遍路4日目(2017年11月3日)Pilgrimage day 4

この遍路4日目編では,2017年11月3日なべいわ荘を出発し,玉ヶ峠を越え,鮎喰川左岸路を歩き,第13番 大日寺に至り,隣接する名西旅館花にザックを下ろし,第14番 常楽寺,第15番 国分寺,第16番 観音寺と参拝し,車でピックアップしてもらい名西旅館花に宿泊したときの写真を載せました.

遍路4日目周辺マップと札所


 

なべいわ荘を出発

なべいわ荘で朝食

なべいわ荘で朝食

11月3日になった.前日まで3日間の歩きが効いたのであろう,腰が痛い.そして6:30AM皆広いなべいわ荘ダイニングルームに集い朝食を頂戴する.遍路宿の朝食はこの6時半が多いようである.


朝食は塩鮭

朝食は塩鮭

朝食は塩鮭で,他の遍路宿ではあまり出なかったと思うが,和式宿ではまあ一般的であろう.


シカゴご夫妻にはオムレツ

シカゴご夫妻にはオムレツ

前日遍路ころがしでお会いしたシカゴご夫妻.多分前日夕食の焼き魚を食べなかったのであろう,食後宿のご主人が『明日の朝は塩鮭の予定だが,大丈夫か?』と現物を見せながら訊いている.ただどうしても明確に会話できないようで,傍にいた私は仲介し,塩鮭不要,代わりにオムレツ,ということにしていた.そして今朝そのように出してもらいほっとした.

オムレツの朝食の後,話してみると,今日はバスとタクシーで大日寺を回るそうだ.お気を付けて.


なべいわ荘を出発

なべいわ荘を出発

朝食を終え,7:00ころなべいわ荘を出た.同じ方向に向かうSさんと一緒で,当初南に少し歩き,玉ヶ峠ルートに入る道に折れた.

第13番 大日寺に行くにはこの玉ヶ峠ルートと神山温泉ルートがあるが,前者が距離が短く,眺めが良いということで選んだ.

出発して視界の利くところからは,朝もやの谷筋に浮かぶ峰々のなかなか美しい光景が見られた.


玉ヶ峠

舗装道と谷道の分岐点

舗装道と谷道の分岐点

さて玉ヶ峠ルートを幾らか行くと,第13番 大日寺の道標のある分岐点に来た.分岐する道は谷道との名のようで,見たところ遍路ころがしのようである.Sさんは確実なこの道標のある谷道に進んだ.

私は分岐せず,そのまま舗装道を行けばどこかでまた交わるんじゃなかろうか,こちらがぐっと楽そうだし.....ということで,舗装道を進んだ.でもしばらく歩いても道標シールが現れない.ちょっと別の方向なのかな~と心配になり,先程の分岐点に戻り,谷道を行くことにした.


谷道に入る

谷道に入る

谷道に入ると急坂の連続だった.前日の遍路ころがし6/6辺りと同じようなトレイルだ.


谷道は45分くらい続いたか

谷道は45分くらい続いたか

谷道は少しガレたところもあり,ほぼ上りだけ45分くらい続いたか.それなりに高度を稼いだと思われる.


舗装道に出た

舗装道に出た

十分汗をかいてやがて舗装道に出た.この合流点は最初進んだ舗装道の続きと交わるところではなかろうか.

この舗装道は基本的に鮎喰川左岸路につながり,第13番 大日寺への道であろう.そして玉ヶ峠には間もなく至る筈だ.


玉ヶ峠に至る

玉ヶ峠に至る

玉ヶ峠の標識が掲げられた地点に至った.峠の標識があるからそうなのであろうが,周りを見渡す限り峠の地形のようには感じられない.つまりかなり傾斜が緩やかで,ここが頂点だとは実感できないのだ.

しかしここはやはり高い位置にあり,以降ひたすら下り道となるのだ.


