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このカトマンドゥへ編では2011年8月～9月ネパールヒマラヤのロアードルパのトレッキングで，先ずカトマンドゥへ行くときの写真とキャプションを載せました．
今回のロアードルパトレッキングはH旅行社さんのサイトで同行者募集案内を見かけ，それに乗っかったことで実現した．ドルパ地方のトレッキングは河口慧海師の足跡（主にアッパードルパだが）や昨年マナスルで一緒になった仏Dqさんのお話から行きたいな～と思っていたところだった．
成田発10:45キャセイ航空CX-501便という早い便のため渋谷から8月17日早朝の成田エクスプレス（NEX）に乗り込んだ．車内の案内表示を見るとこの列車は，しばしば訪れることのある高尾発のようだ．JRは料金が高いし，渋谷では出発ホームまで遠いのが少し難点だが，まあ便利だと思う．東京駅に着くと，横須賀線方面から来た車両と連結し，12両編成で再スタートした．連結時は”ガッチャン”とか期待したが，殆ど判らない程度だった．流石最新技術だ．
東京駅を過ぎた辺り，左の車窓を眺めると東京スカイツリーが見えた．殆ど天辺まで出来上がっているように見えた．最近被災の東北地方を除いて，全面的にデジタル放送に移行したが，特段の問題点があるように言われていないし．．．．．どうして首都圏にさらに新たな放送塔が要るのだろう？
空港に着き，前日預けた運送会社カウンタでバッグを受け取り，キャセイのカウンタでチェックイン．出国手続きを済ませB777-300機CX-501便に乗り込む．山岳レスキュー隊員となった女性のストーリー『岳』といった映画など眺めて過ごす．
ほぼ定刻に香港着．ただここからダッカ経由カトマンドゥ行きドラゴン航空KA-128便は夕方発でかなり長い待ち時間がある．でも待つ以外手はないのだ．香港国際空港（チェクラップコク国際空港）は昔の啓徳空港に比べてかなり広い．そして迫るほどではないが近くに山が見えて，高層住宅が林立している．やはり香港の伝統的眺めは継承していると思う．
ドラゴン航空のゲート前では，バングラデシュでの写真撮影に向かう男性と，同国でアパレル関連商品買い付けに出かけるという女性と暫し話を交わす．色々興味深い話もあり，そのうちバングラデシュに行ってみたい気もしてくる．
さてドラゴン航空A330機は１時間ほど遅れて出た．機内映画はやはり非オンデマンドで，米サーカス団に加わって廻るストーリー（タイトル不明）など断片的に眺めて過ごし，やがてダッカに到着．
ダッカで降り／乗りが済む，機内に爆弾が残されていないかなど長い検査の末，カトマンドゥに向けて離陸，１時間ほど経て11時半頃到着した．定刻より１時間ほど遅れた．ただ秋のハイシーズンと比べて降りる客は少なく，混雑はない．入国審査を済ませ，荷物を持って表に出るとH旅行社のVさんが待っていてくれた．ありがとう．
荷物を同社ワゴン車に積み，H社オフィス（兼社長宅）に向かった．「今年は雨が多い」と言われた通り，あちこち水溜りができた道路を走り，程なく到着．P社長と契約書を交わし，トレッキングパーミット申請の写真数枚を渡し，代金を支払った．さて，これでトレッキングが開始できる．
その後，タメルのチベットゲストハウスという安宿（写真）まで車用ワゴン車で送ってもらう．フロントで「今夜は特別いい部屋ですが，明日は他の部屋に移ってもらうかも知れません」と勿体ぶって告げられ，部屋に入る．確かに冷蔵庫が付いていたりするので特別いい部屋なのかな～？とにかくこの日は遅くなってしまった．お休みなさ～い．
チベットゲストハウスは建て増しや別棟などで拡張を続けている．入り口右脇にあったサイバースペースは反対側に移動し，元の場所はカフェに改造され，専用入り口も新設されていた．8月18日朝になって改めて眺めると，写真の前庭も飾り付けが変化しているようだった．増改築のお陰で廊下に妙な段差が在ったりしてつまずきそうな場所もあった．でもこの宿は総じてコストパーフォーマンスに優れていると思う（時々態度が悪いときがあるが）
この日はH社社長Pさんが夕食に招待してくれるそうで，前夜伺った社長宅に伺った．今回のトレッキングで同行者を募ったTさん，そして応募したJさん，Aさん，それに私の４人が集まり，ビールやシェルパ料理などを美味しく戴いた．皆さんよろしくお願いいたします．
なお今回はガイドDさん，シェフGさん，キッチンボーイTさん，Uさんが担当してくれるそうで，既にバス（20時間掛かるが航路より安いそうだ）でネパールガンジに向かったということだ．またトレック開始点ジュファールでさらにもう１人キッチンボーイRさんと，馬と馬方二人が合流するそうである．よろしく願います．
