このカシャパンパ村編では,2014/6/6(金)朝ヤマコラルのキャンプサイトを出発し,サンタクルス谷に沿い,花など眺めながらカシャパンパ村に下ってトレッキング終了.サポートスタッフの皆さんにお暇し,その後車で名峰サンタクルスを眺めたりしながら,ワラスに移動したときの写真を載せました.
この日はヤマコラル(14)からサンタクルス谷をカシャパンパ村(15)まで歩いてトレッキング終了.そして車で途中赤マーカーのサンタクルス山を眺めながら,サンタ川沿いの街道まで下り,南のワラスに行った.
別窓で大きなGoogleマップを開くヤマコラルはいい天気で明けた.ダイニングテントのテーブルには手前の皿の朝食が運ばれてきた.添乗Hさんと何方かが,お茶漬けや味噌汁を出してくれた.ゴミが出ないようにと,粉末タイプの『お~いお茶』も用意してくれた.このお茶はなかなか美味しい.
朝食後私たちは歩き始めた.まだ長い影が見えるので早い時間だったようだ.左側のダイニングテントはロバ方さんが畳んで,私たちのダッフルバッグなどと共に運んでくれる筈だ.
サンタクルス谷の川沿いのトレイルは所々石がゴロゴロしているが,緩やかな傾斜の楽な道だ.
上の小川はやはり山中なので所々は急峻な流れとなっている.滝となって落ちている箇所も見える.綺麗な流れだし,イワナとかヤマメといった魚が棲んでいてもおかしくないが,どうなんだろう?
ヤマコラルまではあまり目立たなかったが,この辺りから急にサボテン類が多く生えているようになった.
写真のように棒状のものや,球状タイプ,ウチワサボテンなどいろいろだ.
名前は不詳ながら日本の花屋さん辺りで見かける乾燥に強い(土に植える必要なし)植物だと思う.サボテンも乾燥に耐えるが,やはりこの辺りはあまり雨が降らないのであろうか.
サンタクルス谷の川沿いの樹木には宿り木のとり着いたものも多い.ランの仲間だそうで,結構大型だ.栄養分が取られるのか,宿られた側は枯れているものも見える.
大して美しいこともないが大型の花を付けたランも見えた.
暫く行った先で,私たちのロバ隊に追い抜かれた.ロバもあと少しでお役御免,リラックスできるであろう.
この辺はトレイルが狭くなり,ロバとすれ違うのに注意が要る.
向こうの方にサンタ川の大きな谷筋が見えてきた.あと少しで終点だな.
畑や農家が見える.カシャパンパ村のエリアに入ったようだ.
カシャパンパ村の駐車場に到着した.私たちのマイクロバスが既に待機してくれている.駐車場の脇の垂れ流しのホースで頭から水を掛けて洗った.天気がいいので冷たくならず,さっぱりした.
洗髪後,キッチンスタッフの皆さんが用意してくれた最後の昼食を頂戴した.どうもごちそうさまでした.
食事が終わり,キッチンスタッフ2人とロバ方さん2人は役目を終えたので引き上げることになった.私たちは握手を交わし,お礼を述べた.ありがとうございました,お陰で楽しいトレッキングでした.
下は,カシャパンパ村に下るときの写真
カシャパンパ村に下るまでのトレイルで見かけた花いろいろ.
カシャパンパ村からは車で下った.段々畑の緑や黄色が綺麗だ.向こうにチョコンとサンタクルス(Santa Cruz:6,241m)も見えてきた.
遠いがサンタクルス(Santa Cruz:6,241m)を望む場所で停車してくれた.名山の一つとして知られているそうだ.斜面のコブがなかなか個性的だ.見えるチャンスはこの時だけだったのだが,幸い晴れてくれて嬉しい.
山の斜面を巻きながらサンタ川の谷に向かうのであるが,未舗装の道はガードレールとかもあまりなく,トレッキングトレイルより余程スリリングだ.ここはドライバさんの腕に頼るしかなかろう.
サンタ川の谷の街道に出た.そしてワラスに向け南下を始めると,左手にワンドイ(Huandoy:6,360m)が綺麗に見えた.数日前ケウシュに向かうときはどうしても雲が取れなかったが,今回はクリアだ.見えているのは4峰中の主峰(左),西峰(中),南峰(右)かな?
ユンガイ辺りに来ると,ワスカラン(Huascaran:6,768m)横になった.こちらはやはり雲が架かったままだ.ペルー最高峰だけあって,なかなか全面クリアにはなりにくいようだ.
車はカルワス手前に来た.水と緑の木と山の風景が美しい.
カルワスの街に到着した.ここのホテルで預かってもらっていた荷物を受け取り,車に積み込んだ.
荷物を積むと車は一路ワラスに向かった.これで今日の主な行程は終えた.
ワラスではちょっと街を散歩し,ホテルで寛ぐ予定だ.街で撮った写真はワラスのページに載せる つもりだ.