鮎喰川左岸路

朝もやが美しい

朝もやが美しい

鮎喰川はまだ遠方であるが,その辺りの谷には朝もやが架かり,逆光の山が浮かんで見える.いい眺めだ.


杉林を突っ切る

杉林を突っ切る

道の両側は杉林だ.横からの光線が道にストライプを描いてくれる.そしてここを突っ切る.

道は緩やかな下りスロープでとても楽だ.


まだまだ朝の余韻

まだまだ朝の余韻

まだまだ朝モヤは美しさを残している.鮎喰川左岸の谷方面には民家が見えている.そこには既に十分な陽が注がれているように見える.


斜面の民家が多くなり,段々畑が広がる

斜面の民家が多くなり,段々畑が広がる

斜面に点在する民家が多くなった.それに従い段々畑が広がる.一段の幅は比較的狭く,畝はその長手方向に形成されている.ところで赤い植物は何だろう?


擁壁苔に描かれた落書き

擁壁苔に描かれた落書き

この辺りの道路擁壁はよく苔がむしている.多湿か若しくは雨が多く,比較的気温が高いためであろうか.落書きはその苔を削れが容易に描けるのでしばしば見かける.スプレーしたペイントと違って暫くすれば復旧するであろうからここは大目に見て良かろう.


眺めのよい遍路小屋

眺めのよい遍路小屋

そのうち鮎喰川左岸の谷を望む三角形の遍路小屋があった.三角形というところが斬新だ.せっかくなのでこのベンチに腰を下ろし,少し休憩する.


鏡石に至る

鏡石に至る

実はこの石自体が鏡石ではなく,この斜面を少し下った所にある鏡石現物への道案内のようだ.ググってみると,鏡のように輝く石と鏡石大師(弘法大師のこと)を祀る庵があり,それらに向かって弘法大師の真言(つまり着ている白衣背に記された南無大師遍照金剛)を唱えれば心願成就するそうである.

あまり熱心ではない私は坂道の下り上りが大変そうなので当たり前のようにパスした.


道端の墓地

道端の墓地

徳島では定番の道端の墓地だ.あちこちにあるのでこれはほんの一例.墓の手入れやお参りに便利でいいと思う.


かかしの里

かかしの里

脇の説明書きによれば【阿川のかかし】大日寺まであと12.5kmです,と記されている.ここは広~い神山町の中の阿川地区のようである.

阿川地区はかかし作りをコミュニティのテーマにしているようで,あちこちにかかしが置かれている.道案内つきお遍路姿にも出会った.


豪快な鮎喰川の流れ

豪快な鮎喰川の流れ

やがて通りは鮎喰川左岸に沿うようになった.大きな岩の間を縫うように下る清流は実に豪快で,また美しい.

少なくともこれまで眺めた徳島の川は皆水がきれいで素晴らしい.

ところで鮎喰川という名称からすると,鮎が棲息し,鮎が釣り針に喰らいつくのか.....それとも釣り上げた人間が鮎を喰うのか....?


鮎喰川左岸路

川幅が広くなった鮎喰川

やがて鮎喰川は川幅が増したが,水深が浅いのか流れの速度はまだ結構速い.歩いている左岸からは右岸の建物が見えている.そちら側にも遍路道が通っており,両岸結ぶ橋が所々に架けられている.

私は左岸側を歩き続けたのだが,そのうち道が鮎喰川を離れ,山の方向に高度を上げていった.ようやく間違いに気付き,一旦戻り右折した鮎喰川に沿う道に逸れた.

ページ上のgooglマップ上赤いトラックで,月の宮ゴルフ場と記された場所で,突き出た赤い線が間違えて行き,戻ったところだ.あ~あ損したな~

なお朝方なべいわを出て谷道に分岐するところで,そちらに行かず舗装道を行き,途中で戻ったところも赤い線のトラックが出っ張っているのがよく判る.方向感覚の鈍さが改めて証明された.

なおトラックの記録はスマホ(アンドロイド)のアプリGeo Trakerで,得られたデータは軽くするため1/10程度に間引き,そしてGoogle maps APIに合わせた.


