アトランタ経由リマへfly to Lima via Atlanta

このアトランタ経由リマへ編では,2014/5/30(金)午後デルタ航空で成田から出て,アトランタを経由し,リマへ至るときの写真を載せました.


アトランタ経由のフライト

成田(A)からアトランタ(B)経由でリマ(1)に飛んだ.

成田からfly from Narita

佐原の水郷あやめ祭り

佐原の水郷あやめ祭り

2014/5/30(金)午後,京成で成田空港第一ターミナル北ウイングに到着し,ツアーの指定場所に行く,添乗Hさんよりeチケットなど受け取り,案内を聞く.今回集まったトレックメンバーは8人(f3,m5)だそうだ.皆さんどうぞよろしく.

デルタ航空カウンタにチェックインし,出国手続きに向かう.その手前で写真の地元千葉県佐原の水郷あやめ祭りのディスプレイに出合う.佐原はサハラ砂漠とは対照的に,水郷つまり水の豊かなところのようだ.でも面白いことに『砂原』と書かれることもあるそうで,サハラの漢字当て字のようで興味深い.


デルタ航空DL-296便はB747-400(B744)機

デルタ航空DL-296便はB747-400(B744)機

アトランタ行きデルタ航空DL-296便は,若干時刻が変更されたようだが,1年前やはりアトランタ経由でパタゴニアに行くときと同じ,また前月フランクフルトに向かったときのルフトハンザ機と同じB747-400(B744)だった.

ただ今回のB747-400の内装はリニューアルされ,新しいタッチパネル付きLCDモニターとなり,リモートコントロールボタンは照明ランプ用も含めて一切廃されていた.タッチパネルの感度は極めて良好で,LCDの画質は視野角,グラデーションなど素晴らしく良かった.前月のルフトハンザ機とは対照的だ.

WiFiも装備されているが,エコノミーキャビンでは事前登録を要し有料だそうで,WiFi機器持参の同行者感想はイマイチであった.なおLCD下にはイヤホンジャックと共に給電用USB口を備えている.


デルタ航空DL-296便一回目の食事

デルタ航空DL-296便一回目の食事

DL-296便は定刻の15:55頃に飛び立った.少しして夕食時間となり一回目の食事を出してくれた.写真を見るとローストビーフにパスタであったようだ.まあ一般的であろう.

なおデルタ航空は,ビールは有料,との記憶があるのだが,このDL-296便も次のリマ行きDL-151便もフリーであった.結構なことだ.


キャプテンフェリップス

キャプテンフェリップス

DL-296便は帰りよりは短いがそれでも12時間少しのフライト時間がある.映画を何本か見た.デルタ航空はフライトによっては有料のようであるが,このフライトと次のリマ行きDL-151便は,アルコール飲料同様フリーだ.

キャプテンフェリップス(Captain Phillips)は観た映画の一つ.船長リチャードフィリップスが記したソマリア海域人質事件のノンフィクションを元にしてあるそうだ.米国のコンテナ船がソマリア海域で武装した海賊に襲われ,船長(トムハンクス)が人質となる.船員の安全確保と引き換えに海賊の人質となった船長は海賊と共に救命艇で数日経過.そして海軍特殊部隊による救出作戦が描かれる.

小さなボートで大きな船舶を襲撃する様は,主にカネ目当て,昔ながらの海賊行為そのもので,実に執拗だ.やはり丸腰では安全確保が難しいであろうかと思わせる.


あと46分でアトランタ到着

あと46分でアトランタ到着

あと46分でアトランタ到着の表示が出ている.航跡を見るとアラスカ上空を通過している.昔の旅客機では航続距離が取れなかったので,きっとアンカレッジ辺りで給油が必要であったであろう.


到着前にもう一度食事

到着前にもう一度食事

DL-296便は到着前にもう一度食事を出してくれた.スナックを含め多分3回目だったように思う.

到着予定は15:23と,5分刻みでなく,1分刻みになっている.これは次のアトランタ発リマ行きDL-151便の出発予定17:34にも当てはまる.こうした1分単位のフライトプランはあまり見かけることはなかった気がする.四方八方に高密度で離着陸が繰り返されるアトランタも,5分単位では発着枠が不足になってきたのであろう.

