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クルナKhulna

このクルナ編では,2019年11月11日午後,ラロン聖者廟からクルナへと行くとき,そしてクルナで一泊し,翌11月12日クルナの朝を迎えたときの写真を載せました.

クルナ付近のGoogleマップ(静止マップ)map around Khulna

クルナ付近のマップ(Googleマップのスクリーンショット)

クルナはマーカー11に位置している.

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クルナに行くgo to Khulna

なぎ倒された稲

なぎ倒された稲

ラロン聖者廟から大分南下した.南に下った分サイクロングルグルの影響がやはり大きかったようで,田んぼの稲がなぎ倒されている.お気の毒だ.

多分収穫は見込めず,次作の種子も確保できないかも知れない.こうした場合過日見せてもらったタンガイルの種子バンクが手を差し伸べてくれる可能性があるのだろう.


給油所で休憩

給油所で休憩

給油かお手洗いのため給油所で休憩した.燃料の値段を観るとディーゼル油は55.25タカ/l,ガソリンは86.3タカ/l,同ハイオクは89.30タカ/lと出ていたので日本より安そうだ.ただ写真のオート三輪に使うCNGは見落としてしまった.以前ガソリンの1/2.5~1/3と聞いているので,安いのだと思われるが.


電動オートリキシャ

電動オートリキシャ

この辺りはダッカの条例のような制限がないので人力リキシャは少なく,多くは写真のような電動オートリキシャになっているようだ.楽に大負荷で走れるのでいいと思う.


電動オートリキシャはフル電力

電動オートリキシャはフル電力

電動オートリキシャの動力部を覗いてみた.自転車のペダルとスプロケットは残っているが,チェーンは備えていない.つまり電動アシストではなく,100%電動である.

荷台の下に大きなモーター(多分DCサーボか)と鉛蓄電池を積んでいる.電池は充電に時間がかかるので,交換するのであろうか,ちゃんと訊いておけば良かった.

ところで乗用車が少ないのは以前述べたが,200%という高い物品税が課せられるのが一つの理由であるようだ.一般の消費税は5%というから,桁外れの高税率だ.これだと並の小型車でも1000万円クラスになる.

またアルコール類も200%だという.でもイスラム国であるに拘らずお金を払えば飲めるというのは寛容な治世形態ではなかろうか.イスラム法違反の罰金の前払いといった性格だそうである.異教徒の私達にも適用され,ガイドSさんが何処からかビールを仕入れ,冷やして毎晩10ドル(2缶)で提供してくれるのだ.シュクラン!


少し夕焼け

少し夕焼け

長い時間南下を続け,大分暗くなりそしてバナナ畑の向こうに少し夕焼けが見えた.明日は晴れるかな~

バナナはレンガ工場同様どこでも見る.どこでもできる果実なのであろう.でも日本ではバングラ産見ないですね.もっと遠い南米産もあるのに.....でもやはり遠過ぎるし,港湾整備も不十分だからでしょうか.


そしてクルナの町に到着した

そしてクルナの町に到着した

そして大分遅くなってクルナの町に到着した.ドライバさんご苦労さまでした.

クルナは人口66万人でバングラデシュ第三の都市という. 明日遊覧予定のルプシャ川(Rupsha River)と,これに合流するバイロブ川(Bailob River)の近くに位置している.


クルナで一泊stay overnight in Khulna

City innにチェックイン

City innにチェックイン

私達はCity innにチェックインした.当初予定では一晩の予定だったが,サイクロンのダメージでシュンドルボン国立公園に入れないので,とりあえずここで二夜連続宿泊することになった.


City innの部屋

City innの部屋

キーを受け取り部屋に入った.まあ普通の部屋であろうが,ちょっと驚いたことにバスタブが備えられていた.そして熱いお湯が出てありがたい.


フルーツバスケットも

フルーツバスケットも

リンゴにみかん,クラッカーに味付けミックスナッツだったか置いてくれてました.

クラッカーのLEXUSはトヨタの高級車と同じですね.期待して食べてみましたが「高級」というより「大衆」の形容詞が似合いそうでした.


クルナの朝in the morning in Khulna

ホテルから眺めたクルナ西側

ホテルから眺めたクルナ西側

さて11/11朝になった.ホテル8階から西側を望むといい天気だ.西側はあまり高い建物はなく,10階建て以下が多いようだ.結構びっしり建て込んではいるが,ヤシの木など緑が多いのが素敵だ.


見出ホテルから眺めたクルナ東側

ホテルから眺めたクルナ東側

東側を覗いてみると,高層棟も見えるが多くは西と同じように中層以下の建築が主で,また緑豊かだ.

ただし窓を開けるとオートリキシャなどの発する警笛はどこでもうるさく響き渡ってくるのは難点だ.


City innの廊下

City innの廊下

廊下を歩きエレベータを探す.ホテルで働いている人はあまり見かけないが,多分女性は全くいないのだと思われる.でも私達の警護に就いていた婦人警官が居られたように,近年女性の社会進出が推し進められているそうだから近いうちにメイドさんも現れるでしょう.


二階のレストランに降りる

二階のレストランに降りる

エレベータは二階に降りた.朝はバフェスタイルのきれいなレストランで,お皿を手にフードデッシュを順次眺め,味を想像し,装う.さて何を入れたかな~多分フルーツは豊富だったかな~


座って平らげる

座って平らげる

レストランは適度に空いており,窓の見えるテーブルに座って,そして平らげた.

ホテルの部屋にいては,「来るな」と言われながらも来てしまった「クルナ」の様子が分からない.表に出て眺めてみよう.


ホテル玄関は武装警官がずらり

ホテル玄関は武装警官がずらり

ということでホテル前に出てみる.ホテル玄関は武装警官がずらり揃っている.警官が写っていたら大変になる国もある,いやそれが普通かな.でもここのお巡りさんは友好的でどうぞどうぞといった感じでOKだ.


クルナのホテル前の通り

ホテル前の通り

ホテル前は広い通りで,行き交うのはオートリキシャや三輪車が多い.両側には雑貨屋さんなど比較的小さなショップがあり,壊れながらも歩道があり,街灯も備えている.それに並木の街路樹がなかなか素晴らしい.

電柱には縦方向に3本の送電線(多分三相交流)が架けられているのが面白い.日本で見るのは大体横に並列並べてあるので,縦並びが面白く感じられる.(2系統送電では縦並びの2列かも知れないですが)


クルナのニワトリ屋さん

ニワトリ屋さん

リキシャの荷台には活きたニワトリが積まれている.食用として走りながら販売するのか,それともバザールに行き,そこで販売するのか.....その時,リキシャを停車するだけでケージは降ろさず,直ちに営業を始められるのがいいですね.


果物屋さん

果物屋さん

バングラデシュは果物の産地なので,果物屋さんも多い.美味しそうですね.