細く通行量の少ない通りになる

細く通行量の少ない通りになる

さて鮎喰川の右折に合わせて設けられた通り123号線は,それまでと違って細く通行量は少なく,比較的閑静であった.まあ遍路道らしくなったわけだ.

この通りが新しくないことは,写真のような神社とか在ることから知れる.新興住宅街では先ず神社が新設されることはなかろうから.


第13番 大栗山 花蔵院 大日寺(おぐりざん けぞういん だいにちじ)

鮎喰川右岸に渡る

鮎喰川右岸に渡る

123号線を暫く行くと,鮎喰川に渡る橋があり,これを越える.写真は橋中央で下流を眺めた様子だが,流れの幅は広がり,速さは緩やかになった.

川の中にはコンクリート板が見えている.この川は暴れ川の吉野川に注ぐそうだが,鮎喰川自体も暴れ川なのであろうか.


セブンイレブンがありほっとする

セブンイレブンがありほっとする

お腹が空いていたが食堂やコンビニがなく困っていた.それが鮎喰川右岸に渡りしばし東進するとセブンイレブンがありほっとする.


おそば美味しかった

おそば美味しかった

ここでは質素ながら熱いかき揚げそばを温めてもらった.ちょっと残念なことに店内に喫食カウンターを備えず,また軒下のベンチもなく,駐車場脇段差部分に座って食べた.まあ修行の身としては十分であろう.美味しかった.


第13番 大日寺に到着

第13番 大日寺に到着

セブンイレブンからさらに少し東に行くと第13番 大日寺に到着した.山門手前の短い階段が公道に接している.お大師様の頃は細い通りであったが,1200年の時を経て当時予想だにせぬ通行量の多い車道になったということだろう.

山門はシンプルな平屋造りで,落ち着いた色合いに染まっている.山門をくぐると,左手に手水舎があり,先ずはここで清める.


第13番 大日寺本堂

第13番 大日寺本堂

本堂は手水舎と同じ左手で少し奥まったところに建てられている.こちらも山門のように比較的シンプルでモノトーンに近い落ち着いた色合いだ.

本尊は十一面観音だというが,その経緯については後述.

ここは比較的参拝者が多く見られ,お堂前の縁辺りで経本を広げた.


第13番 大日寺大師堂

第13番 大日寺大師堂

次いで大日寺大師堂に向く.大師堂は本堂と反対側,右手に建てられている.なかなかコンパクトな作りだ.ここも他の参拝者に混じって経を読む.読んでいる最中に直ぐ脇で鈴を鳴らされるとちょっとびっくりする.まあ鐘楼の大きな鐘が鳴る(稀にだが)よりは影響が少ないが.


第13番 大日寺には大きな神社

第13番 大日寺には大きな神社

第13番 大日寺の道路を挟んだお向かいには大きな神社が祀られている.一宮神社だそうだ.

一宮神社の本殿前には一対の大きなブロンズ神馬像が据えてある.

資料を紐解くと,元々一宮神社の境内には十一面観音を本尊とする一宮寺があり,江戸時代は四国霊場13番札所だったらしい.それが明治時代の神仏分離令で本尊十一面観音が上の大日寺に移され,本尊として納まったとのことだ.それまでは大日寺の名の如く,本尊は大日如来だったという.まあいろいろあるのですね~


名西(みょうざい)旅館花はすぐそこ

名西(みょうざい)旅館花はすぐそこ

さて写真道路左が大日寺の敷地,道路右が一宮神社だ.そして今夜泊まる名西(みょうざい)旅館花はここから目と鼻の先に位置している.ただここは旧館で,キッチンなど業務用に使われるも,客室はここから左手にある新館になるようだ.

そして新館に行き,ザックを置き,宿のご主人と,この日はもう少し先まで歩き,車でピックアップしてもらう計画について話し合う.そしてご主人の考えでは第16番 観音寺までに留めた方が良かろうとことでそれに従う.