アトランタ経由via Atlanta

アトランタ空港に到着

アトランタ空港に到着

DL-296便は概ね定刻の15:23アトランタ空港に到着した.トランジットなのだが,入国審査を受ける必要だあり,少し長い列に並ぶ.ESTAは2年間有効で,前年とったものがそのまま使える筈だ.


アトランタ17:34発リマ行きデルタ航空DL-151便

アトランタ17:34発リマ行きDL-151便

パスポートコントロールの後,アトランタ17:34発リマ行きデルタ航空DL-151便の搭乗口に行き,乗り込む.機材はB767-300(エコノミーキャビンは2-3-2のシート配列)だった.

乗り込むと程無く夕食を出してくれた.


ビールは2本まとめて出してくれた

ビールは2本まとめて出してくれた

飲み物は?と訊かれ『ビールを』,銘柄は?に対して『コロナ』,さらに一本か2本か?と言われ,一瞬驚いたがもち論『2本』と応じる.どうやら私に顔には2本と書いてあったようだ.


カリブ海を通過

カリブ海を通過

DL-151便はカリブ海を縦断し,南米大陸に入ってきた.既に3/4行程くらい過ぎたであろうか.

アトランタとリマは同じくらいの経度に位置しており,同じ時間帯に属しているのだが,アトランタは夏時間制を採っているため1時間先に進んでいる.


ビューティフルマインド(A Beautiful Mind)

ビューティフルマインド(A Beautiful Mind)

このフライトでも映画を楽しめた.ビューティフルマインド(A Beautiful Mind)はそんな中の一つ.

実在のジョンナッシュ(John Forbes Nash, Jr. 1928年~ )という数学者に関する映画である.氏は若い時ゲーム理論に関する論文を発表して注目される.しかし統合失調症を発症し,幻覚や幻聴で大変な生活に入る.映画では一般出版物に含まれるソ連の暗号解読に関わることになる.やがて病気は回復しないものの,ゲーム理論が経済学に応用されるようになり,1994年ノーベル経済学賞を受賞するに至る(写真はその授賞式でのスピーチ).ただゲーム理論の研究期間は短く,専門分野は,よく解らないが微分幾何学で,特にリーマン多様体の研究で多大な功績を残しているそうだ.現在も映画の最後のようにプリンストン大学で数学の研究を継続しているそうである.

リマへget to Lima

DL-151便は少し遅れてリマに到着

DL-151便は少し遅れてリマに到着

DL-151便は順調に飛び少し遅れてリマに到着した.ターンテーブルに来ると既に日が変わり,5/31(土)に入っていた.途中日付変更線を跨ぐし,時差が大きいので感覚が不確かだ.

荷物を受け取ると通関を済ませ(用紙を渡すだけ),徒歩で空港駐車場脇のCosta Del Sol Ramadaホテルに向かった.


リマのCosta Del Sol Ramadaホテルに落ち着く

Costa Del Sol Ramadaホテルに落ち着く

Costa Del Sol Ramadaホテルはリマ空港の目と鼻の先だ.徒歩1~2分で,リマ乗り継ぎ客などにはとても便利だ.

部屋に入り,一風呂浴びるとかなり遅い時間だったが,翌朝も早いのでとにかく眠りに就くことにしよう.


リマのCosta Del Sol Ramadaホテルからの眺め

ホテルからの眺め

Costa Del Sol Ramadaホテルからの眺めは駐車場で,味気ない.ただ大きなマチュピチュの看板は,ペルーの首都らしさを醸していようか.これから行くブランカ山群の看板は....見当たらない.まあマチュピチュと比べればぐ~っと知名度は下がるであろうが.


5/31(土)朝が明け,Costa Del Sol Ramadaホテルレストランで朝食

5/31(土),リマのホテルで朝食

5/31(土),リマのホテルで朝が明けた.ホテルレストランで朝食を頂く.朝食に関しては世界のホテルで見て,スタンダードな内容であったと思う.


リマCosta Del Sol Ramadaホテルをチェックアウト

リマのホテルをチェックアウト

朝食後私たちはCosta Del Sol Ramadaホテルをチェックアウトし,小型バスで北へと向かう.

空港ホテルなので朝から客が行ったり来たりと忙しいホテルだ.ただ騒音を感じることはさほどなかった.防音がしっかりしているためか....



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