資料References

今回の印象で特に強かったこと

アルメニア（アルメニア正教）とグルジア（グルジア正教）の人々の信仰心の篤さ．二国ともにソ連時代に宗教施設が破壊され，活動が制限され，その反動であろうか？
逆にアゼルバイジャンは少なくとも外面的には宗教色が希薄で，イスラム国らしくないこと．
三国ともにゴミが道路や野に散乱し，川に溢れていること．
アルメニアからグルジア側に国境を越えると，革命的に土地の様相と住宅が変化すること．アゼルバイジャンに入ると車や建物が新しくなること．皆小さな国であるが，アルメニア正教，グルジア正教，イスラムと宗教が異なるだけでなく，経済力もかなり違うようであること．
天気がイマイチでアララト山が見えず，コーカサス山脈も近くに行ったときに見えなかったのは残念だった．
三国のどこでもバイクや自転車を見かけなかったこと．

などだった．宗教に知見があればもっと解ったであろうが，無いなりにも興味深かったと思う．

アルメニア共和国Republic of Armenia

外務省/アルメニア共和国情報：アルメニアのページ
在日アルメニア共和国大使館は設置されていない（2007/3現在）
通貨：ドラム（Dram）US$１＝354ドラム（今回旅行時）
電源：電圧220V，電源プラグタイプ：宿泊したホテルはC（Continental/丸2ピン）型
面積：3万km2弱で日本のほぼ13分の1．旧ソ連邦の中で最小．
人口：約321万人（横浜市よりいくらか少ない）／アルメニア人（93.3％），他はアゼルバイジャン人，クルド人，ロシア人
言語：アルメニア語（公用語，独自の文字を持つ）
宗教：キリスト教，イスラム教
日本との時差：－5時間（対日本）／＋4時間（対GMT），サマータイムあり（*註）
国旗：赤は独立の闘争で流された尊い血の犠牲を，青は豊かな国土と大空を，オレンジは国民の団結と勇気を象徴するそうです．
アルメニアの世界遺産（今回見たところだけ）
エチミアツィンの大聖堂と教会群およびズヴァルトゥノツの古代遺跡（Cathedral and Churches of Echmiatsin and the Archaeological Site of Zvartnots）2000年登録文化遺産
ハフバットとサナヒンの修道院（The Monasteries of Haghpat and Sanahin）1996年登録文化遺産

外務省/アゼルバイジャン共和国情報：アゼルバイジャンのページ
在日アゼルバイジャン共和国大使館：〒152-0021 東京都目黒区東が丘 1 丁目 19-15，Tel.（03）5486-4744
通貨：マナト（Manat）US$１＝0.9マナト（今回旅行時，旧マナトはUS$１＝4347オールドマナト）
電源：電圧220V，電源プラグタイプ：宿泊したホテルはC（Continental/丸2ピン）型
面積：約86,600km2で我が国の約4分の1，北海道よりやや大きい
人口：約840万人／アゼルバイジャン人（90％），他はロシア人，アルメニア人
言語：アゼルバイジャン語（公用語）
宗教：イスラム教シーア派が優勢
日本との時差：－5時間（対日本）／＋4時間（対GMT），サマータイムあり（*註）
国旗：青色は深く澄みわたる空とカスピ海，赤色は独立の決意を，緑色はカフカス山脈の森林と実り豊かな農業，中央の三日月と星はイスラム教国であることを表しているそうです．
アゼルバイジャンの世界遺産（今回見たところだけ）
城壁都市バクー，シルヴァンシャー宮殿，及び乙女の塔（Walled City of Baku with the Shirvanshah’s Palace and Maiden Tower）2000年登録文化遺産

グルジアではさらにこの１時間遅れになります．

おしまいまで見て頂きありがとうございました．