なお谷道分岐点で別れたSさんはこの時点ではまだ到着していなかったが,着いたらその先まで行く(元々Sさんの案で,私が便乗した)計画で,第16番 観音寺で一緒にピックアップしてもらうことになりそうだ.何れにしても名西旅館のご主人は大変親切な方だ.


第14番 盛寿山 延命院 常楽寺(せいじゅざん えんめいいん じょうらくじ)

第14番 常楽寺への農道を行く

第14番 常楽寺への農道を行く

さて,名西旅館にザックを置くと歩くのは随分楽になる.そして地図を見ながら第14番 常楽寺への農道を行った.農道は殆ど車(人も)が通らず快適だ.


ド派手なデコトラ

ド派手なデコトラ

暫く行くと民家の前に停車中の極端に派手なデコトラに合い,度肝を抜かれる.パキスタンとかフィリピンのデコトラなど全く相手ではなかろう.それに昔の日本では結構流行ったが今時見かける機会は少ない.これで走れば誰しもが振り向くこと間違いなかろう.


第14番 常楽寺本堂

第14番 常楽寺本堂

さて常楽寺に到着した.普通の一重若しくは二重の屋根付き山門はなく,二本の石柱が立ち,それが山門なのであろう.ただ石柱であるので仁王様の姿は見当たらない.

そしてその石柱を過ぎ,手水場で手に水を注ぎ,本堂(庭木の陰)に向かう.本堂は一般的なデザインで,本尊は弥勒菩薩,弘法大師の開基ということだ.


第14番 常楽寺のガレ場的庭

第14番 常楽寺のガレ場的庭

第14番 常楽寺の庭は岩石が飛び出ており,所謂ガレ場的景観を呈している.とても珍しいと思われる.

本殿右手前が大師堂で,白い暖簾(垂れ幕)が架けられている.

どちらのお堂も参拝者はあまり居らず,ゆっくり経を唱えた.未だ間違いながらだが.


第15番 薬王山 金色院 國分寺(やくおうざん こんじきいん こくぶんじ)

八祖大師

八祖大師

第14番 常楽寺の参拝を済ませ,次の第15番 国分寺に向かった.とは言ってもJR中央線ではなく,農道である.

途中写真の八祖大師のお堂があった.こうしたお堂はいっぱいあるが,ここは赤い彩色が目立つ.

八祖とは弘法大師が開いた真言宗で崇拝される大師を含めた八人の祖師で,それで八祖と称されるようだ.


住宅街を進む

住宅街を進む

静かな道を進んだ.道標もしっかり設けられ安心して歩ける.この辺りは畑や田圃の真ん中で,農家が多いのではなかろうか.


第15番 国分寺山門に着く

第15番 国分寺山門に着く

山門はわりと一般的な一層構造である.右から左向きに書かれた薬王山も寺では一般的な書き方であろう.


鐘楼と修復工事中の本堂

鐘楼と修復工事中の本堂

左鐘楼は普通のタイプで,中央が2層屋根の珍しく華麗なデザインの本堂であるが,あいにく修復工事中でシートで覆われている.


工事中の第15番 国分寺仮本堂

工事中の第15番 国分寺仮本堂

工事中の本堂に代わって仮本堂が設けてあった.仮ではあるが賽銭箱,燭台や納め札入れ,といったものは抜かりなく用意されている.


第15番 国分寺大師堂

第15番 国分寺大師堂

大師堂は随分コンパクトなお堂で,5色の垂れ幕が架かっている.この色はチベット仏教のタルチョー(祈願旗)の色と同じかな?

仮本堂と大師堂を参拝し,納経所で朱印と墨書きを頂戴し,次の第16番 観音寺へと歩みを進めた.


第16番 光耀山 千手院 観音寺(こうようざん せんじゅいん かんのんじ)

第16番 観音寺へ向かう

第16番 観音寺へ向かう

さて第15番 国分寺お参りの後は16番 観音寺を目指した.大きな国道は通らずに,その脇の農道遍路道を辿ることができた.

