この戻りジョムソンへ編では,2017年5月27日午後,4WDに乗りチュクサン村を離れ,カグベニへ行きトレックパーミットに関する届け出をし(スタッフが),ジョムソンへ走り,ジョムソンの宿に入りシャワーを浴び,食事し,そしてスタッフの皆さんのお別れパーティをしたときの写真を載せました.
さて楽しかったトレッキンが完了し,チュクサン案内マップ前で3台の4WDタクシー(インド製)に分乗した.この案内マップは一見解りやすいようだが,致命的な欠陥がある.北が真上を向いていないのだ.今更そんなことここで言っても何にもならないのだが....
4WDはカリガンダキ沿いの車道を下った.一部カリガンダキの少し上部を通るところもある.未舗装の道であるのでかなり揺れるがまあこんなもんであろう.もちろん歩くより圧倒的に速いし.
チュクサンから一旦カグベニ上方の通りにきたようで,(多分)カグベニを上から俯瞰しているのではないか.こうして改めて上から見ると,周囲が茶色一色なのに,集落だけがきれいな緑を育てている様子がよく判る.大したもんだ.
ここはカグベニのカグチョデチュプテンゴンパで建設中の新館が見える場所だ.その先に往きで寄ってパーミットを得たカグベニのチェックポストが在るが,ムスタンを出るときにもまた届け出が必要らしい.そこでサーダーとシェルパの代表が出向くのだが,書類に不備があるとか足りないとかで大分時間が架かっている.
4WDタクシードライバはイライラし,出かけたサーダーとシェルパに電話したいのだが,番号が分からない....私達も知ってない.....Iさんたちは既に別の車輌でジョムソンに行っているし....とあって,ようやく戻ってきて,エンジンを始動した.
4WDタクシードライバの話では,車は新ゴンパのある旧ジョムソンまでしか行けないという.(なおショップやロッジが多く,空港もある辺りは新ジョムソンだという.ややこしい.)
そこで新ゴンパ前で車を降り,荷物を下ろす.荷物はまとめてスタッフの皆さんがホテルまで運んでくれるそうでありがたい.
ということで私たちはカリガンダキの橋を越えて右岸のジョムソン街道に出て,これを南下した.
こうして眺めてみると,ちょっと寂れているがなかなか趣きある街並みだ.
例の丸太を大量に載せた屋根,牛が歩く石畳....時代劇のセットのようでもある.
そのうちジョムソンの宿に到着した.Hotel Om's Homeの看板を掲げている.ガイドJさんの話ではジョムソンで2番めのロッジということだ.
チェックインし,キーをもらって2階の部屋に入った.先ずはお湯の出具合を確認すると,ちゃんと熱いのが出る.ということで早速シャワーを浴びた.あ~さっぱりした.
Hotel Om's Homeの窓から外を眺めてみた.立派な民家の背後に建設中ホテルのようなものが見えている.旅行者増加を見込んで建設するのであろうか.
ジョムソンはほぼ暮れて,ニルギリにはまだ僅かに陽が残っていた.ちょうど雲がなくなりきれいに見えた.
このころ脇のレストランで食事と,ビールを頂いたのだが写真がなく,何を食べたか思い出せない.ビールは多分エベレストビールだったか.
これまでお世話になったスタッフの皆さんのお別れパーティが開かれた.
改めて役割とお名前が紹介され,添乗Iさんから心づけが渡された.
この写真はキッチンスタッフの皆さんだが,他にシェルパ,ポーター,馬方.....大勢おられる.
アルコールもあり,そのうちレッサムフィリリの歌声や楽器演奏,ダンスも始まってホテルのホールは賑やかになった.
どうもありがとうございました.また次の機会もよろしく願います.