このカトヴィッツェ編では,2014/4/18オシフィエンチムからカトヴィッツェに行くときの風景,明くる日朝カトヴィッツェでの写真を載せました.
ポーランドのカトヴィッツェはマーカー13の辺りに位置している.チェコに近い.
人口32万人の工業都市で,県都.炭田があり,他に亜鉛,鉛なども採掘されるという.
別窓で大きなGoogleマップを開くアウシュヴィッツ強制収容所を見せてもらったあと,私たちのバスはオシフィエンチムを離れ,カトヴィッツェ(Katowice)へと向かった.カトヴィッツェは特段観光に訪れると云う訳ではなく,単に宿泊のための中継地として行くことになっている.
オシフィエンチムを出て少しして高速道路に入った.バスの速度は速い,そう長くは走らないうちにカトヴィッツェのエリアに入ってきた.ここは少し郊外の集合住宅の多いエリアのようで,日本とかとあまり変わらない光景が目に入る.やはり旅行には中世っぽい景観が望ましいのだが....勝手なものだ.
少ししてバスはカトヴィッツェノボテルツェントラムに到着した.チェックインを済ませ,カギを貰って部屋に入る.まあ,普通のホテルであろう.昨今珍しくなったCRTのテレビが存在感を醸していた.ただ念のため言い添えれば,WiFiのネット環境はちゃんと整っていたと思う.ネットに関しては今回のバルト沿岸諸国は他国よりいいのではなかろうか,速度とか,使い勝手とか....いや,そもそも他国では設備されていない場合が結構多いので.
そのCRTテレビは韓国の船舶沈没事故救助がなかなか進まないことなど,この日も報じていた.
午後6時を回ったが窓の外を眺めるとまだ結構明るい.まあ6時の明るさであれば東京と同じくらいであろうか.
下は,カトヴィッツェへ行くときの写真
カトヴィッツェで目が覚めた.窓を見ると好天のようだ.ポーランドに入ってからは概ねいいようだ.地理的な差か,或いは季節的推移か.
工場らしき建物や現代建築が多いのだが,ゴシック様式の尖塔,2つの十字架の白いファサード,十字架を載せるレンガ屋根...など,やはりそれなりにキリスト教会は建てられている.
この大きなレンガ造りの建物は何であろう?周囲は最近の集合住宅風建物の多い辺りだ....といろいろ詮索してみるが見当がつかない.
階下に降り,庭に出て宿泊のノボテルツェントラムを見上げたらこんな風だった.
自分で装ってきたのだが,いっぱい盛られている.レタスの下にはきっとベーコンやチーズが隠れていると思う.ロールパンはポーランド名物の黒ではなく無難な普通のタイプになっている.朝食に関してはワタクシ的にはどこも無難で美味しかった.
と云うことで,カトヴィッツェは観光した訳でも何でもないのだが,一応一宿一飯の恩義(?)で写真を載せて,旅の想い出の1駒とした.