ.

以上ロアードルパトレッキング2011/ノマラBC上へのページから.

タラップ谷のチョルテン

タラップ谷のチョルテン(Chortens in the Tarap valley)

タラップ谷のチョルテン(Chortens in the Tarap valley)

タラップ谷にはこのような素朴なデザインのチョルテンが無数に建てられている.

以上ロアードルパトレッキング2011/ノマラBC上へのページから.

ポクスンド湖のボン教ゴンパ

ポクスンド湖のボン教ゴンパ(the bonpo gompa at Phoksundo)

ポクスンド湖のボン教ゴンパ(the bonpo gompa at Phoksundo)

ここもボン教のゴンパだそうだ.近くにリンモ村がある.

以上ロアードルパトレッキング2011/ポクスンド湖へのページから.

リンモ村のチョルテン

リンモ村のチョルテン(Chortens at Ringmo)

リンモ村のチョルテン(Chortens at Ringmo)

戸数30余りであろうか,リンモは小さな集落だがこのようなチョルテンが数えきれないほど建てられている.

以上ロアードルパトレッキング2011/ポクスンド湖へのページから.

敦煌の西千仏洞

敦煌の西千仏洞(West Qianfu Cave)

敦煌の西千仏洞(West Qianfu Cave)

西千仏洞はゴビ灘の中,20mもの深い所を流れる河があって,その河の断崖に抉られた多数の窟から成っている.各々の窟は供養者と呼ばれるスポンサー(寄進者)に依って掘られ,原則としてその窟にお参りで訪れるのはその人の家族(とその家担当のお坊さん)だけだったのだそうだ.窟を掘り,壁画を描き,仏像を据えるには大変なお金が掛かるので,供養者は必然的に貴族や豪商など資金の豊富な人に限られたようだ.

以上河西回廊を行く2011/敦煌のページから.

敦煌の莫高窟

敦煌の莫高窟(Mogao caves)

敦煌の莫高窟(Mogao caves)

敦煌は長安よりインドに近く,仏教伝来が早いため莫高窟は4世紀あたりら掘られ始めたそうだ.川の両側に全部で735窟あり.特に盛唐の頃はアート的に完成してきた.平山郁夫画伯も最高のお気に入りだったという57窟左側壁の菩薩像など見ることができる.ユネスコ世界遺産登録済み.

以上河西回廊を行く2011/莫高窟と楡林窟のページから.

敦煌の楡林窟

敦煌の楡林窟(Yulin caves)

敦煌の楡林窟(Yulin caves)

西千仏洞と似ており,ゴビ灘に深く流れる谷(楡林河)とその両岸の崖にたくさんの窟が抉られている.楡林窟は総窟数42と莫高窟に比べると規模は小さいが,主に中唐以降のものが多く,美術の観点からは特に西夏時代の壁画が注目されているようだ.

以上河西回廊を行く2011/莫高窟と楡林窟のページから.

張掖の大仏寺

張掖の大仏寺(Dafo Temple)

張掖の大仏寺(Dafo Temple)

大仏殿には全長34.5mもあるという大きな涅槃像が横たわっていた.敦煌莫高窟第6窟で眺めてきた随代建立35.5mの大仏様(坐像)に近いサイズだ.涅槃像では中国一の大きさになるそうで,木材や藁で骨格を造り,粘土で周りを塗り固めた塑像で,顔料で彩色されている.西夏時代の初頭1098年の完成だそうだ.大仏寺には大仏殿の他に,仏教芸術展示室,仏教経典展示室,僧坊等に加え,最奥部にはチベット仏教のチョルテン(仏塔)が建てられていた.

以上河西回廊を行く2011/張掖のページから.

張掖の万寿寺木塔

張掖の万寿寺木塔(Muta Temple)

張掖の万寿寺木塔(Muta Temple)

隋代582年建立と伝えられる張掖西部に聳える九層の塔があった.万寿寺塔と呼ばれ,33mの高さがあるそうだ.中心部は焼きレンガで外周は木造,釘は使われてないそうで,貴重な建築様式ということだ.

以上河西回廊を行く2011/張掖のページから.