徳島の農道はよく整備されており,遍路にはとても良い.なお農道なのでそれに沿って用水路や排水路がよく設けてある.


アイスのお接待を頂く

アイスのお接待を頂く

歩いていると,向こうから来る車が停まった.そしてすれ違うとき30代くらいと思しき女性ドライバーが,『お接待です,どうぞ』とアイスクリームを差し出してくれた.大分歩いた後のアイスは大変美味しかった.ありがとうございました.


第16番 観音寺山門に至る

第16番 観音寺山門に至る

アイスのお接待から間もなくして第16番 観音寺山門に至った.山門は車道のごく間近で,二階部分に張り出した回廊のある楼門形式だ.


第16番 観音寺大師堂

第16番 観音寺大師堂

山門を入ると直ぐ右手に大師堂が配されている.

ここには奉納された白い垂れ幕が架かっている.本堂の垂れ幕と同じであるようだ.


第16番 観音寺本堂と弘法大師像

第16番 観音寺本堂と弘法大師像

本堂は山門から同じ軸上に配置され,その間隔はごく短い.つまり本寺院の敷地面積はとても小ぢんまりしている.それだけ近隣の人には親しみ易い面もあろう.

本堂脇には青年弘法大師の石像が立てられている.

そしてさらにその左には納経所があり,ここで朱印と墨書きを頂戴した.そして名西旅館花のご主人に電話してピックアップをお願いした.するとSさんからも間もなくここ観音寺に到着予定との連絡があったそうで,Sさんが到着してから同時に乗せてもらうことにした.Sさんは別格霊場も巡るそうで,この日は離れた一寺院を迂回してくるため多少時間を要しているそうだ.


名西旅館花

名西旅館花に到着

名西旅館花に到着

花の小型バンで出迎えてもらい,花に到着した.ありがとうございました.花のご主人はとても親切で,雨ではないのであまり湿りは無いのだが,靴に古新聞を詰めて乾燥させたり,また杖の先を水洗いして下さる.

なお花新館は小振りな建物であるが,エレベータを装備しているのが売りの一つだ.2階の部屋なので大したことはない筈だが,やはりエレベータがあると,疲労しているためか楽したい気持ちが先立ち,乗り込んでしまう.


名西旅館花の客室

名西旅館花の客室

シングルの部屋はやや小振りで,遍路宿らしい雰囲気だ.バス,トイレは共用でエアコンやテレビは普通に備えられている.

部屋に上がり,着替えると,いつものように脱いだ衣類を持って軒下の洗濯機に入れ,それが済む頃に乾燥機に移し替えに行く.そして洗濯と乾燥の間はお風呂で,大体これがルーチンワークとして定着してきた.


名西旅館花の夕食

名西旅館花の夕食

一階のダイニングに降り,Sさんと対面し次の日の予定など話しながら,天ぷらにカンパチ,マグロ,イカのお刺身などいただいた.なかなか美味しい.


野菜とチキンの鍋もあり

野菜とチキンの鍋もあり

さらに野菜とチキンの鍋もあり,お腹いっぱいだ.ごちそうさまでした.

ところで足裏を見ると,一部赤くグニャグニャになりそうな雰囲気だ.旅館吉野で広めのテーピングテープまで送り返してしまい,適当なテープがなく,手持ちは細いバンドエイドだけだった.ここでSさんに,手持ちの応急セットに適当なものがあったら使って下さいと言われ,いろいろ見比べてみる.すると貼るだけ包帯という粘着テープがあり,これを頂戴した.このテープ(包帯)は貼るだけで通気性もあり,優れものだ.翌日徳島市の繁華街を通る時,開いていた薬局でこれ(非処方薬)が置いてあり,私も買い求めた.以後4,5日間貼ったが,少なくともマメの心配はなくなった.その代わり,いやそれとは別に肩の傷みが出て,これは最後まで,いや家に戻っても続いた.



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