蘭州の炳霊寺石窟

蘭州の炳霊寺石窟(the Bingling thousand buddha caves)

蘭州の炳霊寺石窟(the Bingling thousand buddha caves)

炳霊寺は4世紀末西秦の時代に開窟が始まり,元代にまで続き,総窟数は184に達するそうだ.炳霊寺石窟の目玉と言われ,唐代建立の弥勒菩薩磨崖仏は生憎修復工事中でネットが掛かり,ほんのり見えていた.高さが27mもあるそうで大きい.供養者(寄進者)は金成公主という八世紀唐代の女性だそうだ.公主と言えば文成公主が思い浮かぶが,彼女同様金成公主もまた唐からチベットへ嫁いだ人のようだ.

以上河西回廊を行く2011/蘭州のページから.

天水の麦積山石窟

天水の麦積山石窟(the Maijishan caves)

天水の麦積山石窟(the Maijishan caves)

麦積山の名は,麦わらを積み上げた形に似ていることに由来するそうだ.言われれば,そうかな~?そして断崖に掘られた麦積山石窟は4世紀頃,北魏時代から造られ始め,現在194の石窟が残っているということだ.

以上河西回廊を行く2011/天水のページから.

ペナン島のタイ寺院

ペナン島(Penang)のタイ寺院(Wat Chaiyamangalaram/Thai Temple)

ペナン島のタイ寺院(Wat Chaiyamangalaram/Thai Temple)

金ピカである点を含めて全体のデザインが確かにタイ様式だ.龍とかガルーダ(?)など日本の寺には見られないモチーフの像が豊富で,概して大変やさしい顔立ちが多い.

以上マレーシア紀行2011/ペナン島のページから.

ペナン島のビルマ寺院

ペナン島(Penang)のビルマ寺院(Dharmikarama/Burmese Temple)

ペナン島のビルマ寺院(Dharmikarama/Burmese Temple)

ビルマ(ミャンマー)寺院は道路を挟んで丁度反対側に建てられていた.こちらは立位の大仏様で金ピカ,優しい顔立ちという点では似ていようか.それと手が不釣合に大きいように思うが,きっと何かの意味合いがあるのだろう.

以上マレーシア紀行2011/ペナン島のページから.

マラッカの青雲亭

マラッカ(Malacca)の青雲亭(Cheng Hoon Teng's Temple)

マラッカ(Malacca)の青雲亭(Cheng Hoon Teng's Temple)

マラッカの街に入り,お正月の飾り付けで賑やかな中華街の様相を呈するエリアにやって来た.その一画に青雲亭と呼ばれる寺があった.名称に「寺」と付かないのは,元々,明の大遠征を指揮した海軍大将,鄭和の功績を讃え建立された,儒教,仏教,他がミックスされた寺院だからであろうか.

以上マレーシア紀行2011/マラッカのページから.

リヒのゴンパ

リヒ(Lihi:2,935m)のゴンパ

リヒ(Lihi:2,935m)のゴンパ

マナスル一周トレック7日日はガップ,ナムルン,バンザム,リヒ,ショー,ローといった集落を通る.この辺りは完全なチベット文化圏でチベット仏教関連の建造物が特に目立つようになった.

以上マナスル一周トレック2010/D7:ローへのページから.

リヒのチョルテン

リヒ(Lihi:2,935m)のチョルテン

リヒ(Lihi:2,935m)のチョルテン

古びたリヒのチョルテンもまた趣きがある.

以上マナスル一周トレック2010/D7:ローへのページから.

ショーのカンニ

ショー(Sho:2,985m)のカンニ(Kani:仏塔門)

ショー(Sho:2,985m)のカンニ(Kani:仏塔門)

ショー(Sho:2,985m)のカンニ(Kani:仏塔門)内側

ショーのカンニ内側

ショーの村の終わり辺り,出口のカンニ(仏塔門)か,或いは他の村のカンニか,何れにしても白地に赤い模様が彩色された珍しいカンニを通過した.内側はパドマサンバヴァのような像,種々ラマ像,曼荼羅の絵で満たされていた.

以上マナスル一周トレック2010/D7:ローへのページから.

ローのチョルテン

ロー(Lho:3,150m)の新しいチベット式チョルテン

ロー(Lho:3,150m)の新しいチベット式チョルテン

殆ど眼の描かれたネパール式チョルテンであるが,ここロー(Lho:3,150m)の新しいチョルテンは完全にチベット式デザインで作られている.このエリアに多く住まうというチベット人の建立であろうか.

以上マナスル一周トレック2010/D7:ローへのページから.

ローのカンニとメンダン

ロー(Lho:3,150m)の古いカンニとメンダン

ロー(Lho:3,150m)の古いカンニとメンダン

ロー(Lho:3,150m)にはナイケピーク(Naike Peak:6,416m)の前に立つ古いカンニとメンダン(Mendan:マニ塚)が大量に並べられた場所もあって,ものすごい存在感だ.

以上マナスル一周トレック2010/D7:ローへのページから.

ローのゴンパ

ロー(Lho:3,150m)のゴンパ

ロー(Lho:3,150m)のゴンパ

ローの丘の上には立派なゴンパが建てられてていた.色彩も鮮やかでまだかなり新しいように見えた.

以上マナスル一周トレック2010/D8:サマゴーンへのページから.

シャラのカンニ

シャラ(Shyala:3,620m)のカンニ

シャラ(Shyala:3,620m)のカンニ

シャラ出口のカンニに描かれた目が可愛い.普通インド仏像の目の形でデザインされていることが多いが,このようにごく素朴な目の場合もある.色あいもなかなか清々しく,いい感じだ.

以上マナスル一周トレック2010/D8:サマゴーンへのページから.

サマゴーンのゴンパ

サマゴーン(Samagaun:3,500m)のゴンパ

サマゴーン(Samagaun:3,500m)のゴンパ

ナイケピーク(Naike Peak:6,416m)とその左にシャンチャ氷河(Syancha Glacier)の麓,サマゴーン(Samagaun:3,500m)の集落入り口に古いゴンパが建てられていた.趣き深い景観を呈してくれている.

以上マナスル一周トレック2010/D8:サマゴーンへのページから.

サマ丘のゴンパ

サマ丘(Sama Hill:3,500m)のゴンパ

サマ丘(Sama Hill:3,500m)のゴンパ

サマゴーンの北外れ高台に登りゴンパを眺めた.ゴンパはそう大きくないが,周囲には幾つかの僧坊が建ち,歴史を感じさせる.

以上マナスル一周トレック2010/D8:サマゴーンへのページから.

サマゴーンのカンニ

サマゴーン(Samagaun:3,500m)のカンニ

サマゴーン(Samagaun:3,500m)のカンニ

サマゴーン(Samagaun:3,500m)の集落出口側に古いカンニが建てられていた.これまた趣き深い.

以上マナスル一周トレック2010/D8:サマゴーンへのページから.

サンドゥのカンニ

サンドゥ(Samdo:3,900m)のカンニ

サンドゥ(Samdo:3,900m)のカンニ

マナスル一周トレック10日目,サンドゥに入ってきた.村の入口にはここもまたチベット仏教に慣わしに従いカンニ(Kani)がトレッカーを迎え入れてくれた.

以上マナスル一周トレック2010/D10:サンドゥへのページから.

サンドゥのゴンパ

サンドゥ(Samdo:3,900m)のゴンパ

サンドゥ(Samdo:3,900m)のゴンパ

サンドゥに至り,同日午後サンドゥの丘に登った.丘の中腹にこの質素なゴンパがあり,たまたまお経を読む声が聞こえてきた.サンドゥの住民は冬季皆標高の低い地帯へ越冬に下るそうなのでお坊さんも下り,寺は空になるのであろう.

以上マナスル一周トレック2010/D10:サンドゥへのページから.

ウランバートルのガンダン寺

ウランバートルのガンダン寺(Gandan Monastery)

ウランバートルのガンダン寺(Gandan Monastery)

通称ガンダン寺(Gandan Monastery),正式にはガンダンテクチェンリン僧院 (Gandantegchenling Monastery)に案内してもらった.1838年,第5代活仏ボグドハーンによって建立され,モンゴルにおけるチベット仏教の総本山だそうだ.共産政権に変わってから全国の寺はことごとく破壊されたが,ここだけは何とか免れ,残ったそうである.

以上モンゴルの旅2009/ウランバートルのページから.


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